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秋が深まってきましたね。目白のキャンパスにも、金木犀の甘い香りが漂い、気持ちのいい毎日です。
秋といえば、来週から学園祭の準備期間が始まり、18日、19日はいよいよ目白祭本番です。

私は去年まで実行委員でしたが、今はやめています。
がんばって物事に取り組むと、新しくやりたいことが出てくるもの。そんなときは、あっさりやめてしまったほうがいいんです。
最近、後任の子から質問メールを受けたりして、今年も頑張っているのだな、と思うこの頃です。今年は55回という節目の年ですし、新しく野外ステージを企画して張り切っているみたいです。

さて。
今日、パンフレットを買って開いてみると、学長先生の挨拶がありました。
一部ですが、引かせていただきます。

今年、目白祭実行委員会は「Kanade~奏~」というタイトルを選んだ。
どういう経緯で選ばれたのかはつまびらかにしないが、いかにも世界の現在の願望を象徴しているように私には思われた。2001年9月の世界を震撼させたおぞましい事件から8年、世界は鎮魂の時を経て、大国の仇討ち的戦闘にもうんざりし、地の底から草の根の運動が広がってきている。民族の違いを超えて相手の声に耳を傾けようとし、怒りを静めて協和音の安らぎを求めている。そうした地球規模の平和への希求が、言わず語らずのうちに若い世代の気分を支配し始め、「Kanade~奏~」という言葉に凝ったのではないかという気が、とっさにしたのである。

このテーマが決まったのは確か5月か6月のことで、私もその場に居合わせました。一人ひとり異なる音色を合わせて、音楽を奏でるように、みんなの力で素晴らしい目白祭にしよう、という意気込みが伝わってくるようで、うれしくなりました。

これを読んで、わたしはぼんやりと考えました。
今回、我々は目白祭という場で、私たちの音を奏でようとしているわけですが、これから私たちが社会に出て、大学の輪を越え、世界中に、優しく、豊かな音楽を奏でられるだろうか、と。私が二年間、学祭のみんなと踏ん張ったように、今後世界の誰かと手を携えて、何かを変えていけるだろうか、と。

…まあ、私個人が世界を変えられるとは到底思えないけれど汗
強い願いが、何かを変えられると信じたいですね。

一人ひとりの心の中の願いが合わさって、協和していくことが、きっとあると思います。

なんだかいたく感じ入ったもので、マジメっぽくなってすみませんでした。
えっと、話が逸れましたが、目白祭、いいものになると思いますので、是非いらしてください。私も、当日はお手伝いに行こうかと思っています。経験者がいると何かと便利ですからねーにひひ
一生懸命、こつこつがんばって作り上げた、日本女子大らしい学園祭になるような気がしています。
後輩たちのがんばりに、期待大ですにぱっ星

2008,10,11, Sat 20:58
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これは夏休み最後のある日、私に起こった出来事です。
一部グロテスクな内容が含まれますので、「崖の上のポニョ」のメロディに乗せてお送りしたいと思います。
さあ!みんなで歌ってみよう!!

~~~

ポーニョ ポーニョ ポニョ おんなの子

22歳のだいがくせい

ポーニョ ポーニョ ポニョ ふくらんだ

まんまるおなかの女の子



ペータペタ ピョーンピョン

チャリっていいな のっちゃお!

ニーギニギ ブーンブン

気持ちがいいな とばしちゃお!



考えごとをしてると 何かにぶつかるよ

パークパクチュッギュ! パークパクチュッギュッ!

血が出た あごから まっかっかの



ポーニョ ポーニョ ポニョ 大丈夫?

警察官がやってきて

ポーニョ ポーニョ ポニョ 救急車

呼ぼう! 今すぐ! 電話して!  (°Д°;)



~間奏(搬送中)~



ピーポピポ いいのかな

たいした怪我じゃないのに

よーくよく 見てみよう

お医者さん言った 「縫いましょ☆」  (°Д°;;)



いっしょに来た人 見た目もっとすごかったのにな

ワークワクチュッギュッ! ワークワクチュッギュッ!

麻酔が 2回も 切れたよ



ポーニョ ポーニョ ポニョ 痛かった

こんな思いはもういいよ

ポーニョ ポーニョ ポニョ ごめんなさい

安全運転 めざします



~完☆治~  d(´ω`●)

2008,10,10, Fri 23:59
日常生活 】 comments (x) trackback (x)


風もすっかり冷たくなり、いつの間にか季節は秋になりましたね。
キャンパスでは蝉が鳴いていますが…

この時期になるとそこかしこで、金木犀の良い香りが漂い始めます。私は金木犀が大好きなので、この時期は本当に落ち着いたいい気分になれます。
それと同時に、銀杏の臭いもちらほらと…
銀杏、食べると美味しい(ビールのおつまみに合う!)んですが、道路で無惨に潰れてしまったときのあの臭いはどうにも好きになれません…

しかし、目白駅からキャンパスまで歩く間には沢山のイチョウが植えられているので、どうしてもこの臭いは避けることができません…。まだ、本格シーズンではないのでいいのですが、これからが…。
出来ることなら踏まれる前に全て集めて食べてしまいたい!

しかしながらこんな願いが叶うわけもないので、顔をしかめながら歩く他ないのです。あぁ、華の女子大生なのに…

2008,10,09, Thu 23:09
大学生活 】 comments (x) trackback (x)

最近サークルの友達に誘われてmixiというものに今更入ってみた私です。異空間過ぎて私には分からないことだらけです。そんなmixiの中で「キレるバトン」(お題の言葉を自分の口調に変換していく)とやらがありました。で、一応私も挑戦してみたんですけど……数分で嫌になった。何だかすごく疲れる。

怒るのって苦手です。
体力も気力も消費しちゃうのに、相手に真意が伝わらないで恨まれたり、もっとヒドイ場合は流されちゃったり。
わりに合わない面倒な作業だな、って思います。
でも、それでも相手に働きかけたいときってありますよね。
相手も自分も嫌な気分になっても、怒ること、怒られることがキッカケになって今までより深く付き合える。
そういうこともありますよね。
怒ってくれる人、怒ってあげられる人が自分の周りにいるのは、多分とても幸せなことだと思うのです。
だから、もっと他人にちゃんと怒ることの出来る人になりたいなぁ。

そんな話はともかく。私もたまには中古以外の文学を話題にしてみようと思います!
以前ともよちゃんが記事を書いてた中国思想演習という授業の話です。
ともよちゃんが書いてたように、この授業では『老子』を読んでいます。
今日は下篇徳経の後半にある章をいくつかやりました。
なかでも面白い指摘が出てたのが、79章。

 深く結ばれた怨みごとを和解させたところで、〔当事者の間には〕必ずしこりが残るものである。どうしてすぐれたやり方といえようか。そこで聖人は、〔債権者として〕割符の左半分をしかと握っているが、しかし、それでいて相手(債務者)を責めることはしない〔自ら責めずとも、非があれば天が責めることを知っているから〕。諺にも「有徳の人は割符を管理するだけ、無徳の人はもっぱら取り立てる」という。天のやりかたにはえこひいきがなく、いつも善人の味方をする。
(楠山春樹『「老子」を読む』PHP文庫、2002)


最後の太字にした部分について「いつも善人の味方をする、っていうのはえこひいきとも取れる気がするんですけど…」と言った子がいて、それから皆で
「いや、善人の味方っていうのは悪い人は見逃さないっていうニュアンスであってー」
「でも善人か悪人かという判断は、その人の視点によって変わりますよね」
「そもそも『老子』で「善人」って表現するのが珍しい気がするんですが…」
と、善人って何だよ?という議論に。
あー何か質問してる人の言いたいことも発表者の言いたいことも分かる気がするんだけど、うーん。と一応考える私。
善人善人善…あれ?
前期に自分が発表した2章を見返してみた。

世の人はすべて、美しいとされるものを美しいと思い込んでいるが、〔立場が変われば〕それは醜いものである。善とされるものを善であると思い込んでいるが、〔立場が変われば〕それは悪なのである。…(後略)

「…あれ??2章でこう言ってたのに、79章で「善人」って言葉をぽろっと使っちゃうのは何だか変ですよね…」

何なんだこいつは…という話になるわけですが、ひとつの仮説として
79章に出てくる最後の一文は後世付け加えられたものではないか
ということが考えられます。テキスト(前掲書)には『老子』という書物について次のような説明があります。

ところで近年の研究は、その内容から推して『老子』を一人一時の作ではないと見る。…(中略)…現行本の成立に至るまで約百五十年の歳月を閲したと考えられる『老子』には、当然のこととして旧新の思想が入り交じっている。特に戦国時代は思想界が活況を呈していた時期であって、『老子』の思想は他学派にも大きな影響を与えているが、逆に後出の文には他学派からする影響も見出される。

つまり、今私達が読んでいる『老子』はいろんな人の手が加わっているから、よくよく読んでみると
「え、前と言ってること違うよね?」
という訳の分からない部分が出てきてしまうらしいのです。むずかしー!誰だよ書き足したやつ!!

『老子』は正直難しいです。ただでさえ柔弱謙下とか無為とか言ってることも難しいのに…。
でも、前期から付き合ってきただけあって前より少しは親しめるようになってきた気がします。
それに一人じゃなく皆で読んでいるから気づくこともありますしね。今日の善人の所なんかも、私は(前期2章を担当していたくせに)「ふーん」と思っただけで全然ひっかからなかったので指摘してもらえてよかったです。

よし、この調子で後期も頑張ろう…。来週は目白祭期間で授業ないけど。

2008,10,08, Wed 23:23
文学・語学::中国文学 】 comments (x) trackback (x)
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