先週、千葉県にある鳥の博物館に行ってきました。
私は博物館学芸員の資格を取りたいと思っているので、今年は博物館に行く機会が増えました☆ 今回、企画展示として「日本の鳥展」という展示が行われていました。なんと日本に生息する鳥の剥製が306種類312点も展示されていたんです! 日本にこんな鳥がいるんだ~と驚きがたくさんで、とても勉強になりました。さすがに312羽もの鳥が一箇所に集まるとチョット怖かったのですが…(笑) みなさんは「日本の鳥」といえば何を思い浮かべますか? 私は今年『新古今和歌集』の授業を履修していたのですが、和歌には鳥が詠まれているものがけっこう多いのです。私が担当した歌は「鶉(うずら)」を詠んだ歌だったので、今年は1年間「鶉」についていろいろ調べました。…なので、「日本の鳥」というとチョット渋いですが、「鶉」が思い浮かびます(笑) 「鶉」のたまごは、みなさん食べたことがあるかと思いますが、鶉は肉もおいしくて昔から狩の対象とされていたそうなのです。チョット食べてみたいかも! 私が習った『新古今和歌集』といえば…八代集(勅撰和歌集)の一つですが、ここで私が高校生の時に習った八代集と呼ばれる八つの和歌集の覚え方を紹介します! 「こごしゅうごきんしせんしん」です! 「こ…古今集 ご…後撰集 しゅう…拾遺集 ご…後拾遺集 きん…金葉集 し…詞花集 せん…千載集 しん…新古今集」の八つです。初めの文字を呪文のように並べたものですが、これが不思議と語呂がよくて覚えやすいんです! 八代集が時代順に覚えられるので、とても便利ですよ(^_^) 受験生のみなさんは、これから試験が多くて大変な時期だと思いますが、体に気をつけて無理せず頑張ってください!!応援しています(>_<)/~
2007,01,27, Sat 21:41
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![]() 今回は割とストレートなタイトルにしました。 「何故日文か」 これは結構重要な問題ですよね。 日本女子大学の数ある学科の中で何故高校時代の私はこの学科を選んだのでしょう。 ①国語が大好きだったから。 特に現代文が好きでした。授業で読んだ「仮面の告白」や「野火」が忘れられずこの世界に足をふみだし、結局近代で卒論まで書いてしまったのだから、私の選んだ道もあながち間違っていなかったのでは笑 ただ、大学では高校時代に触れることができなかった上代や近世の文学に触れることもでき、高校時代より広い世界を知ることができます。奥行きの広さは大学が一番です。 国語が大好きで、さらにさらに深みにハマっていきたい子は日文を選んで間違いないはずです! ②創作がしたかった。 このブログでもたまに書いているのですが、実はあいは創作をする人間です。 高校時代から地味~に小説を書いたりしているのですが、本学科では創作の講義ももうけられています。 「創作技法論」というのですが、和歌から散文詩、小説まで幅広く学べます。 授業ではみんなで作品を出し合い、最後には一冊の本にして配布されるのでみんなの作品から刺激が受けられるんですね! また「文章表現法」という授業もあり、表現の世界の構造の理解に繋がっていきます。 さらに創作に熱を燃やしたい方は、日本文学科には「自主ゼミ」という部活みたいなものがあり、各時代別に担当教授もついて先輩たちと楽しく学びながら力をつけていけるのですが、この自主ゼミには「創作」ゼミもあるのです! 普段から文学を愛し、研究している人たちの描く世界はかなりディープで、読み応えもバッチリですよ。 というわけで「創作大好き!」な貴女の受け皿になってくれること間違いなしな訳です。 でも特別に創作関係の講義ばかりを取らなくても、作品を読み解く中でひとつひとつの言葉の意味から咀嚼していく文学という学問を勉強しているうちに、自然と表現力や、文章力も身に付いてくるものです。 今では「文章苦手…」と思っている貴女も、課題に取り組んでいるうちに手慣れたものになってくるはず! 日本女子大学日本文学科のホームページを観てください。 「技術としての言葉を磨く」 これが本学科の魅力の一つです。 言葉の持つ世界の魅力に取り憑かれた貴女のご入学、日本文学科一同心よりお待ちしております!
2007,01,26, Fri 22:02
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前回の記事でもお伝えしましたが、
めったに乗らない東海道線小田原方面に揺られつつ、神奈川って広いなぁと実感。海あり山あり温泉あり。なかなか素敵なところです(^^) 観光シーズンからはちょっと外れた1月末。休日だったのですが、地元の人しかいないんじゃ…という状況。 滅多にない展覧会だし、混んでるんじゃ・・?と心していた3人はちょっと拍子抜け(笑) 可愛い柴犬をお散歩中の少年とふれあいつつ佐野美術館(ただいま改装中のため写真を載せられないのが残念)に到着すると、やっぱり混んでます(笑) たまたまボランティアガイド氏による解説トーク時間と重なってしまったらしく、なかなか先に進めません! ですが、お客さんは年配の方が多かったので落ちついていました。 ちょっと驚いたのが、地元の中高生の多さ。特に課外授業でもなさそうなのですが、色々見て回っています。 自慢じゃないですが私なんて展覧会巡りをするようになったのは日文に入ってからですよ(汗) 地域密着でこんなに素敵な美術館があるのってやっぱり違うなぁと思ったのでした。 今回の展覧会、タイトルの通り12世紀に作られた国宝「源氏物語絵巻」が平成の最新技術を駆使して復元された!というのが見どころ。 昭和にも一度復元されていたようで、歩いていくと巻ごとに「平成版→昭和版→国宝デジタル複製画」の順番で観ることができます。 当然一番目に付くのが平成版なのですが、なんだかちょっと違和感が。 なんなんだろう。絵巻っぽくない・・・ ずっと思っていた違和感の謎、いくつか観ていくうちに解けました。 私は今まで当時の模写やコピーしか観たことがなかったんですね。いくら補修してあるとはいえ、当然剥落やら色褪せが激しいわけで。 無意識のうちに、「絵巻=古いもの」という認識ができあがってしまっていたのでした。 当時の最高技術を駆使して描かれた絵巻。よくよく考えてみると、当時は料紙、軸から絵に至るまできらびやかに描かれていたはず。 だから「よみがえる」なんですよね。後期の授業やいつもの展覧会とはまた違った「絵巻」に出会えました。 でも私は、「古い」絵巻の方が好きだなぁ(笑)時代を越えてきた、空気が。 展覧会、復元作品と一緒に製作過程や料紙・色料(絵の具)の展示もあったりして楽しめました♪
2007,01,25, Thu 14:52
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本女内を歩いていたら、
百年館や香雪館や図書館などの入口に「入講規制のお知らせ」の看板があって、 あぁもう受験なんだなぁと実感しました。 このブログも受験応援記事でいっぱいですね。 応援、はやはり心強いもんです。 かくいう私もいろんな人に応援してもらって受験を乗り切りました。 受験は一人でするもの。 だから受験直前は心細くもなるもの。 そんなとき、心に響くのが応援。 応援、は「やるぞ~」っていう前向きな気持ちと同時に、 「一人だけど一人じゃない」っていう心の支えみたいな役割もあるように思います。 だから、頑張れ受験生☆ そして春に本女で会いましょう。 その頃は食堂もリニューアルされて綺麗になってるはず~♪
2007,01,24, Wed 23:47
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