![]() 昨日から学芸員課程の博物館実習が始まりました。いつも学校へは徒歩で通学している私ですが、これからしばらくは都電荒川線で通勤の日々です。どうか寝坊だけはしませんように…! 実習二日目の今日は、図書室での業務について学びました。 博物館には大抵図書室が設置されています。しかし、博物館や美術館に訪れることはあっても、この図書室を利用したことのある人は案外少ないのではないでしょうか?(かく言う私も、外からチラチラと中を覗くことはあっても実際に入室したことはありませんでした…) ところがこの図書室、私達の想像以上に色んな情報が収集・整理されている所なのです。 特に、私の実習先の博物館の場合は「専門博物館」といってあるテーマに関する資料を扱っているので、そのテーマについては他では見られないような資料も揃っています。 そうした資料の特殊性から、普通の図書館と違って貸出は出来ず閲覧のみにしているのだそうです。 そんな説明を司書の方(図書室のことなので、今日は学芸員さんでなく司書さんに指導して頂きました)から伺っている最中にも、図書室へ調べ物にやって来られる利用者の方がいらっしゃっていて 「やっぱり利用する人はここを上手く利用してるんだなぁ」 と実感しました。 また、やはり博物館の図書室ですので一般利用者だけでなく館内職員へのサービスもしています。図書室の資料を調べて得られた情報が企画展示に活かされる、ということも多いようです。 それにしても、博物館実習で司書のような業務もやる、とは思っていませんでした。ウチの大学の司書課程では実習はないので、ちょっと嬉しかったです。 この他の実習内容としては、講習会などのイベント準備を手伝ったり、資料受入業務をしたりするそうです。想像以上に盛り沢山な内容なので「これはかなり疲れるわ…」と思いつつも楽しみです。 4年次の博物館実習は原則として一週間以上。私は11日間お世話になる予定です。 まだまだ実習は始まったばかりなので、引き続き頑張っていきたいと思います。
2008,08,21, Thu 19:43
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昨日は友達と世田谷美術館に行ってきました。
「冒険王・横尾忠則」展 ![]() 砧公園内にある美術館で、とってもいい所ですよ ![]() 高校生の時に一人で来た以来なんですが、やっぱり二人のほうが楽しかったです。 いい所すぎて、一人で来るとむなしくなるんですよね!笑 展示の感想は、横尾忠則元気すぎるだろう・・・という。 この人はいったい何人分の「一生の仕事」をしてきたんだろう?というパワーでした。 演劇サークルでチラシを作っていた頃にはあえて避け続けてきた人物なんですが、やっぱり正解だったなと思います。展示されていたグラフィック原画には、溜息しかありませんでした。ほかの作品もニヤニヤしながら見てきました(気持ち悪い) こういう作品が楽しめる位には成長したんだな、としみじみ思ったりもしました。まあ同時に自分の教養のなさを感じるんですが ^^; 渋谷のいつものお店でご飯を食べ、ついでにジェラートもいただきました。 おいしかったー ![]() ![]() ![]() ![]() ダージリンリキュール×オレンジジュースと、マンゴーサワー ![]() 煮込みハンバーグ(撮るの失敗) ![]() ティラミス・ぶどう・マンゴー
2008,06,13, Fri 13:04
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![]() ![]() ナナホシテントウが葉の上を散歩しはじめ、日向に春の花もちらほら見えるようになって なんとなく、春が近づいてきたのかな。と感じさせられる今日この頃。 皆様、元気にお過ごしでしょうか? あと、11日程で桃の節句。ひな祭りです! 「もう家に小さい子供もいないし、忙しいからひな祭りをしない。」 という話を最近、耳することが多く、なんとなく寂しい感じがするのですが、 皆様は、ひな祭り、されていらっしゃいますか? 私の家では、毎年、ひな祭りをします。 「ひな祭りをする」とは言っても、ただお雛さまを飾り、たまに雛あられを食べることもある。 というだけなのですが、毎年一回、お雛様を箱から出して段に飾るのは、何歳になっても変わらない楽しみがあります。 小さい頃に、お内裏様の持っている刀が鞘から抜けるのが面白くて何度もはずしてみたり、戸棚が引き出せるものは全部片っ端から明けてみたり、五人囃子の楽器を無理やり人形に持たせようとしてみたり、妹と私でどちらが、どの雛人形を取り出すかでけんかしたり・・・。 そんな、色々な思い出があるお雛様を取り出すとき、未だに小さい頃と同じように 刀で遊び、お道具をいじり、取り出す人形の事でじゃんけんなんかをするわけなので 雛人形を飾る日、というのは幼い子供に戻る気がします。 そんな、ひな祭りのお人形の展示が、今、三井記念美術館で開催されているのを知ったのは、数日前のことでした。 「三井家のおひなさま」展。これは、是非見に行こう。と思い・・・ 今日、早速、日本橋の三越隣にある三井記念美術館に行ってまいりました。 立派な衣装を着たお内裏様とお雛様。 五人囃子の今にも動き出しそうな様子。 細かい細工の施された調度品。 他にも、小指の先くらいの大きさのお茶碗や、小さな将棋盤や碁盤。 中にまで細かく絵が描かれている女乗物や、可愛らしい市松人形がたくさんあって、 一つ一つ違う表情を持ち、今にも動いて話しかけてきそうなお人形を見ることができて とても印象的でした。 そんな、綺麗なお雛様を見ながら、ふと、 石井桃子作『三月ひなのつき』を思い出しました。 今はどうか解らないけれど、以前、道徳か国語の教科書に教材として載っていた気がするので、 知っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 お母さんと、娘と、紙雛のお話です。 私にとって『三月ひなのつき』は小学生の頃に読んで以来、大好きな作品なので ひな祭りの時期になると、必ずと言っていいほど思い出します。 そして、この作品に出てくる「紙雛」にはちょっとした思い出があるのです。 お話を読んで、紙雛(折り紙で作ったお雛様)を知った私は、 雛人形を持っていながら「お母さんの折ってくれる紙雛」に憧れました。 紙雛が、欲しい。 作ってみたいし、作って欲しい。 そう、思いつつ、時と共に忘れて数年。 多分、中学2年生くらいの頃だったと思います。 知り合いの方が、紙雛の作り方を知っていて、教えて下さったのです。 お内裏様とお雛様。 その時、初めて作ったので、上手くは出来ませんでした。 それでも、紙雛を作ることができて、本当に嬉しかった気持ちは今でも忘れていません。 未だに、立春を迎える度、自分の部屋に、その紙雛を飾っています。 ![]() ![]() ![]() いつか、私が母親になることがあったら。 『三月ひなのつき』に出てくるお母さんのように、娘に、紙雛を折ってあげたい。 そんなことをおもいつつ、来月、3月3日までに「紙雛」の本を探して、 三人官女や、五人囃子等、一つの人形でいいから作ってみようかな。と計画中です。 まだ、少し先ではありますが。 皆様が楽しい桃の節句。ひな祭りの一日をお過ごしになられますように ![]() ![]()
2008,02,21, Thu 19:12
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木曜日でテストが終わり、これからは本当に就職活動モードです!
と、言いつつ昨日今日と美術館に行ってきました(笑) 25日はお昼から日本橋である企業の片とお話する機会があったので、午前中に三井記念美術館に行ってきました。 『「国宝 雪松図」と近世絵画』展。 応挙による雪松図は本当にすごいんです!写実と、それを超えた美しさがある屏風です。迫力に圧倒されますよ。この屏風は三井記念美術館のオープニング展でも出ていたんですが、それ以来私の中では「この美術館ではこれっ!!」というくらい好きです。 他にもいいものがたくさん出ていました。夢中で見過ぎて、ガラスケースにぶつかりそうになりました・・・。あ、あぶない、あぶない。 今日は珍しく企業説明会もセミナーもなかったので、これまた久々にデートでした。でも、まぁ午前中は大学のキャリア支援課に行ってたんですが(笑) 佐藤美術館という、新宿にある美術館に行ってきました。『諏訪敦絵画作品展 複眼リアリスト』展。 諏訪敦氏は緻密な描写が特徴の画家で、今までは雑誌なんかでしか見たことがなかったので、今回実際に作品を見ることができてよかったです。 すごい・・・。生きてるみたい。 眠っている人は死んでるようにも見えるんだけど、でも生き生き死んでる! 諏訪氏は女性の絵ばかりだと思っていたんですが、『大野一雄の幻視』という作品をはじめ大野一雄をいくつも描いていてびっくりしました。なんだか最近はこの手の人に縁があるな・・・。 この日はイベントで諏訪氏本人が来ていて、40代とは思えない若々しい方でした。 ・・・こ、好みの顔でした。爆 かっこいい・・・(笑) あれ?こんな内容のはずじゃ・・・
2008,01,26, Sat 23:51
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