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27日、文化庁は
国立西洋美術館など、6カ国計22の作品について、世界遺産委員会が
今年の世界遺産登録を見送ることを決めたと発表したようです。
でも、国立西洋美術館は22の作品中でも比較的高い評価を得ていたようで、
追加資料を提出する等すれば早くて来年には登録されるかもしれないようです。
凄いですね。
因みに今年、国立西洋美術館は開館50周年だそうです。

最近、美術館に行っていなかった為、行ってみようかな・・・と計画中です。

*。.*.・。..;*・。.*.・。..;**・。.*.・。..;*
あやこさんが6月24日に素敵な記事を書きましたね。
電車に揺られながら、読んでいた私は、
涙にも揺られました(焦)。
「続きを読む」を読む度に泣いてしまうので、
しばらくあやこさんの記事を読めそうにありません(残念)。


今回の記事のタイトルが「辛い時も、楽しい時も。」
だから、めぐみも教育実習のことを書くんじゃないの??
とお思いの貴方様。

残念!(なのか…?)

私が今回書くことは、今月26日(金)に行われた
先生もご一緒の!三年・四年のゼミ親睦会についてです!
私が所属しているゼミは日本語ゼミです。
日本語ゼミは人数が多いことから、水曜日と木曜日、二つ同じ授業があり、
どちらか一方を受講する形になっています。
だから…人数が多いこと!
今回も参加人数が多く、全ての人と話せなかったくらいです。

三年生と四年生が向きあう形で、「名前・曜日・卒業論文テーマ」をお互いに言っていきます。
いや~卒業論文のテーマはバラエティ豊か!
方言やオノマトペ、文法や日本語史等々…聞いていてこちらがわくわくしてしまうようなテーマばかり。
三年生の皆さんもテーマがしっかりと決まっていて、焦る四年のめぐみ。
よしっ!教育実習も終わったし!!やるぞーー!!!

これから卒業論文に行き詰まり、辛い時があるでしょう。
でも―
今回の親睦会のように楽しい一時を過ごすこともあるでしょう。
様々な時を、
このゼミの皆さんと共に共有して、それぞれの道を歩んでいくのでしょう。


辛い時も、楽しい時も。

同じ時間を共有するのでしょう。それがゼミだと私は思っています。
*。.*.・。..;*・。.*.・。..;**・。.*.・。..;*
今回のことば ~六月後半編 その七~

オノマトペ

擬声語および擬態語。
(参考:大辞泉)

>more⇒
2009,06,28, Sun 17:22
文学・語学::日本語学 】 comments (x) trackback (x)

山椒の木をご存知だろうか。

私の家の庭に山椒の木が生まれたのは、数年前のことだった。
春、気付いたら庭木の間に山椒の木があった。
鉢植えを植えたのでもなく、種から育てたわけでもない。
家からそう遠くない場所に、小川や林の残る地域にある私の家には
多くの野鳥が訪れ、狸や鼬のような生き物がたまにではあるが顔を出す。
自然に生えてきたそれは、おそらくこのような野鳥か獣によって
家に落とされた種であったのではないかと思う。
意外に大きく成長する山椒の木は
今や私の身長を追い越して立派な木になった。

春、山椒の木には、白い小さな花が咲く。
そして、この時期にシワシワした緑の実を実らせるのだ。
その山椒を前にして、ふと、一年生の頃の上代文学史の授業で平舘先生が
「悔しいという感情を、山椒のピリっとした味だと感じていた」
とおっしゃっていたことを思い出した。
私は好奇心に負けた。

山椒の木になった青い実に手を伸ばし
あの香ばしい山椒の味を思い浮かべながら一粒口に含み
ガリッと噛んだ。
瞬間、自分の失敗を悟る。
ピリっとする、なんてものじゃない痛みが舌先に走る。
痛い。苦い。何より舌先が痺れて感覚が消える。
程良い美味しさを期待していた舌に、その痺れ、まさに想定外。

悔しさとは、麻痺する感覚なのだ。
痛くて、苦くて、心が痺れて動けない。そんな感情なのだ。

やってみなきゃ、わからんこともあるけど
生の青山椒を口に含むのはオススメしない。
ホント、暫く舌先の痺れがとれなかった。
水をがぶ飲みしてる私の隣で、母が笑った。
「馬鹿ねえ。だから言ったでしょ。止めときなさいって。」

・・・体当たりで、悔しさの味を噛締めちゃったワタクシですが、何か。
チャレンジしてみたいっていう、勇気あるおバカが居たら
是非あやこまでどうぞ。山椒の実を大学に持ってってあげるから。
噛んだ後の私の顔は引きつっていたらしいよ。



>more⇒
2009,06,06, Sat 16:44
文学・語学::上代文学 】 comments (x) trackback (x)

新型インフルが減少傾向です!(でも注意ですよ)
そして、BSE検査は緩和する検討に入ったようです。
おぉ!何と!
実は私、2001年にBSEが日本で発見されたから、怖くなって、あまり牛肉を食べなくなったのですよね…。
そう思った時ってもう十年以上前なのか…と一面を読んでしみじみしてしまいました。(あぁ、もう私、大学生だなって←苦笑)
*。.*.・。..;*・。.*.・。..;**・。.*.・。..;*
今日はですね、約半年以上前、私が台湾実習(詳しくはここをチェック!)に行った後、
妙に日本語に敏感になっていた、というか意識し過ぎたいた時期のことをお話したいと思います。


それは授業がない時間に、某夢の国のキャラクターが袋に書かれているドーナツを食べていた時のことです。
あぁー美味しいなーloveと味わい、ドーナツが入っていた袋を見ると、クイズが載っていました。
おぉークイズだーチョキと思って問題を見ると……「∑??!」・・・ ・ ・ ・...

驚きました。

クイズが、某夢の国のヒロイン的存在の「なかよしの」ボーイフレンドは誰でしょうか、という問題なのですね。
いや、普通に考えれば、彼でしょ?例の彼。

いやいやですね、ここは問題に着目すべきなのですよ。
いや、だってですね。
「なかよしの」ボーイフレンド
って何ですか?
ボーイフレンド≒仲が良いことを前提で付き合っている男性(つまり、仲が良過ぎて仕方がない存在)
という私の定義を、この問題は見事に覆しました。
えっ、ボーイフレンドって仲が良くて付き合っているのではないの?
それなのに「なかよしの」って何?

いや…多分ね、もう周りが認めあう位、どうしようもない位に「なかよしの」!ということなのでしょうね。
普通はそう考えますよ。だからこそ、答えも例の彼な訳で。
いや…でも(当時の)私は、違う意味でも捉えていました。

…あえて、ボーイフレンド≒仲が良いことが前提で付き合っている人≒恋人

「なかよしの」と付けているということは…このボーイフレンドは「男友達」という意味なのかしら?
(と思った私は、)そうか、そうか。
では、このクイズの答えは、あの可愛いおしりのアヒルかちょっと変わった犬(ファンの方、済みません)
なのかな?(わくわく)

…いや、そんなわけないでしょう。
と袋をひっくり返して。

日本語(超)意識

やっぱり答えは彼でした。

*。.*.・。..;*・。.*.・。..;**・。.*.・。..;*
今回のことば ~五月後半編 その五~

ボーイフレンド
男友達。恋人
(参考:『パーソナルカタカナ語辞典』)

boy・friend
a man or boy that sb has a romantic or sexual relationship with
(参考:『Oxford Advanced Learner's Dictionary,seventh edition』)

2009,05,24, Sun 21:27
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今日は、今読みかけの本をご紹介します(o'v'o)♪
それは…山田詠美『熱帯安楽椅子』(集英社文庫・1990年6月発売)です。

私は、プロフィールに書いたとおり、山田詠美の作品が…そして山田詠美という作家が大好きです。
もう大好きすぎて、自分の「さやか」という名前を、「詠美」か彼女のニックネームである「Amy」に改名したいぐらいです笑

彼女の、衝撃的な大胆な作風と、その世界に思わずのこりこんでしまう魔力のある比喩表現。
さらに題材はとても衝撃性があるんだけど、彼女の描く女性たちにはどこかいじらしさを感じます。
そんなAmyワールドにハマってしまいました…。
大学に入って、近現代文学の研究方法を知った後から、マイペースにAmy研究をしています。

彼女の作品は好きなのですがまだまだ読んでいないものが多く…
大学在学中に、山田詠美の全作品を読破することが私の目標なんです!!!

その目標のために、暇を見つけてはコツコツと、詠美作品を読んでいる途中です。
そこで今、読んでいるのが『熱帯安楽椅子』です。

この『熱帯安楽椅子』は、彼女の作品の中でもかなりマイナーな作品ですね。
何かの受賞作品でもなければ、特に評価の高い作品でもありません。
この本を知っている人も、なかなかいないと思います。

ただ、主人公の女性が小説家であることが、私にとって何か少しひっかかっています。
決してエッセイではないし、山田詠美が自分自身の体験を物語にしたようではないそうなのですが…

まだ読みかけですが、ざっとストーリーを紹介すると…
―――小説を書く〈私〉は男のことで悩み、友人に勧められバリ島へ行き、
現地での心地よいホテル・熱帯の自然・男たちとのセックス、それら一つひとつに〈安楽椅子〉のように、とても労られていると感じる

といったところではないでしょうか。

〈小説家〉である主人公の視線をとおして、バリ島での出来事が描かれています。
それを読んでいると、〈小説家〉としての作者・山田詠美自身の視線に、読者である私が憑依してしまったような感覚になります。
他の作品も読み続けてきましたが、ここまで来ても、作者の文章表現の力量にはただただ圧巻されるばかりです。
さらに、バリ島での主人公の気怠いの生活の様子が、だんだん蒸し暑くなっていく現在の日本で過ごす私自身をも気怠くさせます(笑)

と、まあ、大好きな山田詠美とその作品について語ってみました!
他にもオススメの作品がたくさんあるので、これからどんどん紹介していきたいです♪

2009,05,11, Mon 20:46
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