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最近、博物館のことしか書いてませんね汗
でも今回も博物館です!!
大宮に新しくできた鉄道博物館に、少し前に行ってきましたlovelove


オープンした日はすぐに入場制限がかかってしまうほどに盛況だったようですね。
私が行ったのは平日だったのですが、開園10時にすでに長蛇の列!!!



唖然としました。
幼稚園くらいの小さな子は分かるけれど、なんでスーツ姿の男の人がこんなに・・・・
もしかして、仕事?いやいやいや・・・

でもやはり平日だったからか、中はそんなに混んでいませんでした。
運転シュミレーターや、ミニ列車が実際に運転できるコーナーはやはりすごく混んでましたけど。
なのでシュミレーターなんかはできませんでしたけど、本当に楽しかったです!!
実物車両が36両もあって、その中のいくつかは実際中に入れるんです。明治-大正期の車両はとても趣深くて、ずっと座っていたくなりました。あと座席が今より小さくて、当時の日本人が小柄だったのを感じました。



クモハ40074は「吊り掛け駆動体験」ができるんです!!
今とモーターが違い、独特の振動と音があったんですね。ドキドキしながら座りました。



語ると長くなるので、というか正直語りつくせない楽しさで、10時過ぎに入館し16時過ぎまで楽しみました。
ぐったり(笑)
この前、澁澤龍彦展を見たときも興奮しすぎてぐったりしてましたが、その比じゃありませんでした。澁澤センセイごめんなさい・・・


気づいたことは、
○トイレがいたるところに設置されていて、混雑していない。授乳室やオムツ替え室もある。
 家族での来場者が多いのを見越して、しっかり作られているなと思いました。

○キッズスペース(プレイルーム)の完備。
 鉄道のおもちゃで遊べるコーナーで、やはり家族連れには嬉しいだろうなと思いました。

○プロムナードに万世橋を彷彿とさせる意匠。
 もともとは万世橋駅(秋葉原)にこの博物館の前身があったことを伝えるもので、いいなと思いました。博物館の建物自体もたくさんの時間の中で、大切な記憶・資料となり得ます。けれど建物はいつか壊さなくてはいけなくなる時が来ます。そのとき、その建物の記憶をどう残していくか、新しい博物館にどう伝えていくかというのは大切な課題のように思いました。
 ちなみにこのプロムナード、床は時刻表で、天井はダイアグラムなんです!にくい!!







2007,10,30, Tue 17:55
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今日から来週の月曜まで文化祭ために授業がお休みになります。
なので今日は友達と横須賀美術館に行ってきました!笑っちゃうほど遠かったです!!!(笑)



企画展は「澁澤龍彦 幻想美術館」

澁澤龍彦はフランス文学の翻訳者として有名な人でしょうか。
私は写真家の細江英公や舞踏家の土方巽が好きなので、そちらとの関係で見てしまうんですが。
今年は没後20年なので、いろいろなところで澁澤展が開催されているんですよ。

さて、展示の中身。
これから観に行かれる方もいかもしれませんし、少しだけ。

横尾忠則の土方巽舞踏公演のポスターがありました。
これは細江英公が土方巽を撮った「鎌鼬」という作品をもとに、横尾忠則がポスターにしているんです。思わず涙声で「これって奇跡だよね・・・」って言ったら笑われました。でも同意してくれましたけどね!!!!!(笑)3人が一つの作品になるなんて、本当に奇跡です。そりゃあ、涙声にもなりますよ。

あとは『高丘親王航海記』の直筆原稿。
友達は「あ、今持ってる」と言っておもむろにカバンから文庫本を取り出し、該当部を開いて「あ、本物だ・・・すごい、すごい」と感動していました。私は彼女の澁澤に対する愛に感動していました。


難点というか、博物館の勉強をしているから気になった点というか、そういうのもありました。
まず、これを言ったらおしまいなんですが、海を臨む立地って大丈夫なのかな?とは思いました。潮風は博物館資料にいい影響を与えませんよね。あと、自然採光をしている箇所が多く見られました。これも、前と同じ理由です。ガラスがたくさん使われているのは開放的でいいのですけど。
あとは展示室に吹き抜けの空間が多く、音が響いてちょっとうるさいかなと思いました。
窓が多いのもあるせいか、展示室が明るいのも気になりました。
一緒に行った友達も同じことを考えていたらしく、最後は博物館トークで締めてしまいました。単純に楽しめませんね(苦笑)


夕ご飯は以前のブログにも書いた渋谷のご飯やさんへ。
横須賀から渋谷に行くなんて、なかなか元気が余ってたみたいですが、むしろへとへとの体を癒すために頑張っていってきましたよ!
二人でハンバーグを食べました。
美味!!!




2007,10,17, Wed 23:26
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 9/22に平塚市美術館に行きました。
 今は宮沢賢治展。写真や直筆原稿やその複製、賢治の手による絵、たくさんの作家による賢治作品の挿絵が展示されています。目玉は「雨ニモマケズ手帳」!
 原稿も興味深かったですが、賢治の描いた絵が印象的でした。とても綺麗で、彼の言葉と繋がるものがあるかもしれません。一読者のぼんやりとした感想で申し訳ないのですが。展示後半の挿絵はとても楽しい気持ちになりました。「あー。絵本ってこんな感じだったなぁ」って。
 博物館の勉強をしている身としては、美術館と隣接する博物館・図書館と、この企画展示を上手く連携させている点がいいなと思いました。博物館では関連の内容でプラネタリウム上映を行い、図書館ではもちろん関連の図書を。こんなに三館連携しているのは珍しくて、この企画展示への熱意を感じました。ちなみに賢治の妹トシは、日本女子大学の先輩なんですよ。

 夕方に再び美術館へ。
 美術館の壁にプロジェクターで村田朋泰の映像作品を映し出す、野外上映会を見に行きました。平塚の美術館でこんな催しに参加できるのは初めてだったので、とても興奮しました。しかも村田朋泰!彼は立体アニメーションの日本における第一人者で、ミスチルのPVなども手がけている人です。
 美術館の芝生に座って一時間。素敵な一時間でした。目の前の映像を見ながらも、ふと涼しい風や周りの人の反応に意識が向く。心地いい集中力の途切れ。野外っていいな。
 彼のクレイアニメーションは有名ですが、普通のアニメーションもとても良かったです。むしろこっちの方が好きかな。来年は彼の企画展示がこの館で行われるので、それもいまから楽しみです。


2007,09,24, Mon 20:52
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どうも、むとうです。
前回の自分の記事を見て、その文字量に思わず「どんだけ図書館好きなんだよ」と他人事のように呟いてしまいました。
…す、すみません。テンション上げ過ぎでした(>_<)

それはそれとして。
今日は博物館実習の集中授業最終日だったので、それについて書きたいと思います。
博物館実習というのは博物館学芸員課程の必修科目のうちのひとつです。実際に博物館で実習を行うのは4年次ですが、3年次にも学内での講義と夏季休暇中等で行われる集中授業を受ける必要があります。
そんな訳で、私もこの夏休み中に計4日間の集中授業でいくつかの博物館を見学してきました。
全部について詳しく触れていると前回の記事の二の舞になるので止めますが、この集中授業を通して今まで見学していても見えてこなかった博物館ごとの事情や、それらに対して学芸員の方々がされてきた努力を感じることが出来ました。

今日は埼玉県立さきたま史跡の博物館を見学してきました。
さきたま史跡の博物館は国宝「金錯銘鉄剣」(教科書でお馴染みの「ワカタケル大王」の名を含む銘文が刻まれた剣です)をはじめ、国史跡さきたま古墳群で発掘された考古資料を主に扱っています。
現在、古墳群は公園として整備されており、博物館もこの公園内にあります。
国宝の鉄剣を展示するための二重になったガラスケース(中には酸化を防ぐために窒素ガスを入れてるそうです)もすごいなと思いましたが、史跡の発掘調査を進めるのに生じる問題点、学芸員側からの史跡環境の整備に対する考えと公園としての環境整備に対する考えとの兼ね合い、などのお話が特に印象に残りました。

集中授業で得たものを後期の授業、そして何より来年の博物館実習で役立てていけるよう頑張ります!(後期から4年の実習にむけた準備も本格になってくるので。)

ところで、記事タイトルのセンスのなさに自分でもガックリです。日文なのに…。

2007,09,14, Fri 22:22
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