去る7月31日、私の所属する中世ゼミでは卒論の中間発表が行われました。
朝10時30分に集合し、総勢11名のゼミ生が三年生から順々に発表していく… 私は発表の順番が最後で、みんなの発表中も上の空。 最後の最後で期待はずれ感の否めない発表を終えたのが6時前。 丸々一日を使った中間発表を終えて、お・た・の・し・み・の打ち上げへ♪ 中世ゼミでは前期2回、後期1回(予定)の食事会を開催しています。 全てのゼミでこういった食事会があるわけでなく、まったくゼミ生同士で交流のないゼミもある…らしい。 合宿があるゼミもあったり、うちのゼミより激しい食事会(飲み会ともいう)をくりひろげるゼミもある…らしい。 その真相はぜひともご自分の目で確認していただきたいものです。 ゼミといっても、日文ゼミはどこも個性的で素敵な先生が指導してくださるゼミばかり。 ひとつひとつが個性的で、とても楽しい…と聞いております。 さてさて、私の中世ゼミのお食事会はイタリアンのコース^^ どーん トマト&チーズ&生ハム カジキマグロのサラダ トマト&いわし スティック&ブレッド パスタ&リゾット そ・し・て メインディッシュ!!! ローストビーフ!!!! …あまりの美味さにすぐ食べて画像はありません。。。 最後は定番のデザート ティラミスとグレープフルーツのシャーベット^^ ほっぺたが落ちるほど美味しかったです♪ 中世ゼミは他のゼミに比べると、お食事が豪華なことで有名☆ といっても、高額なお金を払って食べに行くわけではありません。 そこは、先生のお力のおかげ☆☆☆☆ そのせいなのか(は分かりませんが)、中世ゼミの結束はどのゼミにも負けない!!と思っています^^ 先生も交えてのお食事会ですが、話す内容はここでは書けないようなことばかり。 どの時代でも、みんな噂話の類は大好きなんです。 こういった食事会は高校生の時には考えられないことですが、大学生になるとこういった楽しみもできます。 先生からいろいろな裏話(!?)も聞くことができます^^ 何より、ゼミの結束は深まって、卒論を頑張ろうという気持ちになれます☆ と言うわけで、夏休みの宿題のレポート30枚頑張ります><
2009,08,05, Wed 20:59
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大学生になって初めて本気で、向き合おう、と思える人に出会いました。
その人に出会うまで紆余曲折あったけれど、やっと運命の人に出会えたんだな…って心から思いました。 その人との出会いは、大学二年生のとき。 まさか、その時はこんなに大切な人になるなんて思いもしなかったのだけど… 本当にこの人でいいのかって悩んだ時期も正直あったけど、今は彼を選んでよかったって心から思ってます。 え?その人が誰だか知りたい?? こんなとこで言うのは正直恥ずかしいけど… 今回は特別ね。 それは… 西行法師(俗名:佐藤義清) 私が卒論で扱っている大事な大事な人です 二年生の「中世文学演習」で扱った『新古今集』が彼との出会いでした。 それまでは、日本語に興味があったり、物語中の女性を扱おうと思ったり… そもそも、入学するときは、「能」に興味があったり、太宰や三島で卒論かなぁ…とも思ってたんです。 でも、西行の 「おもかげのわるらるまじき別れかななごりを人の月にとどめて」 という歌の虜になって、今、「西行法師の恋歌」というテーマで卒論と格闘してます この歌が男女どちらの目線で詠まれた歌なのかというところからスタートして、西行が恋歌に託した思いはいったい何だったのか、など等ちゃんと読み解くことが出来ればいいなぁ…と思っています。 そのために私が持ち歩いているものたち。 で~ん 1、大量のコピーたち。以前のブログ記事でも紹介したもの。 height="240" alt="2009070319580000.jpg"> 2、発表用のレジュメ。ゼミでの発表用に作ったものです。 3、卒論ノートと、歌の本文にしている全集のコピー。これがないと不安で… height="240"> 大事な筆記用具(笑。特にUSBは絶対に手放せません。あと、お気に入りのボールペンとシャーペン等。 ノートやらの背景になっているのは本女のクラッチバックです。一つ500円で販売してます。 これをもっていると如何にも大学生な感じになります。色も色々あってお洒落 てな具合で、毎日西行のことばかり考えています。 四年生なのにほぼ毎日図書館に通ってる自分がいて正直ビックリしてます。 でも、やっていて面白い!って思えるんですよね(中々進まないし、自分でも何をやってるんだかわからなくなるときもあるけど…)。 自分でも予想をしていなかったテーマで卒論書いているので、本当に出会いはどこにあるか分からないなぁ…って感じます。 色々な興味の中のどれか一つが、いつの間にか大事なものになっていくので、色々なものに興味を持つことって本当に大事だと思います。 自分も色々なものへの興味だけは忘れずに、いたいと思うものです。
2009,07,03, Fri 20:47
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私は今、週に一度日本語日本文学演習という授業に出るために大学に来てます。
この間その授業で第一回目の私の発表をしました。 卒論、全然進んでないんですけど… このブログでも時々話題に上る卒論ですが 4年の最初は就活ばっかりやってるので学校に寄りつく時間がないんです。 だから自分の卒論が進まない。 もちろん両立されてる人もおられるんでしょう。 そういう人はホントにすばらしいと思いますね!! 私は中国文学ゼミにいるんですが、意外に卒論について就活の面接で深く突っ込まれるんです。 「中国文学って何やってんの?」みたいな感じに。 日本文学科に所属してるのに卒論が「中国」ってなってるのが珍しいみたいです。 なんで日本文学科なのに、中国文学なの?って。 そこから会話が弾んで、広がっていくことが多くて面接の時にはすごく助かってます。 卒論て自分にとっての4年間の大学生活の集大成なんですよね。 就活中に改めて卒論について思い入れが深くなりました。 受験生の方の中には、日本文学科で就活って大変なんじゃないか… って思われる方もいると思います。 でも、私の日文の友人はとても有名な会社に内定をもらっている人が大勢います。 ようは、大学に入って自分は何を成し遂げたかってことが一番大切なんじゃないでしょうか。 成し遂げたことの一つとして卒論もとても重要なモノに位置していると思います。
2009,06,09, Tue 22:43
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「嫌いな所も含めて愛せると解ったのは彼だったの。」
自分の本当に愛するものが何処に在るのか迷って 筒井筒の仲の「日本語教育」君を選んだめぐみちゃんから聞くのろけ話 ※「愛の卒論劇場」参照→こちらの記事です。 ワタシも負けちゃいられんね! 「愛の卒論劇場、ワタシも書くわ!!」 某日某場所で、めぐみちゃんに宣言してから半月。 とうとう、書いてみちゃった「愛の卒論劇場パート2」 そんなわけで、今日はあやこ編ににおつきあい下さいな。 *** 上代文学君とは、子供の頃の絵本で出会った。 海幸・山幸の神話、天照大御神の天の岩戸籠り。 次の行を読むのにドキドキ・ワクワクしていた 百人一首で初めて覚えたのは阿倍仲麻呂のうた。 持統天皇や柿本人麻呂の歌が好きだった。 記憶にある、彼との断片的な思い出は、どれも暖かくて楽しい。 中学校や高校では殆ど会う時間がなくなり、疎遠になってしまったが 彼が私を楽しませる天才であったことは確かだ。 ところが。 大学で再開した彼は、私を楽しませてくれる、 面白くて優しいだけの幼馴染ではなくなっていた。 彼はすっかり強引で謎めいたヤツになっていたのである。 時々チラっと、かっこいいトコを小出しに見せ付けるなんて ミステリアスでクールなようで、たまに優しい思い出を持ち出すなんて そんなテクニックどこで学んできたんだ。と私は問いたい。 一瞬のトキメキって、恋の大切なスパイスだと思う。 長く続く信頼って、愛情には欠かせない気がする。 私の性格知り尽くしてる彼はガッチリと私の右手を掴む。 「一緒に来るだろ?」 それは、問いかけじゃないっスよ。 逆らえないじゃないのさ。 高校の頃に古典文学に一目惚れ。 勢いにまかせて大学まで追っかけてきた大学一年生の春。 右も左もわからない、戸惑う生活の中 気づけば目の前に居たのが雅な空気漂う中古文学君だった。 高校の頃の完全なる片思いから一歩前進。 少し知り合うことのできた中古文学君への憧れを 恋と思ったこともあったのに。 そういうの、全部押し流しちゃった強引な君と冒険しよう。 大学三年生を目前にした昨年の紅梅の花の季節 私は大学四年目の一年を、 上代文学君に恋して、彼と戦って過ごすと決めた。
2009,02,05, Thu 22:28
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