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もうまもなく入学ですね!!準備はいかがですか?

期待と不安が入り混じる今日この頃だと思います。

日本女子大は、バリバリお嬢様~~という人だけでなく、いろんな人がいるので、素の自分でいられます。
また、女子だけ、という環境を想像して、「陰湿なイジメとかあったらどうしよう・・・」と思う人もいるかもしれませんが、心配御無用!!
私は、みんないい子たちだと、胸を張って言えます!!私は寮生だったので、寮の環境に慣れるかがとても心配で、それこそ「先輩にいじめられたら・・・」などと考えていました。が、先輩はとてもいい人たちで、家族が1つ増えたような最高の2年間でした!!

多分、オリエンテーションや入学式ではどの人も心配で、「誰か声かけてくれないかな、友達見つけなきゃ」と思っています。
みんな同じ気持ちなのだから、一言言葉を交わすと、すぐ打ち解けられるもの。まずは隣の人とお話してみてください。
その人が、大学生活で一番仲良しの友達になるかもしれませんよ☆

   *   *

それでも心配な新入生のみなさんへ!
日本女子大学には「新入生オリエンテーション委員」がいます。
これは、4年生のお姉さんが新入生の履修登録をはじめ、様々なことをお世話する、という制度です。

私が1年生だったときのオリテ委員のなかには、ブログ部初代部長のあい先輩もいて、ものすごくかっこよくて、キラキラしていました。
心配なことをいろいろ質問するのですが、委員の先輩方は丁寧に答えてくれて、とても嬉しかったのを覚えています。
「私もあんな大学生なりたい!がんばるっ!!」
と決意したものです(^^)

・・・で、今年。私は委員になっているわけで(笑)

新入生のときはよくわかっていなかったのですが、新4年生のこの時期って、本当に生死の境目くらい重要な時期。第一志望の企業の試験や面接が立て込んでいて、ここで落ちたら泣く、というくらいに。。

話をいただいた当初は、断ろうと思って、学科研究室に行きました。
ところが、助手さんの巧みな説得攻撃を受け、いつの間にか委員に。

でもまあ、自分が先輩や大学から受けた恩を、こういう形で返せるなら、それもいいかな、と思って、かわいい新入生の姿を思い浮かべつつ、スケジュールをやりくりしています。

高野先生も委員だったという噂の「オリエンテーション委員」制度。
私たちが皆さんのお世話をしっかりいたしますので、安心して入学してきてくださいねっlove待ってるんだぜてへっ

2009,03,27, Fri 18:36
大学生活 】 comments (x) trackback (x)

私がこのブログに記事を書くのは今日が最後。今までありがとうございました!

 大学生活を振り返ると、やはり源氏物語に終始するように感じます。古典を好きになったのも、中古文学で卒論を書き抜くことが出来たのも、やっぱり源氏物語のおかげですから。
 ということで源氏物語についてお話ししたいと思います。一番好きなのは、光源氏の息子・夕霧!!特に最近は、彼と学問との関係に惹かれます。夕霧は当時の上流貴族としては珍しく、大学で学問を修めます。それは光源氏の意向でしたが、夕霧にとっては辛く悔しいものでした。光源氏ほどの権力者を父に持ちながら、しなくてもいい苦労をするのですから!
 でもその後の彼には、学問を修めた者としての自負が感じられるように思います。例えば藤裏葉巻のこんな場面。(斜体が和歌)

夕霧「なにとかや今日のかざしよかつ見つつおぼめくまでもなりにけるかな
あさまし」とあるを、をり過ぐしたまはぬばかりを、いかが思ひけん、いともの騒がしく、車に乗るほどなれど、
藤典侍「かざしてもかつたどらるる草の名はかつらを折りし人や知るらん
博士ならでは」と聞こえたり。はかなけれど、ねたき答へと思す。なほこの内侍にぞ、思ひ離れず、はひ紛れたまふべき。
(『新編日本古典文学全集』小学館 より)


 場面は夕霧と雲井雁が結婚し、素晴らしい夫婦仲であると語られた後の葵祭。夕霧と藤典侍が歌を交わします。藤典侍は夕霧の恋人。雲井雁との仲を認められず苦しんでいた時、夕霧が見出した女性でした。
 夕霧は葵(あふひ)に、「会う日」(あふひ)をかける常套的な方法で、「最近会えなくてごめんね」と言うわけです。なぜ会えないかと言えば、奥さんの雲井雁にべったりだから。それを分かっている藤典侍は「どうして会えないかは、あなたが一番ご存じでしょう?」と切り返します。しかも「博士ならでは(博学なあなたでないとわかりません)」とまで言い添えて。源氏物語中で「博士」とつく人物は、堅苦しく古めかしいと人々に笑われるような存在。ここで藤典侍が「博士」という言葉を使ったのも、夕霧への非難からではないかなと考えています。
 でもその反面、この「博士ならでは」という言葉は、「学問で辛く厳しかった時を私は知っておりますよ(あなたの妻はそれをご存じですか?)」という夕霧を引き留めるメッセージに思えてなりません。実際夕霧はこのやりとりで、藤典侍を「思ひ離れず、はひ紛れたまふべき」となるのですから。大恋愛の末に結ばれた雲井雁という妻がいながら、藤典侍と関係を絶つことはなく、こっそり会い続けたというわけです。
 こういう結果は、やはり夕霧に学問への自負があったからではないでしょうか。また藤典侍は、そんな夕霧を理解していたのかもしれません。この二人の関係には、夕霧の大学時代が大きな存在となっていると考えられるのです。

 大学での4年間を終え、夕霧にそんな姿を求めてしまうのかもしれません。私自身、心残りも多いですがやはり「学んだぞ!」という気持ちがあります。でもそれが4月からの社会人としての生活で役立つのか。分からないから余計に「自負」を持ってしまうのかな、とも思ったり。
 まあ、でもとりあえず夕霧と藤典侍ではないですが、学問や大学と通しての繋がりは大事にしたいなと思います。あんなにも若さや情熱をかけて学問と向き合った姿を知っている人がいるのは、やっぱり嬉しいものですから。

 うまくまとめられず申し訳ないですが、この辺りで。


おまけの袴姿。
3月20日に卒業式がありました。晴れて良かった!

ピンクが私。


髪型はリボンが気に入ってます。


爪もネイルサロンに行きました!ネイルをしたのは本当に久々。

2009,03,26, Thu 23:32
文学・語学::源氏物語 】 comments (x) trackback (x)

こんにちは。
塾バイトの生徒達が、「明日卒業式なんです」と言うのを聞いて、もうそういう時期になったのだなぁと思います。
同時にこれから入学式も始まります。というわけで、今回は2年前の自分を思い返して、入寮される方へのアドバイスになる記事を書きたいと思います。
(随分前のことなので、今と違うところがあるかもしれませんが)

まず規則面。
門限があります。なのでサークル等の活動にはあまり長時間参加できない事が多いです。
ですがみんなが安全に生活できる為の決まりなので、きちんと守りましょうね。

次は生活面です。
ハンガーは多めに持って行ったほうがいいです、絶対。
大事なことなので2回言います。ハンガーを多めに持ってきてください。

ちなみに泉山寮のお部屋は、くしゃみの音が隣のお部屋まで響くほど、防音なんてものは考えられていない造りになっております。お気をつけて。
友人関係を心配される方も多いかもしれませんが、あまり神経質になる必要はないと思います。階ごとの繋がりが本当に深くて、私にとっては、どちらかというと学部の友人よりも気軽に関われる存在です(*´ω`*)
もちろんスッピンを晒すなんて事は日常茶飯事です。

寮で良かったなと思うのは、やはり気が許せる仲間がいたこと。
寮に帰ってまず「今日こんなことがあった!」とか「なんか変な人に出会った」って報告したり、時には恋愛相談なんかもしたり。

寮の生活は間違なく楽しいですヾ(´ω`*)
ルールを守って楽しい寮ライフをお送り下さい♪

2009,03,25, Wed 20:36
日常生活::寮生活 】 comments (x) trackback (x)

WBC野球日本代表…優勝おめでとうございまーす!
本当に最後の最後までドキドキさせてくれましたね~
電車の中でワンセグ見ながらハラハラしてました。

感動をありがとう!


先日、第一回ブログ部のお茶会が開催され、そして昨日この前のお茶会に出られなかった残りのメンバーのお茶会が石井先生のお宅で和やかに開催されました。
そこで、せっかくこんなにカテゴリーがあるから、利用した方がいいよね!という話になりましたので、ちょっと中国文学のカテゴリーを使ってみたしだいです。

日本文学科なのになぜ?な、中国文学について少しご紹介させていただきます!
中国文学はその名の通り、中国の古典を勉強してます。ちなみにここでは中国文学という風に言ってますが、シラバスなどでは漢文学になっていると思います。ま、どちらもたいして変わらないと…思います。たぶん。

授業としては「中国思想史」「中国文学史」「中国古典講読」やその他演習なんかもあります。
高校生の皆さんは漢文というとあの教科書に載ってる、「史記」とか五言絶句なんかを延々やってるって思われるかもしれませんが、あれは中国文学のほんの一部なんです。
大学では諸子百家(春秋戦国時代の学派)の思想とか、中国文学の変遷などを勉強してます。

その年によって扱う文学、思想は変わりますが、日本の古典とはまた違った雰囲気を味わえて面白いですよ。

さらに漢文ゼミは卒論のテーマも人それぞれです。
老子や孔子などの中国思想をはじめ、中国医学についてや陰陽思想、風水といった易学、中国の食文化や茶文化について…など「中国」という大きな枠で時代や形式にとらわれず、本当にさまざまなテーマで卒論を書くことができるんです。


こんな感じで本当にざっとですが中国文学について紹介をしてみました。
日本文学科での中国文学を少しでもご理解いただけたでしょうか?








2009,03,24, Tue 22:19
文学・語学::中国文学 】 comments (x) trackback (x)
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