ボンジュール。
えーっと、でぃすぷりーず。 ノン、隣のディス。そうそうウィ。 (なんていう料理かねこれは。) (読めてないけど直感でオーダーするのみっ) (ほんとーはリョクチャがのみたいねぇ…) 「8ユーロ、シルプレ」 あ、はいはい。がさごそ。 (おっと、また札使っちゃった。コインが増える~) どうもね。メルシーメルシー。 ドイツ語・フランス語分かりませーん。 大学で第2外国語としてとったのは中国語。 なのにこんなワタシもついに初海外、 ドイツ・フランスに行ってきちゃったのでした。 高校の頃の友達と卒業旅行に行こうということになって、 題の通り、「ドイツ・フランス古城と教会物語9日間の旅」へ。 これ、大学生協で申し込む学生旅行のバスツアーで、 有名な古城や教会をバスで回ってくれる楽ちんな旅。 成田からモスクワ乗継でミュンヘンに着き、 最初はドイツのロマンティック街道へ。 白鳥城とも呼ばれるノイシュバンシュタイン城、 (雪が積もってたよ~)↓ 世界遺産のヴィース教会、↓ ハイデルベルグ散策、↓ などなど目白押しで圧倒され。 このツアーでは、朝食はホテルで食べるものの、 昼食と夕食は基本的に自分達で好きに食べるため、 冒頭のようなやりとりでなんとか食べ物げっつ。 バスツアーだから、昼食はドライブインが多かったんだけどね。 何日かたつとすぐに緑茶が飲みたくなってきたんだけど、 緑茶はもちろん、甘くないお茶系のものはいっさい置いてなくて、 ジュース・水・コーヒー・スポドリ、、、orz よくよく探すとフルーティーな紅茶がかろうじてあり、 それにすがる。(でも日本のとずいぶん味が違ったのだった)↓ ドイツ3日間、フランス3日間半、あとは飛行機の旅。 このかた今まで一度も海外に行ったことがないので、 日本とは全然違う空間にただただ目を奪われる。 土産話は山ほどあって、 行った場所全部を紹介したいくらいだけど、 それだと1日かかっちゃうんで割愛。 ひとつだけ、一番絶景で圧倒されたのが、 フランスのモン・サン・ミッシェル。 潮の満ち干きが激しい海に浮かぶ修道院。 あんぐり口をあけて、ぽかんと見入るしかなかった。↓ 当たり前だけど、 みんな違う言葉しゃべってて、 ジェスチャーとかしてもうまく通じなかったりして、 冷たく無愛想にされると悲しかったり不安になったりして、 なんかよく分からないけど笑顔で返されるとやっぱり嬉しくて、 人間ってどこの国でも元は変わらないんだなってすごく思った。 そして本当に笑顔って大切だ。明るさって大切だ。 接客の基本?だけど、こんなにも相手に与える印象が違うんだと実感。 そして、パリでは1日自由行動の日があったのだけど、 添乗員さんには散々「スリに注意!」と警告された。 超有名なヴェルサイユ宮殿や↓ ルーブル美術館にも行ったけど、↓ どれもすごく綺麗で荘厳な感じだったけど、 同時にこれらはスリのメッカだと言われた。 地下鉄もすごく危ないと言われ、夜はなるべく使うなとの司令。 日本にいたときは、パリってなんかかっこよくて、 洒落た街だというイメージしか持ってなかったけど、 実際の二面性を知り、軽くびびる。 なので、当日はかなり用心して観光していたから、 特に何か盗まれることはなかったけれど、 日本ってほんと安全というか住みやすい国だなって改めて思った。 日本にだってスリはいるし、 渋谷とか新宿とか雑多な街は危ないところもあると思うけれど、 そこまで観光客が狙われることはないだろうし、 鞄だって肩にかけて斜め後ろに持つ人なんて山ほどいる。 単に日本人が平和ぼけしてるのかもしれないけど、 それはそれで幸せなことなんじゃないかって私は思う。 すべては一概に言えないけれど。 やっぱ私は日本が好きだな。 水飲み放題だし、 おいしい緑茶があるし。(私にとってはここ重要) そして、海外旅行は、たまに行くのがいい。 お金かかるけれど、 いろいろめんどくさくて疲れるけれど、 本やテレビでは伝わらない感動やびっくりを、 身を持って感じることが出来るだろうから。 世界は狭いってスモールワールドは歌ってるけど、 世界は広いなぁって私は思った。 いろんな国があって、日本とはぜーんぜん違う。 考え方とか歴史とか文化とか何もかも。 でも、人は、もとの部分は同じな気がする。 今も昔もどこの国でも。 うん、なんていうか、こんなまとめでいいのか分からんが、 初めて海外旅行に行ってみて、私自身、 なるべく笑顔を絶やさない人でいたい、 なるべくいろんなことを楽しめる柔らかい人でいたいと思った。
2009,03,14, Sat 22:50
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