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芸術の秋なようで、あちこちで面白そうな企画展や公演が行われています。
で、ふと数えてみたら、先月の終わり頃から6-7本の芝居に行っていました。自分でもちょっと驚きました(笑)


特に今回は叔父と公演に行くことが多かったです。叔父はちゃんと社会人ですが、演劇人(観劇人でなく)です。
開場時間に行きたがる私(迷惑)と、開演時間に行きたがる叔父(もっと迷惑)で息はバッチリでした^^

ついでによく飲みよく話し、今までの22年間よりも、この一月で叔父のことをたくさん知った気がします。
まあ、悪行の数々なんですが・・・・
改めて考えてみると、叔父が演劇をやっているのを知ったのは、私が大学で演劇サークルに入ってからでした。
一緒に暮らしていた時期もあり、なんでも知っている家族だと思っていたけれど知らないこともたくさんありました。でもそれは、私がそれを話してもらえるくらいには大人になったということかなとも思います。お酒を酌み交わして話せるようになったのも最近ですしね。
でもその内容が「え?!この人、学生の時、こんなしょうもないことしてたの???」とか、「社会人になっても・・・・」とか、そんなのばかりで、バッチリ『駄目な大人』認定をしておきました(笑)
社会人をやりながら好きなことをやれて、ちゃんと家族もいて、本当に凄いとも思いますけどね。


さてそんな叔父と観に行ったものの中に、枕草子を題材としたリーディングがありました。
テンポよく、わかりやすく、とても楽しかったです。
「あ、これ去年の中古文学史でやったな」とか、「これはあの説だな」とか思わなくもなかったですけど^^
日本文学を学んでから、こういう場で純粋に楽しめる部分が少し減った気がします。勉強している証なんでしょうけど。
特に今回は、役者さんが枕草子と向き合う姿に、それを強く感じました。
原文を所々読むんですが、ちょっとアブナイ(笑)
絶対ここじゃ切れない、という所で言葉がブツブツ切れてる・・・
でも、枕草子を理解しよう、それを自分の言葉と体で伝えよう、という姿が印象的でした。こういう姿に素直に共感できるのは、古典を学んでいない人の強みかなと思いました。


・・・・こんなこと書いてい良いのかな。
それでもやっぱり、私は日本文学を学んできて良かったと思いますけどね。
と、つけくわえ。



2008,09,18, Thu 17:44
大学生活::映画・舞台鑑賞 】 comments (x) trackback (x)

先日、私の高校のときの、3年間英語を教わった先生の結婚披露宴に出席しました。
出席と言っても本人から招待されたわけではなく、サプライズゲストとして、先生を驚かす&喜ばすために行ってきました。

先生は、27歳の若くて白くてかわいらしい女性の方です。
まじめでわかりやすい授業な上、廊下で話しかけてくれたり、授業に入る前に必ずおもしろい小話をはさんだりしてくれたり…
さらに、3年間クラスの英語を担当してくれて、わたしたちのお姉さん的な存在でした。

私たちが高校を卒業する際には、3年間お世話になった担任の先生に加え、その英語の先生にも感謝の気持ちをこめてプレゼントを渡しました。
そして、その先生が私たちに「夢」を話してくれました。

先生には、「留学」という夢があります。
その留学のためには、(現実的ですが、)英語力とお金が必要でした。
私たちに3年間英語を教えながら、自分で英語の勉強を深め、お金を貯めていたそうです。
私たちが卒業したら、春から単身で留学に行くそうです。
「夢」をかなえるそうです。
そんでもって、留学から帰ってきたら、結婚するそうです。

私はこの話しを聞いたとき、驚きとともに、すごく感動、そして尊敬しました!
私たち40人の生徒の前で、恥ずかしがることなく、惜しみなく、「夢」を話してくれた先生に、です。
クラスのみんなは忘れている小さなことかもしれないけど、わたしはずっとこの日のことを忘れません。
人生で一番、染みこんできた、贈る言葉。

そんな、私にとって深いエピソードのある先生の、結婚披露宴でした。
おめでとうございます。

私たちに話してくれた先生の「夢」は全てかなったわけですが、またきっと新しい「夢」に向かって歩き始めたはずです。

2008,09,17, Wed 23:24
日常生活::高校時代 】 comments (x) trackback (x)

彼が家に来たのは真夏のある日のことだった。
Nice to meet you
ブロンドの髪に、空の色の映る水面のような瞳
北欧の方からやってきた彼と過した二週間のお話。

朝。起きてくると同時に握手で
Good morning!!
さわやかな顔した彼の握力は半端じゃなかった。
私も負けじと握り返す。握力測定を思わせるほど力強い握手。

朝食を食べる。
彼はパンとベーコンと卵とサラダにヨーグルトとジュース。
私はご飯に味噌汁に目玉焼きにサラダ。
違うものを食べながら、チラチラと見ていたら。
あ。(-▽-;)目が合っちゃった。
と、とたんに流暢な英語で話しかけられる。彼の母国語は英語じゃないのにペラペラ。言っていることは解かるんだ。部分部分の単語を聞き取って、うんうんと頷いたりイエス・ノーで答えることは出来た。でもね。
最後にハテナで終わる文章。イエス・ノーではない答を求められて、私はとっさに何も言葉の出てこない自分を発見したわけ。まるで、家のペットの犬が何かを問いかけられて答える言葉も持たずにきょとん。とする瞬間みたいな顔をしてたんじゃないかと思う。

察して下され。私は日文科の人間で、断じて英文科じゃない。受けてきた教育は、受験対策文法と長文読解オンリー。因みに英語は中学の頃から苦手科目ナンバーワンの座を数学と競っていたのでございます。

そんな私に、おかまいなし。ペラペラ続く英語(。。)汗
私の頭、まっしろ。

英語、英語・・・。ええっとBe動詞と一般動詞と三人称単数が・・・
思い出す断片は、断片でしかない。大学に入って一年目に基礎英語の必修授業受けて以来、苦手だからと英語の授業を避けてしまった私は2年近く英語を見てない。絶対絶命?!ああ。こんなことなら、英語勉強しときゃ良かった。とか。グルグルと考えていたら朝食修了。ほっと一息ついた瞬間に彼はさっと立ち上がる。

まだ何かあると?

何処行くのかと思ったら、向かった先はキッチン。流しの前に立っていきなり皿洗いのお手伝い始めちゃった。慌てて、私も彼の隣でお皿の片付けのお手伝い。彼が食器棚にお皿を戻す時に、いつもと違う場所に戻しちゃったりするんだけど、英語で場所が違うと説明できる自信のない私は笑顔でThank you!

しかし!!
手ごわかったのは、英語だけじゃなかった。

夜。
Good night!!
その挨拶とともにガシッとハグ。慣れない習慣に私、硬直。
ぶ・・・文化の違いってこういうことか。

朝は力強い握手にはじまり夜は熱い抱擁に終わる。そんな彼との生活は始まったばかりだった。

ようやく私が握手とハグの挨拶にも慣れ始めた頃、彼と私と両親と旅行に行った。
相変わらず私の英語は進歩せず、頑張って、必死の思いでたどたどしい英語の文章を、たどたどしく発音したら、彼に「?」って顔をされてからは、仕方ないから日常英会話って書いてあった本を買って、それを片手に私の言いたいことに近いものを指差して、彼も、その中から答えを探して指差して。ちょっと通じるようになった。肩を組んで撮る写真にも慣れたし、良い感じに異文化交流できていると思っていたら。

再び、文化の違い出現。

私が重い荷物を持っていたら、彼がさりげなく持って行ってくれた。車に乗ろうとしたら、さりげなくドアを開けてくれた。ホテルで食事をするとき、椅子を引いてくれた。等々。要するに、彼はレディーファーストの国からやってきたわけで。嫌味な感じをさせることなく、それらをやってのけてしまったんです。

掃除や皿洗いの家事はやってくれて、とことんレディーファースト。そんな彼の話をしたら「理想的じゃない?!」と友達には言われたけど、理想的ばかりとは思えなかった。確かに家事の面では理想的かもしれないけれど「レディーファースト」らしい扱いをされたときに、何処となく気恥ずかしさというか、居心地の悪さを感じてしまったんですよ。やっぱり慣れていないの。文化の違いって難しいね。

さてと。これだけ長く書いておいて、結局何が言いたいかというと。
「英語は勉強しておいたほうが良い」
ってコト。
高校生の頃は英文科に行くわけじゃないから、英語はいいや。と思っていた自分がいたし、大学に入っても「英文科じゃないんだし」を逃げ言葉にしていた。でも、良く考えてみたら、外国から来た方にとって私が日文科で学んでいる内容は、スゴク魅力的で聞きたい内容なのではないか。という点に気付いたんです。例えば『源氏物語』ならば、千年も昔に女性が書いた文学が残っているんだ。とか、あらすじまで話せたらもっと楽しい。
今回、彼と英語で話せなくて、私は悔しかった。日本文学科で、せっかく日本文化や日本文学について勉強しているのに『源氏物語』のことも『万葉集』や『古事記』のことも、何一つ英語で上手く説明できない自分がもどかしかった。
高校生の頃に学んでいた英語が言葉であり、人に物事を伝えられるものだということを私は改めて知ったのです。高校の時の英語文法がどんなに重要な勉強だったことか。今まで、英語を真面目に勉強してこなかった自分を恨みつつ、毎日単語を10個覚えようと決心しました。最初の一歩が多すぎると長続きしないじゃない。だから、ちょっとだけ。10個。コツコツ地味な努力だけど、頑張ろうと思います。

レディーファーストの国からこんにちは。彼が来て、彼と出会って。
―苦手な、大嫌いな英語を、初めて自分から勉強しようと決心した今年の夏―


2008,09,16, Tue 03:17
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ともよちゃんの記事の後に言いづらいのですが。
十五夜といえば、団子・饅頭・梨・りんごなどなどが食べられる日。
…と、小学生時代は認識していたむとうです。
というか今も、お月見と聞くと月より先に団子を思い出すんですけども。
色気より食い気!色気より食い気!!

……とか、言いつつも。

いいなぁ。
私も恋をしたい。

と思ってしまう、今日この頃。
何でだろう。卒論でやってる『讃岐典侍日記』があまりにも甘いからなのか。(堀河天皇なら「月より君のほうがきれいだよ」って本当に言ってたかもしれない)
久しぶりに会った友達から、彼氏への不満をこぼされてたハズなのに途中で「あれ?なんかノロケ入ってきてない?」と思ってしまったからなのか。

でも、私はともよちゃんと違って、キザなセリフを言われるよりも
「月きれいだね」「そうだね」
とか、そういう普通の他愛ない会話をしたり、特に会話せず二人でぼーっと月見てるだけとか、そういうのがいいな。

まあ残念ながら全て妄想に過ぎないので、実際そういう場面になったら結構コロッといっちゃうのかもしれないけど(笑)

「I love you」を「月がきれいですね」って訳したのは誰だったっけ。


さてさて、実は私も帰省したりしていたので、ちこちゃんの記事に対抗して高崎駅を激写して来ました!!


確か高崎駅ってハチクロの漫画で出てきてたんですよね。竹本くんの実家の話辺りで。興味のある人はぜひ探してみて下さい↑

高崎といったらだるま。「縁起だるまの少林山」。だるま弁当なんて駅弁も売ってますよ↑

新幹線のりばに一列に並べられただるま達。この色、この並び…まるでイタリア国旗じゃないか、と通るたびに思っている私です↑


ホームで見つけた看板。群馬といったらこんにゃく、そして「ねぎとこんにゃく下仁田名産」↑

あ、ちなみに「縁起だるまの~」とか「ねぎとこんにゃく~」というのは群馬の子供なら一度は必ずやらされるといって過言でない「上毛かるた」です。成長しても暗唱できる人が多いほど浸透しているで、これを暗記すればきっと群馬県民と仲良くなれますよ。

それにしても、高崎駅はだるまだらけだということに改めて気づきました。
探せばもっといるので、是非皆さんも高崎駅で探してみて下さい。

………。

…あ、あれ?何故こんなまとめに。

2008,09,15, Mon 22:07
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