がしかし、
今日は何も予定がありません。 夕方から、かるたの祝勝会にいそいそと出かけるだけです。 …ってこれだけで記事が終わっちゃーう。ぴんち。 日記風に書くのも、日々に彩りのない私は限界があるかっ。 そういや昔、I先生に、 「あなたの文章は自照文学っぽい」って言われたことがあるんだよね。 恥ずかしながらそんときは意味知らなかったから、 こっそり辞書引いてふむふむと納得。 いやでもそんな客観的に見れてないんすけど… むしろ主観入りすぎ?いや、それって自分語りしたいだけ? やばい、じこちゅーなのが露見してしまう… ここはひとつ、いつもの過去振り返りぐだぐだをやめて心機一転。 授業の話でもしますかな。珍しく。 後期から私が取る授業に、 「近代文学特論」ってのがあります。 ってか取るのはこれだけ。 あ、楽してるって思ったでしょ。 待って、これにはからくりがあるの。 だってもしこれだけしか取ってなかったら、 卒論ゼミ取ってなくて私卒業できないじゃん。 そんな今から留年確定なことしないっすよ、いくらなんでも。 正解はね、「後期から取る授業」=半期の授業ってこと。 大学の授業って(と言っても本女の日文しか知らんけど)、 半期の授業(大体2単位)と通年の授業(大体4単位)があるわけ。 半期の授業は前期だけか後期だけか選べて、 通年の授業は前期後期つなげて1年を通して取る授業のこと。 私が今他に取ってる卒論ゼミとか中国思想演習とかは通年で、 半期の授業として後期だけ取るのがこの「近代文学特論」。 去年からブログを欠かさずチェックしていて、 しかも記憶力豊かな貴方は気付いたかもしれないね。 (いやそんな人いないって?) 実はこのK林先生の「近代文学特論」、 私去年の後期も取ってたんすよ。 (『海辺のカフカ』の話で記事書いたときにね)。 ここで、短気な人なら「再履か、ばーか」って思うとこだけど、 「特論」って名前からしても必修じゃないし、 そもそも去年(の近代文学特論)単位落としてませんからー。 (かっこつけなきゃいけないあたりが切ないか。そこは黙秘で。) そうなんです、私の大好きな反復履修♪ 一度単位を取り終えた授業でも、 もう一度受けて単位を取ると、 卒業単位に加算してくれるという素晴らしきこのシステム。 好きな授業を繰り返し取って単位も倍!うっしっし。 でも残念なことに、 反復履修しても単位に加算されない授業もちらほらあって、 そのへんはよく履修の手引きを熟読せねばならんのよ (文学史とかはこの類)。 でもでもこの反復履修を最大限活用して、 上代文学演習も2年間、中国思想演習も2年間取っている次第。 4単位の演習が2年間で8単位! (中国思想演習はまだ数えちゃいけんね) そんなわけで、私はこの「近代文学特論」が、 というかこのK林先生の授業が大好きで、 またまた取ってしまったのでした。 「近代文学特論」は、 先生がいくつかの小説を紹介していく授業なんだけど、 その話を本好きの後輩にしたら、 「そんなネタバレ、ちょーつまんなくないっすか」 って切り返されたのね。 でも私はそんなことないと思うわけ。 私はどっちかっていうと、 好きな作家の本ばっかり何度も繰り返して読んでしまうタイプだから、 何かきっかけがないと新しい作家に手を出そうって気が起こらないんすよ。 だから、この授業で自分が読んだことない作家の作品を紹介されると、 しかも複雑な人物関係まで図示して延々語られちゃうと、 なんかちょっと読んでみたくなっちゃうんだよねぇ。 うまく乗せられてるとも言えますが。 そして結局手を出して、時間も忘れて読みふけって、 まぁ大体は読んでよかったと思うわけで。 あ、なんか真面目みたいだ私。 実はそんなことないんだけどね。全然。かるた馬鹿だし。 8月のオープンキャンパスに用があって行ったら、 Y中先生にひっぱられて、 学部生と話をするコーナーみたいなとこで、 高2だという女の子とそのお母さんと話をせにゃならん状況になって。 まあ話すのは案外楽しかったからいいんだけど、 どうも彼女は大学の授業に不安を抱いているらしく。 「高校の授業は古典嫌いだし、読書好きってわけでもないんですけど、 授業ついていけるんですか?」って。 ぐにゅぐにゅの変体仮名を読むやつは1年の必修であるけど、 日文ってすごい自由選択多いし、 つか日文の授業じゃなくてもかなり単位に入るし、 私、時間割に穴があくの嫌で、 被服の「生活文化論」や、英文だか史学だかの「ギリシャ神話」みたいに、 他学科のも取ったりしたんですよって言ったのね。 (ギリシャ神話が妙に反応よかったな、なぜか) 別に、未然形がどうのとか過去推量がどうのとか、 そんなん分かってないと授業受ける資格ありません! みたいな授業1つもないから(^^;) それに、日本語学とか図書館学とかもあって、 日文は別に文学だけやってるわけじゃないし。 1つでも好きなこと見つけられればそれがいいから。 だから、安心したまへ☆(と偉そうには勿論言わなかったけど) 確かに高校んときはいろいろ不安だったなーと思い返してみたり。 パンフ見ても、よりすぐられたちょー真面目な人しか載ってないんでしょ、 ってやっぱり自分も思ってたしな。 不安になったらこうやってオープンキャンパスに来て、 大学生と実際話してみるといいかもね。 高校生んとき、私は大学生が怖かったけど、 小学生が中学生を怖がったり、 中学生が高校生を怖がったりするのと同じで、 自分がその場になってみりゃ全然怖くないって分かるから、 案外気楽に本音で話していいんだよ。 運が良ければ(悪ければ?)対話コーナーみたいなとこで、 こーいう真面目じゃない系のかるた馬鹿なおねーさんにあたるかも(笑)
2008,09,23, Tue 08:04
【 大学生活::履修・単位関係 】 comments (x) trackback (x) |