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こんにちは(´∀`)*゜
今日は、日中は日が射していて暖かい日でしたが、皆さん如何お過ごしだったでしょうかー(@゜▽゜@)

私は今日、近代演習の授業で芥川龍之介と夏目漱石の生涯について教えてもらい、面白いと思ったので書きますー♪

ま!何が面白かったというと…。
実は担当の先生が、芥川大好き☆理由はイケメンだから、だってぇ(o^∀^o)笑

だからか…配布された資料に仰天(◎-◎;)…。
夏目さんの資料の量に対する芥川さんの資料の量の比率!倍かぁ!!笑

芥川さんの方は、なんだかんだ写真とかのっけて、イケメンでしょ~と、先生は目を輝かしていらっしゃいました(*´∀`*)
夏目さんのは比較的必要なものだけ!といった感じ。…まぁ、でもそれだけでも十分楽しかったし、これからまだまだ出るかもだから楽しみにはしています(o^∀^o)

そして、なんだかんだ言って、私も芥川のイケメンさに、ただただ同感です(≧▼≦)


ところで、芥川龍之介は本名。夏目漱石という雅号は故事から来てるってことは有名な話。
けど、まさか号→本名という移行に、日清戦争との関わりを挙げる人がいるなんて…全く面白いですな~(´∀`)

そういえば、私高校生になるまで、本を一冊読み切ったことがなかった子でした~。きっかけは、高2でやった国語の『羅生門』。文学ってこんなにも面白いのか、と思いました。当時は有名人だとも知らず、ただただ感動しました。あれは、いいね!!読みやすいし♪高2の国語の教科書に載せて大正解!!グッジョブ!!!文部科学省さんb!!笑 このページをみてて、あんまり本嫌いな人はいないとおもうけど、もし周りにいたら、短編ものはお勧めしてGOODなものな気がする。海外ものなら、『掟の門』が魅力的でしたね♪カフカ!!「フランツ・カフカ」でよかったような・・・笑


明日も朝から車の教習所、頑張って行ってきま~す☆ミ おやすみぃぃぃZZZ





2009,04,22, Wed 22:29
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今日で教育実習を終えて、ちょうど一週間が経ちました。
過ぎてしまうと、生徒と一緒に生活し必死に生活していたのも
なんだか随分前のことのように思えてきますが、
まだ一週間しか経っていないんですね。

この教育実習中に実家では、愛犬が病気になってしまい
かなり大変だったようです。
私は電話でしか様子を聞いていなかったので、実際にどのような様子か
分かっていなかったのですが、家に帰ってきて愛犬の
様子を見た時はショックで泣きたくなりました。
今はお薬を定期的に与える投薬治療で、少しずつ元気に
なってきていますが、まだまだ油断はできません。
愛犬ムックは今年で13歳と結構な年なのですが、
見た目が愛くるしい小さいときのまま変わらないので
飼い主が彼の「老い」を受け止めるのが難しいのです。
ただ、飼い主が悲しんでいると、本人(ムック)も察するので
私たち家族は一緒にいられる時を楽しもうとしています。

実習期間中に生徒にも語ったのですが、
大切なものがなくなるとき、その痛みを受け入れると
言葉では簡単に言えるけれど、実際にはそんな簡単に
その事実を受け入れることはできないのです。
苦しんで悩んで、その先に何かがあるかもしれないけれど
ただ今はその苦しみを味わいながら、
どうやって今を生きるか考えるしかできないのだと思います。

私の教えた『高瀬舟』の主人公喜助の気持ちが
今ようやく理解できたような気がします。
私が中学のときに理解できなかった喜助の気持ちが
このような局面で、読めたような気がするのです。

私は文学が好きです。

なぜなら、なんどもなんども読み考え
そのときどう本を理解したかで、
自分自身の現在の姿を照らし出してくれるからです。
自分が変化することで、その本自体も私の中で変化し続けるのです。
読解に確固とした答えがないのは、
本が読者のものだからだと思います。
作者の意図を探るのはもちろん大切だけれども、
自分がどうその本を消化していくかが
真実、本に意味を齎すのではないのでしょうか。

これから卒論題材とした『ドグラ・マグラ』と『機械』と
向き合っていく上で、本を研究することの意味とは
何か、人間にとっての文学、芸術とは何か・・・
こういったことを問題視しながら、研究を進めていけたらと思います。

なんだかシリアスな終わりぶた







2008,06,21, Sat 20:41
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今日は、雨が降ったり急に晴れたりとすっきりとしない一日でしたね。
雨の日になんだか憂鬱な気持ちになったり、
漠然とした不安や閉塞感を感じる時はありませんか?

そんな時にお薦めなのが、室生犀星の詩集です。
彼の詩には、雨や雪を扱ったものが多くあり、
犀星の自然描写はどこか哀しくて寂し気で
それでいて大地に触れているような温かみが感じられます。

雨の日には犀星の
「雨の詩」「故郷にて冬を送る」
「未完成の詩の一つ」
「夕の詩」などを読んでみてはいかがでしょう。
きっと読み終わると雨が土に吸い込まれるときの
なんともいえない芳香が、詩の世界からみなさんに運ばれてくると思います。

ちょっとセンチメンタルな気分になって、
誰かと深く語り合いたいような感覚を覚えたら、
憂鬱な雨の日も、深い思索の旅に出れる特別な日に変わるかもしれません。

慌ただしい日に追われて、自分が見えなくなったときに
家族や友達以外で私を助けてくれるのが、
室生犀星やランボーやイェイツ、中原中也、宮沢賢治といった詩人だなんて
なんとも贅沢ではありませんか。

そしてもし眠れない夜をお過しでしたら、
ぜひ野尻抱影の『星三百六十五夜』を読んでみて下さい。
「星の抱影」と呼ばれる彼の紡ぐ星空のロマンに
きっと美しい夢をみさせてもらえるでしょう。

では、私も今日は抱影と一緒に星空の旅をしようと思います。
おやすみなさい月



2008,05,19, Mon 22:28
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長野に帰っております。
9日に演習の発表とレポート提出があって心配だったのですが、演習は翌週に延び、ホッ…と安心しての帰省です(^‐^)

その演習というのが、実は今日の記事に関係があるのです!
それは芥川龍之介の演習。『奉教人の死』『秋』『南京の基督』『湖南の扇』から好きな作品を選んで発表する、というものです(私は『奉教人の死』を選びました)
これをきっかけに、私の芥川熱に火が付き(笑)、授業が終わった後、毎日図書館が閉館するまで全集を読み漁る日々を送っています。そんな私の芥川熱を察してくれた父は、小説『河童』舞台にもなった、上高地行きを計画してくれました。そんなわけで今日は上高地へ行きました!

お天気にも恵まれ、穂高の山々がキレイに見えました♪



父は若い頃穂高に登ったことがあるそうなんですが、道に迷って危うく遭難しそうになったとか、ならなかったとか(笑)
ちなみに母も穂高にはチャレンジしたらしい。山好きの両親です(^^)
これぞおしどり夫婦、なんつって。ホンモノのおしどりちゃんもいました~

  こっちがだんなさん。
  

  こっちが奥さん。
  

奥さんおしどりがエサに夢中で、どんどん遠くに行ってしまうので、だんなさんが小刻みに鳴きながらあとをついて回っていて…なんだか笑っちゃっいました。そんなわけで、残念ながら夫婦一緒の写真は撮れていないのです(エサというのはどうやら自然の水草のようで、動物にエサをあげている人がいたわけじゃありません。野生動物にエサはあげちゃいけませんぞ。念のため)。

温泉にも入りましたよ!
浴場には上高地で詠まれた歌があって、とても素敵でした。ピックアップして載せるので、みなさんも好きな歌を選んでみては??

この谷をかきうづめたる雲霧の裾べに冷えて水の素青さ     太田水穂

いわけなく涙ぞくだるあめつちのかかるながめにめぐりあひつつ 若山牧水

白雲のおりゐる谷に駒鳥の鳴く音間遠に朝のしづけさ      島木赤彦

この部屋を受けもつをとめものごしも朗らかにして山の話す    斎藤茂吉

…ちなみに私は島木赤彦の歌がいいなーと思いました。
「ゐる」という言葉、「間遠」という言葉に時間と空間の厚みがあって、歌のなかに立体的な世界が立ちあらわれるように思います。白雲の中から駒鳥の鳴く音が響くのが聞こえる。それほどに、静かな朝なんですね。清々しく、どこか神秘的な自然の風景が美しいな、と思います。
こんな歌を読んだあとに、自分で歌をつくるとウーン…って感じなんですが、何首かはまあまあ…の出来だと思うので、しばらく練ってから歌会に出してみようかなー、と思います。
(ちなみに島木赤彦は長野県の歌人。いつか諏訪の記念館に行くぞ♪)


さて!話がそれました。本命の河童橋は、こんな感じ!


そこまで混んではおらず、景色を堪能できました。
芥川が来たころは上高地に行くのはとても大変で(峠があるから)、今のように観光客でごった返す情景はなかったようです。
青色に澄んだ清流、清涼な空気、雄大な山々は、この世のもの思えないような不思議な美しさを、彼に印象付けたのかもしれません。

思いのほか暖かで、歩くにはもってこいの一日になりました。
野鳥やカエルちゃんの姿、自然の景色を楽しむことができ、とてもよかったです。ちょっと陽に焼けちゃったけど、楽しかったので気にしな~い(^^)
来週は山梨県立文学館へ、芥川さんに会いに行きたいと思います!
みなさんも引き続き、楽しいGWをお過ごしくださいね。では!


2008,05,03, Sat 18:43
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