NEW ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES

「何で今日はこんなんばっかなの…。」

嘆いた。そう女、めぐみは嘆いた。
見たい本がない。見られない。行きたいお店に行ってみたら、なくなっていた。

何なんだろうか、何だか切ない。
「論文は、コピーしておいて損はない」
これをモットーにしている私は、資料が足りてはいるが、でもどうして見たい本があって―
でも、日女の図書館にはない。
「本もなければ、お店もない…。何でないのだろうか…。」
ない、ない、と思っていると、ではあるところはないのか?と思ってしまう―

!!

あるではないか!

NDLに!!

―説明しよう!
NDLとは…国立(National)国会(Diet)図書館(Library)のことである。
NDLには納本制度があり、日本で発行された図書、雑誌、新聞等全てがNDLにはあるのだ!

「NDLにない訳ない!あーもう行こうではないか!」
…ということで衝動的に行ったNDL。

初めてなので緊張…。
そうか…まずロッカーに荷物を預け、必要なものは透明な袋に入れるのね。
なんと、入るには、当日のみ使用する為のカード(「館内利用者カード」)を作らなければならないのか。必要項目を入力し…。
早速カードの出番ですか。カードをゲートに通し…。
よーし!入った!!右手にOPAC(資料を検索できるオンライン蔵書目録)がある。
よし検索!なになに、使用する為には先程作ったカードを使用するのね(カードを機械に置く)。
カチカチ……。
NDLは閉架式図書館なので、見たい本は三冊(返却すればその分また申請は出来る)まで、このOPACを通じて申し込むことが出来る。
因みに複写も頼むことが出来るが…複写はサイズによって様々だが、値段が少々高め。
よくコンビニ等にある白黒コピー全サイズ10円ではない。
故に複写を頼むのはそれなりに悩み、取捨選択しなければならない。
それなりに取捨選択し、複写を頼み、本も申し込んだ。
しかし、申し込んですぐに見られるという訳ではない。
頼んで大体20~30分は待つことになる。
NDLは本館と新館があり、私が頼んだ雑誌は新館の方で受け取る。
だから、ゆっくり歩いて隣の新館に行く。20~30分待ちますからね。

そうこうして作業が終わり…気付いたらNDLには約1時間30分~2時間近くいたことに。

早いー。
来年は卒業論文でNDLに入り浸りになるのかしら。
何だか楽しみな気持ち?

行きは足取りが重かったのに、帰りは軽く―

よしっ!がんばるぞー。

意気込んだワタシ。

2008,12,21, Sun 23:02
読書 】 comments (x) trackback (x)

―日曜日。久しぶりに遅く起きた女、めぐみ。

今日は、調べ物があるから図書館に行かなければ、と計画をしていた。
けれども、遅く起きたからか。頭がぼんやり、なかなか行動に移さず。

そんなこんなしていて時間が経ち―
家を出た。

家を出て、すぐに雨が降り始めた。
「あ゛ーあ、雨だ」と思うが、傘を持っていないので濡れに濡れ―
図書館に到着。

お目当ての本を探すが、なんと、なく!
「あ゛ー」と思うが、仕方がない。
他の図書館に行こうとしたが…「今の時間じゃあね…。」と行ってももう閉館しているのだろうな、と諦める。
(昨年、司書の授業の関係で様々な区の図書館に行ったので、財布の中には複数の図書館のカードがあるのだ。)

※因みに、司書の授業によっては、公共図書館に行くように促す授業があります。
 その授業によって、それぞれの公共図書館の”カラー”を知ることができました。千差万別ですね。


―「仕方がない。」
気分が滅入った時、必ずあるコーナーへ行く。
”雑誌コーナー”だ。
様々な雑誌がある。手を伸ばせば、私を知らない世界に連れて行ってくれる。
そこで出会った雑誌もある。
『S・Fマガジン』だ。
この雑誌にはSF系の小説が掲載されている。

不思議な世界に連れて行ってくれる―


ぱらぱら―
やっぱり、本っていいな。
IT化が進んで、出版業界が危ういと言っているけれども…それでもやっぱり本は人の心を豊かにしてくれると思う。
「脱印刷」と言うけれども。
本だけはなくならないでほしい。
(本がなくなったら、本当の意味での「図書館」じゃなくなるよ!)

※「図」には「書籍。本」という意味があります。勿論、「書」にも「書籍。本」という意味がありますね。
(『新漢語林』)


ポタポタ―
と雨が降っている中、
パラパラ―
と本をめくる。

疲れていて、乾いているスポンジのような心に染みわたる。満たされる。

図書館を出れば―
ほら、雨がやんでいる。

2008,11,16, Sun 19:33
読書 】 comments (x) trackback (x)


何だかブログ部メンバーも体調を崩してる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
幸い私はまだ風邪もひかずに過ごせています。まあ精神的には定期的に病んでる気がしますが…。

さて今回は久々にちょっと日文ぽい漫画を紹介してみようと思います。

『花よりも花のごとく』(成田美名子、白泉社)
どんな漫画かといいますと、若き能楽師である主人公・榊原憲人くんの日常を中心に描いた…いわば「お能漫画」です!
作者の成田さんは根強いファンの多い漫画家ですし(私は成田さんの漫画を全部読んではいませんが実家にあった『エイリアン通り(ストリート)』って作品がすごく好きでした!)、この作品は『NATURAL』という漫画の番外編でもあるのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、私がこの作品を知ったきっかけは古典文学講義という授業によってでした。世阿弥の著書『風姿花伝』を読んでいく授業だったのですが、その最初の授業で「手っ取り早く能楽の世界を知ることの出来る漫画」として紹介されたのがこれでした。
先生いわく、この作品は細部まできっちり調べて描かれてるそうです。
例えば能の面(メンじゃなくオモテと読む)を人がつけてる状態の顔を描くとき、顔の輪郭が面で全て隠れてしまうような描写は間違い。実際の面はちょっと顔より小さいから人の顔はちょっとはみ出る、とか。
そういう部分の描き方がかなり正確らしいです。

私が読んでいて面白いなと思う所は主に二つ。
一つは能楽師という、自分が普段関わることの少ない特殊な世界について知ることが出来る所。
そしてもう一つは、主人公が演じる役について自分なりにああでもないこうでもないと色々考えていく所です。役作りをのぞき見てるような気分。
勿論、漫画自体のストーリー展開も気になるわけですが…最近発売した新刊では憲人がTVドラマ出演することになったらしいですよ!なんだろう、のびた役とかじゃないよな多分。

ちなみに、どうして話の内容に関してまで「らしい」が付くかというと、まだ新刊は全部読んでないからです。
実は私、今週卒論ゼミの発表なのですが準備がまだ全然足りてないので新刊読むのを自粛してるのです。
まあ買っちゃった時点で若干誘惑に負けてるわけですが…(-_-;)
発表を無事乗り越えてからゆっくり読みます!!
皆さんも是非読んでみて下さい☆(^_^)

ではでは、私はまた発表準備に戻りますー。

2008,11,09, Sun 10:29
読書 】 comments (x) trackback (x)

久々に文字の中にストンと入り込める本に出会いました。


浅田次郎の『あやし うらめし あな かなし』(双葉文庫)


一目見て衝動買いしてしまった本だけど、

自然と文章の隙間に入り込むことができる本でした。

何ていうのかな、読んでいる間に時間が経つのも気にしない、そんな感じ。


もっというと、声とか音が聞こえて、本の中の風景がそのまま頭の中に流れくる感じ。


前はどんな本を読んでも、そういう感覚を持って本を読めたんです。

最近はめったにこういう本に出会わなくなっちゃったけど…

惰性で読んで、内容が全く頭に残らない感じ。


本は何も変わってないのに、いつの間にか変わってたんだな。

何も知らなかった時はよかった。

でも、色々知った今だからこそ見えてくることもあるから、一概にはそうと言い切れないんですけど。



興味を持たれた方は是非読んでみてくださいね!






それはそうと、最近就活やらなにやらがちょいちょい生活に食い込み始め、

ついに体調を崩してしまいました。

おかげで、学校もバイトも休む羽目に。



バイト先の社員さんは私の体調を母親のように心配してくれました。



一人暮らしの私にとってその心遣いは本当に嬉しかったです。

上京した当時は「東京は怖いところだ!」とビクビクしながら街を歩いていましたが、

東京は思っていたよりあたたかい街でした。



突然休んだバイトのことは責めずに、私の体を心配してくれた社員さん。

母親には心配をかけたくなくて、どうしても電話できなくていたところに、

「無理しないでゆっくりやすみなさい」って言ってもらえて、なんだかほっとしました。

「次のお仕事は元気になってからでいいから、元気になってから電話頂戴。」

まだ、半年も働いていない職場で言われるとは思っても見なかったので本当に助かりました。




あ、今はもうゆっくり休んだのでだいぶ元気です。
元気の秘訣はしっかり食べる事と、しっかり寝ることですね。


受験生の皆さん!
勉強も大切ですが、体調管理はそれよりもっと大切ですよ!

頑張りすぎないで、しっかり栄養のあるものを食べて、質の良い睡眠をとるように心がけてください!!


私も、就活が本格化する前に体調管理がしっかりできるように心がけたいと思います。

2008,11,07, Fri 23:36
読書 】 comments (x) trackback (x)
<NEXT  PAGETOP  BACK>
CALENDAR
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
<< 2024 May >>
LINK
PROFILE
LOGIN
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASSWORD:
POWERED BY
Script by:Blogn+(ぶろぐん+)
Skin by:vivid*face
RSS 1.0
SEARCH

QR code
QR code