先日、私の高校のときの、3年間英語を教わった先生の結婚披露宴に出席しました。
出席と言っても本人から招待されたわけではなく、サプライズゲストとして、先生を驚かす&喜ばすために行ってきました。 先生は、27歳の若くて白くてかわいらしい女性の方です。 まじめでわかりやすい授業な上、廊下で話しかけてくれたり、授業に入る前に必ずおもしろい小話をはさんだりしてくれたり… さらに、3年間クラスの英語を担当してくれて、わたしたちのお姉さん的な存在でした。 私たちが高校を卒業する際には、3年間お世話になった担任の先生に加え、その英語の先生にも感謝の気持ちをこめてプレゼントを渡しました。 そして、その先生が私たちに「夢」を話してくれました。 先生には、「留学」という夢があります。 その留学のためには、(現実的ですが、)英語力とお金が必要でした。 私たちに3年間英語を教えながら、自分で英語の勉強を深め、お金を貯めていたそうです。 私たちが卒業したら、春から単身で留学に行くそうです。 「夢」をかなえるそうです。 そんでもって、留学から帰ってきたら、結婚するそうです。 私はこの話しを聞いたとき、驚きとともに、すごく感動、そして尊敬しました! 私たち40人の生徒の前で、恥ずかしがることなく、惜しみなく、「夢」を話してくれた先生に、です。 クラスのみんなは忘れている小さなことかもしれないけど、わたしはずっとこの日のことを忘れません。 人生で一番、染みこんできた、贈る言葉。 そんな、私にとって深いエピソードのある先生の、結婚披露宴でした。 おめでとうございます。 私たちに話してくれた先生の「夢」は全てかなったわけですが、またきっと新しい「夢」に向かって歩き始めたはずです。
2008,09,17, Wed 23:24
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