昨日から学芸員課程の博物館実習が始まりました。いつも学校へは徒歩で通学している私ですが、これからしばらくは都電荒川線で通勤の日々です。どうか寝坊だけはしませんように…! 実習二日目の今日は、図書室での業務について学びました。 博物館には大抵図書室が設置されています。しかし、博物館や美術館に訪れることはあっても、この図書室を利用したことのある人は案外少ないのではないでしょうか?(かく言う私も、外からチラチラと中を覗くことはあっても実際に入室したことはありませんでした…) ところがこの図書室、私達の想像以上に色んな情報が収集・整理されている所なのです。 特に、私の実習先の博物館の場合は「専門博物館」といってあるテーマに関する資料を扱っているので、そのテーマについては他では見られないような資料も揃っています。 そうした資料の特殊性から、普通の図書館と違って貸出は出来ず閲覧のみにしているのだそうです。 そんな説明を司書の方(図書室のことなので、今日は学芸員さんでなく司書さんに指導して頂きました)から伺っている最中にも、図書室へ調べ物にやって来られる利用者の方がいらっしゃっていて 「やっぱり利用する人はここを上手く利用してるんだなぁ」 と実感しました。 また、やはり博物館の図書室ですので一般利用者だけでなく館内職員へのサービスもしています。図書室の資料を調べて得られた情報が企画展示に活かされる、ということも多いようです。 それにしても、博物館実習で司書のような業務もやる、とは思っていませんでした。ウチの大学の司書課程では実習はないので、ちょっと嬉しかったです。 この他の実習内容としては、講習会などのイベント準備を手伝ったり、資料受入業務をしたりするそうです。想像以上に盛り沢山な内容なので「これはかなり疲れるわ…」と思いつつも楽しみです。 4年次の博物館実習は原則として一週間以上。私は11日間お世話になる予定です。 まだまだ実習は始まったばかりなので、引き続き頑張っていきたいと思います。
2008,08,21, Thu 19:43
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