|
私も博物館実習に行ってまいりましたので、それについてちょこっと…
めぐみちゃん、ネタかぶってごねんね… 多くの博物館実習は夏休みに行われることが多く、事実私の周りの博物館実習に行った友達は皆夏休みでした。 やっぱり夏期休暇なのでお客さんも多いし、たくさんのイベントか催されている為なのでしょうね。 ですが、私はそんな博物館実習界の波に乗ることなく、体育の日から始まりました。 私の実習地は地元埼玉の私立の美術館です。 皆さんは国立○○博物館や県立○○博物館などという名称の博物館は聞いたことがあると思います。 ですが私が実習させていただいた博物館は財団法人管轄のところです。 管理団体が行政か個人かみたいな違いです。 つまり所蔵品はほとんど美術館の設立者が集めたコレクションというわけです。 利休の花入れとか天皇家ゆかりの~とかがあったりするわけです。 そしてそれを実際に触って展示したり… 本でしか見たこと無いような貴重な品々を間近に見ることができて感激でした。 私が博物館実習でしたことは、掃除に始まり、寄贈品の写真撮影(保管用)や取り扱いの実習から美術館の受付、展示品収納作業、展示入れ替え、さらにはお茶席体験など本当にいろいろなことを体験させていただきました。 普段見ることがない美術館の裏方作業を体験できたことは良い経験になったと思います。 働いている学芸員のかたたちのプロ意識の高さは感心というより感激しました。 実習生も展示の手伝いで飾ったりしたのですが学芸員さんには「お客さんの目線を意識してね」と言われました。 来館者は何を見たいのか、目の高さは、見やすい場所は、興味のあることは。 様々な目線を意識して展示しました。 そんなこんなでどううにか10日間の実習は終了。 本日から学生生活に戻ってまいりました。 実習中何が気がかりだったかって、ずっと車通勤していたことです。 久々のハンドル…しかも朝の通勤ラッシュ(車の)、さらに交通量の多いバイパス… 通勤ラッシュとバイパスの猛者に囲まれながらマイ軽を走らせ、毎日緊張しながら実習に行っていました。 もちろん安全運転で乗り切りましたよ!ほっとしてます。 車もっと練習したいです。免許とって2年経つのですが…
2009,10,28, Wed 23:00
【 大学生活::美術館・博物館 】 comments (x) trackback (x) |
|
※「凰」の字が誤っています。初っ端からお詫び申し上げます…… 宇治に行ってきました。 やっぱりお茶がおいしい。スイーツ巡りも欠かしませんでした。 それより何より気に入ったのは、平等院鳳凰堂の鳥さん。 展示で間近に彼を見た時、私の中を電流が駆け巡ったと言いましょうか、 一目ぼれ……しました(*´ω`*) 鋭い瞳、堂々とした大きな尻尾、というかもう全部私の心にヒットしました。 鳥さん画集があれば買いたかった……けれども売っていませんでした。 なので、ポストカードを買ってノートの表紙にしました。 * * * * * * ちなみに、そのノートは就活ノートです。 鳥さんに励まされながら、頑張りたいです、就職活動。 でも頑張るのは就職活動だけじゃない。 自分のしたいこと、やり残したこと、たくさんあります。 勉強はしなければならないし、もっと文学を好きになりたい。旅行もしたい。何か活動に参加してみたい。 大学生活で一番頑張ったことが就活って、ちょっとさみしい。 したいことをすればいいんじゃないかな、と思います。そう思うきっかけを作ってくれたのは、知り合い、友達、先生でした。 文学は極めたところで何に役立つとも言えないけれど、 何かを深く知った時の達成感は本当に素晴らしい。 最近感動した言葉のひとつです。(思い出して書いたので、間違っていたらすみません…) 正直なぜ文学部に入ったのか、その選択に今までは自信が持てなかったのですが、 文学部で、日本文学科でよかったなと思えました♪ * * * * * * 寮のお友達の紹介でNPOの活動にお邪魔させて頂くことになったので、次回はそれについて書きたいと思います。
2009,10,27, Tue 22:44
【 大学生活::旅行 】 comments (x) trackback (x) |
|
こんばんは。
学園祭、終了しました! 私が所属する生協学生委員会も出店し、連日完売御礼でした☆ たくさん人が居て、活気があって…とても楽しかったです(^ω^)♪ 来年もこんな学祭であればなぁ~と思いましたっ さて。 今日は寒かったですね~;; 台風20号が接近してます。 雨風が強くて、傘差しても無意味な時がありましたよ(^^;) …明日はどうなるんでしょ?? そろそろ本気で冬服モードですよねっ(><) さてさて。 今日は先日行った「大乱歩展」の話を。 松本清張さん・手塚治虫さんと続いて… 今回、江戸川乱歩さんに焦点を当てた展覧会に行ってきました☆ ちなみに横浜近代文学館で開催中です。 きっかけは、授業から。 日本文学科の授業で「近代文学講義」(ちなみに通年です)というのがあり、そこでは耽美派の文学を学んでいて、後期は乱歩さんを取り上げています。 それで先生が前にこの展覧会を紹介していて… いつもは一人で行くんですが、今回は友人と行って来ました♪ ![]() ![]() この日も生憎の、雨。 おまけに浜風(横浜なので)強くて余計に寒くて… でも中に入ったら暖かくて、なんだかほっこりしちゃいました(´ω`)v そして観覧。 授業のもらったプリントに書いてあった資料の現物や、直筆手紙・原稿… 系略図、そして 自分の年表を自分で書いてあったのには驚きましたΣ(・ω・ノ)ノ! 最後の一言…必見です! 是非皆さんにも生で見て頂きたいなと思いました。(笑) また今回は立教大学所蔵の物が多かったので、日女とは近隣ですし…なんだかうらやましく感じちゃいました(爆) 何はともあれ、やはり人物展は凄い。 たった一人の自分を、一からしっかり理解できる。 それって並みの事じゃないですよね(´U`*)ノ この展覧会に行ったことで、ますます授業が楽しくなってきました♪♪ 何も知らないまま学ぶのと、知りながら学ぶのとでは全く違う気持ちですし。 今は毎週この授業が待ち遠しいです☆ミ それでは。 次からはおまけです。 せっかく横浜に行ったので… >more⇒
2009,10,26, Mon 23:28
【 大学生活::美術館・博物館 】 comments (x) trackback (x) |
|
今日の新聞を読んでいて…。どの話題が良いかな?と思いまして…。
日本シリーズに進出する巨人のことを書くか、それとも、 野球に関連して野村監督、監督生活24年間、感動をありがとう!のことを書くか… または日本航空再建策に関してか…とか、最近、話題になっているものがたくさんある為、 選ぶことができませんでした(えっ)。 「えっ?そんなに話題になっていることが多いの?」 と思った受験生の皆さん、 我慢していたテレビを見て、新聞を見て、 さぁ一休みしましょう。 休みは大事ですよ♪ (…というか私が最近新聞を読むのを忘れていて、 もう日本シリーズの時期なのか!?と思ってしまったんですけれどもね) *°′*・,.`゜*°′*・,.`゜*°′*・,.` ![]() 14日から20日迄、前回の記事に書いたように、 博物館実習でした。 実習とつくものはこれで5回目、大学生活最後の実習です。 実習先は、渋谷区立松涛美術館。 松涛美術館は、絵画だけではなく、写真や工芸等、実に幅広い分野、且つ、時代にわたる特別展が開催されています。 只今は、「生誕120年 野島康三(のじまやすぞう) 肖像の核心展」が展示されています。 野島康三は近代に活躍した写真家で、日本の近代写真界に大きな足跡を残した方のようです。 私自身、野島康三を知らなかったのですが…展示を見、そして、この展示を担当した、 今回大変お世話になった実習中の学芸員の先生のお話により、彼のことを知りました。 どんな方かもっとよく知りたい方は、是非とも松涛美術館へ! *・,.`゜*°′* 実習中は、主に作品の整理や講演会・美術教室の準備のお手伝い等、 美術を専攻していない実習生でも出来ることをやらせて頂きました。 どんなことをしたか…を最初は書いていましたが、 実習内容を細かに書いていいのかな?という気持ちに急に陥り(否、多分ないと思うけれども守秘義務か何かあったら…と思ってしまった;)、 今回は書きません。 …気になります? それは四年次の博物館実習を経験してみて下さいね(ぉぃ)。 実習中は、体力面よりも精神面で疲れました。 何せ作品は元に戻りません。そして、作品は喋りません。 「私は傷んでいるからそっと扱ってね。」 と言う訳ではありません。 それはそれは慎重に扱います。 ある意味生き物よりも扱いは大変だと思います。 私自身、この一週間の実習を通して、以前よりも作品に対する見方や扱いが 随分変わりました。 そんなこんなで実習も終盤を迎え、先生との質疑応答がありました。 質疑応答時に先生が私達実習生にこのような想いを伝えてくれました。 「よくみる人になってほしい」 このよくみる人とは…… 展示をみる際に、 学芸員がどのような意図をもって、どのように作品を展示させているか等をよくみて、考え、この展示が良かったか否かを自分なりに評価する人、 という意味を持ちます。 展示をする為にはまず研究があり、次に作品をどのようにして扱うか等の考えが必ずあります。 尚且つ、展示する作品は一作だけではありませんから、展示をする際には一作一作の関係性と その場の空間性が非常に重要になります。 加えて、関係性と空間性を意識した上で、一作ごとのみせ方が違います。 例えば、照明の当て方、作品の置き方だけでも随分違いますよね。 学芸員はそのような細かな部分も慎重に考えます。 それ故に前述した「よくみる人」になり、学芸員の意図を考え、この展示が良いものであったか、 またはあまり宜しくないものであったかの評価を自分なりに付けられるようになってほしい…… 「よくみる人」 なれるようにこれからもたくさんの、様々な博物館を観に行きたい。 先生のお話を聞いていて、切に思いました。 「よくみる人」以外にも、 他にも先生は大事なことをお教え下さいました。 この一週間の実習は他の実習よりも短かったけれども、 それでも、得られたものは他の実習とはまた違う、大事な、大きなものを 得られました。 よくみる人 Museum 「よくみる」の重要性は、他の実習でも得られたことだったなぁ。そして、これからも、非常に重要なこと。 *°′*・,.`゜*°′*・,.`゜*°′*・,.` 今回のことば 〜十月後半編 その十五〜 傷む ・器物・建物などが、傷ついたり損なわれたりする。 ・食物が傷ついたり腐ったりして悪くなる。 (参考:大辞泉) ※「痛む」とは少しばかり違いますよね。 昔、漢検や漢字テストで出た気がしますよ…。
2009,10,25, Sun 20:56
【 大学生活::美術館・博物館 】 comments (x) trackback (x) |


