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教育実習三週間、あっという間だったな~
今週からはもう通常人。
やんなきゃなんないことが山積みで、
事後処理が大変です。
開放感と充実感にひたってる場合じゃないんだなこれが。

がしかし!
何よりも大切なかるたは欠かすまいと、
今日は三週間ぶりに本女のかるたサークルに行ってきました。
重役出勤を通り越した夕方出勤だけど。
どこぞの夜の店かって感じだけど。
みんなに久しぶりに会えたのもすごい嬉しかったし、
「ただいま~」って心から思える場所ってほんとにいいね。
そういう場所が本女にあって私は幸せだのう。
定着してくれた新入生も随分と札を覚えてて感動☆
そして今日は私の知り合いのかるた人が二人はるばる本女に来てくれたので、
いつもより人も多く、活気ある感じ。
写メはその練習風景です♪
今日はきっちり8時半まで、
2試合も通してとることができて練習内容も充実。
そして帰りは上海食堂@橋の上にてみんなでご飯。
あの店ずっとずっと気になってたんすよね。
目白まで歩く途中、交番の向かいにある赤と金のいかにも中国な店。
目白駅前の大戸屋には何度も行けど、
なぜか縁なく食べずじまいだった坦々麺をやっと食べられて満足満足。
今日気付いたらまた3食麺なんだけどー、
という不健康警告はあれど、
実習で毎日給食残さず食べたからちょっとはバランスよくなったよね。
と思い込むことにしよう。
あぁ、やっぱり話は食に流れるのか。
あたしはかるたか食べ物しか頭にないのかをい。
ちょっとは文化人らしいコメントを。
ええと…
明日は久しぶりの中国思想演習だ~


2008,06,10, Tue 23:54
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あまりりす息もふかげに燃ゆるときふと唇はさしあてしかな
                               北原白秋『桐の花』


もう六月とは早いものですねぇ。アマリリスはこの時期に咲いてると思うんですが・・・違うかな。とても綺麗な歌ですよね。

さて。昨日はあずさ先輩が教育実習のことを書いていましたね。4年生は教育実習ですが、3年では介護等体験があります。私も今月の2日と7日に、視覚特別支援学校で介護等体験をさせていただきました太陽

視覚障がいをもった人を補助することを、「手引き」といいます。介護体験初日は、学生同士二人一組になり、手引きの練習をしました。午前中は校内で、午後は電車に乗ったり、池袋駅の構内も歩いたり!ドキドキしたけれど、とても勉強になりました。

では、手引きの仕方を少しご紹介しましょう星
まず、手引きする人は腕を真っ直ぐ伸ばし、体にくっつけます。体と腕が離れると、二人の間の幅が大きくなり、路上のモノにぶつかったり、何かに躓いたりしてしまうからです。手引きされる人は、右手で白杖を持つので、左手で、手引き者の右腕のひじの少し上あたりを持ちます。このとき、左手は直角に保ちます。これも手引き者との距離を一定に保つためです。階段では、上りか下りかを伝え、手引き者が先に進みます。触れている腕から、段差が伝わり、安心して進めるからです。階段が終わったら、一回足を止めます。段差があるのかないのかわからないと怖いですものね。

他にも細い道の通り方や劇場などで席に着く場合の練習、電車とホームの間など、溝をまたぐ場合の練習もしましたよ!

初めてアイマスクをして歩いた感想は、少し怖いのと同時に、誰かに導いてももらう安心感もかんじました。
もちろん、ドキッとしたり、あれれ?!と思ったりしたこともたくさんありました。たとえば初めて角を曲がるときは一回転してるんじゃないか、という感覚になったり、細い道を通るよ、といわれ、ドキドキしていたら、実は教室の椅子と壁との間を歩いていただけだったり。あと、池袋でいきなりエスカレーターに乗ったのも怖かったです。
それから、五感が鋭敏になる、ということも実感しました。例えば階段。音の響き方と、風の通り方が廊下とは全く違うのです。ふおぉ~っと吹き上がってくる風や、先生の声の響き方がいつもよりハッキリ感じ取れました。生徒さんたちは、交差点などでこういうふうに風の流れを感じ、道を判断するのだそうです。

二日目はスポーツ大会に同行させていただき、生徒さんの手引きをしました。みなさん歩くプロですから、不安だった私もずいぶんと助けられました(^^;;)休み時間は部活や勉強のこと、進路のことなど、いろんな話ができて楽しかったですにかっ
大会参加者は年齢も障がいも、運動経験もさまざま。学校の授業で練習を積んできた人から、パラリンピックに出場するほどの実力を持ったアスリートの方まで、よく晴れた空のもと、みんな気持ちよさそうに運動を楽しみ、記録を競っていました。本当にいい体験をさせていただきました。貴重な時間を私たちのために割いてくださった先生方や生徒の方々に感謝です。

最後に、印象的だった話。
駅の構内や道に、黄色いブロックがありますよね。視覚障害者誘導用ブロックといいます。私も、アイマスクをして、白杖でブロックに触った時は普段以上にその存在に安心しました。けれども、実はブロックだけでは、どちらの方向へ進めば、どこへ行けるのかがわからないのです。また、景観に配慮して、床の色に合わせたブロックは、弱視の人にとって見えづらいことがあるそうです。…ちょっと複雑な気持ちになりました。

ブロックはとても役に立つ、大切なものです。でも、それが視覚障がいを持つ人にとって、最善で、全く問題がないかといえば、そんなことはない。
ではどうすればいいのか。
私には専門的なことはわからないし、大したことはできないのかもしれない。
唯一できることがあるとしたら、困っている人を見たら声をかけること。人と人とのつながりが一番確かで、温かいものなんじゃないかと思うのです。

みんなが安心して、心地よく生活できる社会にしたいですよね。

2008,06,09, Mon 21:26
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五月二十六日から三週間での母校での教育自習も後半に
突入してきました。

当初予想していた辛さとは全く別の面で過酷な教師生活
に気づかされた二週間でした。

当初予想していた辛さとは、新しい環境で実習生活を送るときに抱える
ストレスの重さに耐えられるのか、という点でした。
これに関して言えば、親しい先生方の応援や、指導教諭が
私が中学時代実際にお世話になっていた方だったということで、
ストレスを抱えることが何一つなく、ただ私は実習への努力と
意気込みをもっていればよいという、恵まれた環境で
教育実習を行うことができました。

高校時代にお世話になった田中先生が、
附属中学・高校の校長となられていて、
私が朝礼で実習生代表として挨拶する際に、勇気付けてくださったり
私の緊張がほぐれるような紹介をして下さったりと、
本当に先生方に支えられています。
ストレスどころか、居心地のよい環境を作っていただいて、
感謝と申し訳なさでいっぱいです。

予想していたよりも過酷なこととは、
授業の下準備です。
私は授業をしたらそれで終わりとはしたくなかったので、
かなりの文章を書かせるB4ワークシート二枚と、鷗外の人生プリント、
復習とこれからの問題提起プリントと、
かなりの下準備と生徒理解のアフターケアを
自分に課しました。
生徒にも多くの課題を出させたので、きっと大変だったと
思います。
始めは提出が遅れたり、出さない生徒がいましたが、
こちらがワークシートを一人一人細々と添削・コメントをつけて
返却すると、自分の考えに反応してくれて嬉しかったのか、
次からグッと授業への参加度・集中度がかわりました。
教師は生徒を見ていると同時に、
生徒によって見られているということを実感しました。

下準備は大変でも、こちらが一生懸命やれば
それだけ彼女達も真剣になって返してくれるので、
教師って本当にやりがいのある仕事だと思います。
それもこちらが真剣に彼女達に対応すればするほど、
慕ってくれるので、なんとか良い授業にして
より良い理解・関心に繋げたいと自然に思ってしまうのです。

もっともっと書きたいことが山ほどあるのですが、
これからまたワークシートを添削・コメントしたいので、
今日はこれくらいにします。

教師って幸せな職業ですね。

2008,06,08, Sun 22:54
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今日、あやこは古本屋めぐりをして参りました。
JR御茶ノ水駅から、明治大学の前を通って道なりにテクテク歩き、大きな通りに出たらそこには多くの本屋さんがズラーっと並んでいるのです。

そう。本日私が向かったのは神保町の古本屋街。

様々な専門書や文庫本、浮世絵、楽譜などなど色々な本が並ぶ本屋さんを見て回る楽しみっていうのは格別です。私は年に数回ほしい本が安く手に入らないか探しに行ったり、ふらりと散歩がてら立ち寄ったりするのですが、今日はお目当ての本があったのです。
『岩波古語辞典』
コレ、前から欲しくて探していたのです。『岩波古語辞典』が家にあったら演習やレポートの時に絶対便利!そう思って、探し始めて半年・・・半年?!

今はネットで注文出来る便利な時代、ネットを使えばいいじゃないか。

と、つっこまれてしまいそうなのですけれど私は自分で探して、自分で見つけて、自分で買って持ち帰る本の買い方が好きなのです。時間はかかってしまうけれど、やっぱり家に来る本とは本屋さんに自分から出向いて出合いたい。
・・・とは言ってみたものの、結論から言えば今日は結局『岩波古語辞典』には巡りあえなかったのですよ。三年生という学年を考えてしまうと、いい加減に買わないと使える時期がどんどん短くなるんですよね。早稲田の近くの古本屋さんを探してなかったら、諦めてネットに頼るかなあ・・・。

さて、そんなことはおいといて。
私は、辞書を探して古本屋さんを3時間ほどグルグルと歩き回りました。
色々な本屋さんに立ち寄った中の一つに能の本が沢山置いてある古本屋さんがあったのです。おもわずふらりと中に入って能の謡の本や浮世絵を見ていたのですが、ふと後ろを向いたら・・・
ガラスケースの中に顔がずらり。
びっくりして後ずさってみたものの、気になるのでゆっくり近づいてみたら、能面でした。
・・・恐いって。古本屋さんに能面があると思わないもの。ちょっぴりドキドキしてしまいました。
他にも、本が積み上げられて今にも崩れてきそうな隙間で本を読んでみたり、古本屋さんの前にダンボールに入れられた100円均一コーナーで、文庫本をほりかえしてみたり、おもいっきり楽しみました。

お目当ての辞書はなかったものの、神保町に行って本を買わずに帰ってくるなんて私には出来ません(笑)
『玉台新詠集』鈴木虎雄訳解(岩波書店)の上・中・下と昭和時代初めと大正時代に出版された漢文の教科書を買ってきました・・・

『玉台新詠集』は良いとして、昭和時代と大正時代の漢文の教科書をなぜ買ったか。

今度、教職課程の授業(国語科教育法Ⅱ)で私が漢文で模擬授業をするから、その時授業に入る導入部分での話のネタにしようと思って・・。なんて、そんなステキな事を言えたらカッコイイのですが、違います。装丁が綺麗だったから、衝動買いしました。

大正時代の教科書、『子女 帝国新漢文』 山口察常編 (帝国書院)
この教科書は高等女学校で使われていたものみたいなのですが表紙が
紺色の紙で、その上に蝶やトンボ、バッタが銀色で描かれているんです。
↓表紙


↓裏表紙


大正時代の教科書オシャレ!!こんな教科書なら、やる気がアップして綺麗に使おうと思うに違いないと思ってしまいました。買った本を帰りの電車で開いてよ~く見て、もっと驚きました。教科書って言ったら、絶対あるだろうと思われる落書き!!コレが一つもないんですね。書き込まれているのは一生懸命勉強した書き込みだけ。書き下し文とか、振り仮名とかばかり。この教科書を過去に使った人は、真面目に一生懸命勉強していたのだろうなあ。と想像して、楽しくなってしまいました。古本って、過去にその本を手にしていた人について想像する楽しみ方があるんだと、改めて気付きました。

今まで残ってきた本を大切に読ませて頂こうと思っています。
↓今日買った本たち。






2008,06,07, Sat 21:17
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