最近寒いですね。
上着を着れば暑い…かと言って脱げば寒い…という何とももどかしい生活を送っています。 寒かったりそうでも無かったりと急な気温変化のためか、ここ最近何人もの一人暮らしの友人が風邪を引いていました。 一人暮らしは、いきなり風邪をひくと本当に大変です。 以前こちらでも書かせていただいたように、一人暮らしで風邪対策をしている子はいても、実際風邪をひいたときに備えている子なんてなかなかいませんからね。 参考までに私流・一人暮らしの風邪の治し方を書いてみようと思います。 重要なのは以下の二点。 ○動けそう→病院へ・動けなさそう→薬のんで寝て病院へ 動けないなら動かないでいいです。症状にあった薬を飲んで寝てください。 寝てしばらく汗をだらだらかいたら少し元気になるかと思いますので、そしたら病院に行ってください。 病院に行けるほどの体力がなさそうだったら、最低近くのスーパーかコンビニに行って後述の食料を買い込みましょう。 私は扁桃腺が大きいので、風邪をひく場合はたいていのどの痛みからということが多く、そのためのどの痛みに効く薬を常備しています。 そう言った自分が風邪でなりやすい症状に合った薬の常備も、一人暮らしの風邪から身を守るためには重要です。 あと、病院には必ず行った方がいいと思います。 大抵何とかなるんですが、やはり自分の症状に合った薬を貰えますし、なにより未知のウイルスだったり変な病気だったら怖いですからね…(笑) ○スポーツ飲料水2Lペットボトルと果物のゼリーを買い込む ペットボトルは一本・果物のゼリーは大量に買い込んで、両方とも冷蔵庫に入れず常温で寝床の近くに置いておきます。 両方ともあんまり冷たいと、風邪の上にお腹を壊すという最悪のコンボになりかねません。 風邪なんだから栄養を考えた暖かいものを食べるべき、というご意見ももっともだと思いますが、一人しかいない人が風邪をひいているんだからそんな余裕はありません。 とにかく最低限の労力で食べやすいものを食べるという観点で、果物の入ったゼリーを推奨します。 ちょっと元気になったら自分で栄養がある暖かいものを作りましょう。 この二点を胸に留めつつあったかい布団で寝ていれば、それこそ未知のウイルスだったりしない限りは治ると思います。 それ以外にも、気の置けない友人がいるなら、その友人にヘルプを出すのもいいかもしれません。 まあ、動けないほどの風邪をひくまえに、事前にしっかり風邪対策しておくのが一番いいんですが…(笑) そろそろみなさん大変な時期になってくるかと思いますので、なにとぞ風邪にはお気をつけください。
2009,11,10, Tue 19:32
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10月のある日。
深夜11時半を回ろうかというときに、事件は起こった。 炊飯器をセットし、お鍋を仕舞おうと、流しの下の扉を開けたらそこには 黒光りする何か がいた。 光に反応したソレは、僅かにカサコソっとうごめいた。 う、ううう、うぎゃーーーー!!! 声にならない叫びをあげながら、私は反射的に扉を閉め… 改めてそっと開いた。 そこには、立派にお育ちになった、イニシャルGがいたのだった。 イニシャルGの恐怖、再び!!! ※イニシャルGと私の関係については、過去の記事を読んでください… * * 「10月も終わりに近づいているのに、こやつ、信じられん!」 激しい動揺を抑えながら、私は文字通り、キッチンを右往左往していた。 そして、今までこいつと同居していたという事実に、改めてぞっとなった。 とにかく。さしあたっての問題は、こいつをどうするかだ。 「た、叩くの?叩くのか、わたし?!」 これほど寮の西日本勢を恋しく思ったことはない。が、戦うしか他に道はない。 私は新聞紙を丸めて、しっかりと手に握りしめた。 扉の向こうにはGがいる。対決を脳内シュミレーションして、 「いざ、いざ、いざ~~~ッッ!!!」 と、いこうとしたが、やはりムリだった。叩こうとした瞬間、飛びかかってきたら、と考えただけで腰が引けてしまう。 大体私は、ゴキブリの飛ぶ姿を見たことがない。聞けば、バタバタしていて、どこをめがけて飛んでくるか予想がつかないというではないか。そりゃそうだ、あんなおっきいもん。もしかしたら顔めがけて飛んでくるかもしれないじゃん。その後ったら怖くて想像できないよ。 …結局、私は深夜のコンビニへと走った。 ゴ●ジェットは予想外に高くて、こんなにするの?!と腹立たしかったが、Gと一つ屋根の下で眠れるわけがない。背に腹は代えられないのだ。私は、堂々とレジのお兄ちゃんにゴ●ジェットを突きつけたのだった。 * * 家に帰って、例の扉をおそるおそる開けると、やはり奥の方に黒い影が動いている。 ひいいい!と思いながらも、噴射がかかっては困るものをどけていく。 あ、ついでに窓も開けておいた方がいいかも、と、その場を立って、窓を開けて換気扇を回した。 さあ、成敗してくれよう!と再び開けたら、 しまったぁあああ!!!逃げられたああああ!! イニシャルGは、そこから忽然と姿を消していたのだった。 …彼はどこへ消えたのだろうか。 イニシャルGの行方は、誰も知らない。 【追記】 これを読んだ、西日本出身の母は「これは笑えない話だ」と言っていた。 なんで、と訊くと、「関西人からしたら、これは何を逡巡しとんねや、アホちゃう、って話なんだ」ということである。こんなにモタモタしていたのでは、ヤツに逃げられて当然だということらしい。追い打ちをかけるように、あれはひっくり返すと実はこうなっているとか、卵を産むと大変なことになるとか、もうおぞましい話をするので即刻電話を切った。 西日本の人々はなぜGを叩けるのか。それは、彼らを怖がっている暇なんて無い、切迫した場面に幾度と無く遭遇しているからなのだろう。阪神ファンが巨人を目の敵にするように、それは、見つけたら叩かずにはいられないほど、憎むべき敵なのだろう。…私もGに対して、もうちょっと免疫をつけた方が良さそうだ。
2009,11,06, Fri 23:50
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そろそろ認めます。
東京に出てきて三年、一人暮らしにシフトしてから料理をする回数が明らかに減りました。 もとより、私は料理が上手い訳ではありません。 かつて兄弟と暮らした経緯から「質より量!」「とにかく食べられればよし!」が私の料理のモットーとなってしまったようで、 今でも「一気にたくさん作ることができて、なおかつ失敗の少ないもの」ばかりを作ってしまいます。 なので、料理は大味、レパートリーも大変少ない。 レパートリー増やしたいなあ。外食ばっかりだと太るし体にあんまりよくないかもなあ。お財布が軽くなるよなあ。 と思いつつ、一人分の料理を一人で作って一人で食べることを考えてしまうと、足がふらふらと飲食店へ向かってしまう。 うーん。 一人暮らしの人がみんなこう! という訳ではないですが、私の周囲の一人暮らしの方々もやはり「食事は外食で済ませてしまう」と言う人が多いです。 (もちろん、しっかり作っている人もいますが) 通常の状態ならまだしも、授業や遊びなどで疲れきった時。腹ぺこへろへろの状態で家まで帰ってきても、「よーし今から自分のために料理を作ろう!」となるはずもなく。 かといってその状況を見越し大量に作り置きしておいても、食べきる前に飽きてor傷んでしまう。(夏は冷蔵庫必須、大抵のものがすぐに痛みます) 野菜など「安い」「食べたい」と思って買ったが最後、使い切る前に傷めてしまってごみ箱にさようなら…など。 一人暮らしの方ならきっとだれもが経験するであろう(と思いたい)この現象。 つくづく思います。 一人暮らしの料理って、難しい。 ですが、料理が嫌いなわけでもないし、これから細々と元気に生きていくためにそのスキルは非常に重要であると考えるわけで。 これを機会に、料理をする回数をまた少しずつ増やしていこうと思います。 当面の目標は「料理で繊細な味付けができるようになる!」ということで。(笑) 非常に使いにくい電気コンロとの和解を図りつつ、まずは大味な料理からの脱出を目指すことにします。
2009,09,02, Wed 20:46
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Periplaneta fuliginosaというのが、黒ゴキブリの学名らしい。
先日、家の中に見たことのない虫がいたので窓の外へ逃がしてやった。 するともう一匹、同じのがいたので今度はティッシュでくるんで駆除した。 同じのが複数いると言うことは、どこかで何かが孵っている可能性がある。捨てる前によく観察して、「これがもし、ゴキブリだったら怖いな」と思った。そして早速ネットで調べてみた。 予感的中、黒ゴキブリの幼虫だった。 幼虫といっても、彼らは成虫とほぼ同じ姿をしている。 まだ体長は5ミリほどで羽はなく、動きも遅い。今のうちに根絶すれば増える心配はないだろう。早速駆除剤を買ってきたし、大丈夫ダイジョウブ。 ゴキブリは、3億年も前から生きてきた昆虫だそうだ。 平安時代に、「御器かぶり」と呼ばれていたのが語源らしい。昔の人も手を焼いたであろう、このかわいげのない虫…。 私は、今、春に出現する新たな脅威と、対峙したのであった。 * * 上の文を書いたのは、4月の終わりころだった。 時は流れて、今は6月も半ばである。 あれ以来、一匹のゴキブリもでない、平和かつ快適な生活が続いている。 寮生活を始めたとき、私は初めてゴキブリを見た。私はもともと虫好きな少女であったが、こんなにかわいくない虫はみたことがなかった。黒くて、扁平で、てかてかしている。何より予測のつかない動きをするところが嫌だ。 それでも、夜更けの廊下にコソコソ動く影を見つけたときは、しゃがみこんでよくよく観察したものだ。何しろ信州では見かけない虫なので、物珍しいのである。こっちが動かないと、向こうも私に危害を加える気はないらしく、じっとしていた。長い触覚が四方に動くところをみると、やはりかわいくない。 さて。寮には私よりも北から来た学生もいたので、イニシャルGに恐れおののく人は少なくなかった。 静かな夜。ある部屋から「ギャー!」という悲鳴が聞こえると、九州や関西出身の学生が数人、どうしたどうしたと集まってきて、もうちょっとした事件である。そして彼女たちは、無抵抗な学生の部屋に出没した昆虫Gを、 勇ましくも新聞紙や雑誌でばしばし叩くのである。 あれだけ大きな虫をたたきつぶせば、あとで床を拭かなければならない。そんなことをするより、スプレーか何かでしゅーっとやって、さっさとゴミ箱へ捨ててしまうのが一番だと思う。しかし、豪気さとGへの憎しみをもって、「たたきつぶす」行為にこそ、西日本出身者たちのこだわりがあるらしかった。 得意げにGをやっつける彼女たちは、なんだか頼もしく、輝いて見えた。 …と、こんなことを懐かしく思い出すのも、一人暮らしになればこそ、だ。 今や、勇敢にGを退治してくれる西日本勢はいない。この部屋にGが出没すれば、彼らと戦うのは私1人である。多勢に無勢だ、四面楚歌だ。 だから私は、「部屋に入れず、増やさず、呼び寄せず」の原則を守ることにしている。第一に進入経路を予測し、これを絶つことである。第二に、ゴキブリなんとか的なものをセットして、増加を防止するのである。さらには台所をきれいにして、彼らを呼び寄せないことである。これらを守って、去年私は、Gゼロ生活を実現した。今年もこの調子で、イニシャルGとは無縁の生活を送っていこうと思っている。 最後に、北の方にお住いの高校生のみなさんにご忠告。 東京にはGがいる。…覚悟のうえ、上京されたし。
2009,06,20, Sat 20:15
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