「かるた」って言うと、 ついつい自分がいつもやってるかるた、 「小倉百人一首」の略だと思っちゃうんだけど、 実はもっとたくさん種類があって。 そもそも、「かるた」って、 ポルトガル語で「カード」の意味だそうだし、 カードを使ったゲームなんて山ほどあるよね。 全国各地、地域に根ざしたかるたもあって、 我らが百人一首同好会、群馬県代表むとうが、 郷土愛溢れるかるたを持ってきてくれたのでした。 冒頭の写真がそれ。 わりと有名な「上毛かるた」と、 ローカルすぎる気もする「吉井かるた」。 どちらかというといろはがるたに近くて、 手書き感溢れる絵に、郷土ネタ満載で、 さすがに地元民は昔やった記憶があるらしく、 とっても速かった! 「きゅうりとしいたけ吉井町」 こんな名産品ネタや、他にも有名人ネタ、 そして遺跡ネタも多かった気が。 今日は、百人一首同好会の活動日で、 もちろん百人一首(というか競技かるた)も2試合やったのだけど、 合間にこの「上毛かるた」と「吉井かるた」、 そして、西洋かるたもたしなんだのでした(笑) 西洋かるたとは、最近うちの部で空前の大ブームになっている 「大貧民」のこと☆(もちろん西洋かるたは造語 ^_^;) この大貧民、地域によってなのかルールにも多少違いがあり、 8切りは有名だけど、 8切りが出たときに10を出せば止められるという 「10止め」なるルールもあり(千葉県出身者談)、 これがなかなか曲者なんですよ。 「8切って上がり☆」という王道上がりパターンが、 意外とこの10止めにひっかかり、 持ち札が8と3とかのときにこれをやられると、相当手痛い。 イレブンバックで起死回生を狙うしか… と、百人一首に負けず劣らず、 この西洋かるたも毎回とっても白熱するのでした(^^)
2009,01,13, Tue 22:58
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気付いたら、明けました。
もっと小さい頃は、お正月って大イベントだったのに、 年々、「あ、もう新年かぁ」という感じです。 どっちかっていうと、お正月より大晦日のほうが好き。 「ゆく年くる年」のタイトル2行を見るのが、 毎年ものすごく楽しみな瞬間。 あの、ごーんという除夜の鐘もたまらなく好きです。 紅白は、ところどころ見たりもしたんだけど、 森山直太郎が一番良かったなぁ。 次はエンヤ。 この2つは、CD買おうかとすら思いました。 年明けて、朝目覚めたらものすごい悪寒で、 熱測ったら38℃近くて… 何も出来ずにただ寝てた寝正月です。とほほ 卒論終わってからというもの、 気が緩んだのか、体調を崩しがち。 こんな弱い子じゃなかったはずなんだけどなぁ… 今年も、穏やかな日々が続きますように。
2009,01,01, Thu 23:36
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これ、クリスマスに相方がつぶやいた言葉。
なになに、フィギュア? じゃあコージって誰すか。 意味が分からなかった私は、更に思考をめぐらす。 も、もしかして、「麹、魔王死?」 酒?焼酎?つぶれた人? 余計分からなくなって混乱していたところへ、 「字、分かってます?」 とつっこまれ。 手痛い、いやありがたい解説によりますと、 「好事魔多し」 だから、調子に乗っちゃいけんって思ったようで。 ふむふむ、そもそも切り所が違ったかと納得。 「国語の先生大丈夫?」 って、からかわれたけど、 普通に使う?私初めて聞いたよ。 家帰って辞書引いてみたら、 「好事魔多し→よいこと、うまくいきそうなことには、とかくじゃまがはいるものだ」 と確かに載っており。 クリスマスだからって、調子乗って浮かれていると、 いつか足元をすくわれるような気がするってことか。 慎重なんだか、ネガティブなんだか。 でも、禍福はあざなえる縄の如しって言うくらいだし、 いいことばっかり続くなんてあり得ないことだとは思う。 かるたでも、一試合の中に、 流れの変わるチャンスや落とし穴が常にあって、 勝っていても負けるし、負けていても勝てる。 でも、勝ってる試合を勝ちきることって本当に難しい。 頭では分かっているつもりでも、 無意識の領域で緩むときがあるから。 日常生活は試合とは違うから、 いい緩みは時に必要だなって感じるんだけど、 悪い緩みをしてしまうときって少なからずある。 だから、幸せを感じるときは、 ちゃんと足元や周りを見たり、感謝したり、 そういうの、忘れちゃいけないよなって、思う。 てか、思うだけ・言うだけなら簡単で、 ちゃんと実践しようと折にふれては感じるんだけど、 ふとないがしろにしてしまって、 やっぱりいつも調子に乗るな私は。 ほんと気をつけねば。 「好事魔多し」 なのに、なんだか起こりそうな悪いことも起こらなくて、 ちょっと私なう、あり得ないくらい幸せだなって思うと、 今度は「忘れじ」の気持ちになってくる。 忘れじの行く末までは難ければけふを限りの命ともがな (儀同三司母) これ、百人一首の中にあるんだけど、 今すんごい幸せだからいっそこのまま死んじゃいたいくらいだ、 っていう心境の歌(めっさ大約)。 私は欲望魔人で、いつもあれやこれやと欲望が渦巻いているから、 たとえ何か幸せを感じたとしても、 またすぐに次の幸せを願っちゃうほうだったんだけど、 ここにきて最近、 なんか彼女の気持ちが少しだけ分かってしまったような気がする。 「これが忘れじかぁ」ってリアルに思ったもん。 すごい幸せだと、ちょっと怖くもなる。 これ以上がないような気がして。 ずっと同じであり続けるなんて出来ないような気がして。 もちっと生きていたいとは普通に思うけど、 同時に「忘れじ」の気分も感じるなんて、 なんか人間の心って不思議なもんだなぁ。 時代を越えた共感力もすごいよね。和歌ってすげえ。 いつまでたっても、 人の心は進化しないのかもしれない。 だけど、私はとりあえず、 いいこと続いても調子乗らずに、 嫌なことからも逃げずに、 やるべきことをちゃんとやれる人に進化しなくては。 めぐりめぐって、教訓を得るに至ったクリスマス。
2008,12,25, Thu 23:59
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天気予報。
人の心。 ヘヴィーな悩みに解答しようとする占い。 髪やメイクのビフォーアフター(だってアフターの方が絶対笑ってるし) いや、数えだすときりがないね。 逆に「信じたいもの」もたくさんあるんだけど。 負けてるときの出札とか。 やっぱり、なんのかんので人の心とか。 つか、「信じちゃだめ」って難しいカテゴライズだな。 信じてみたけど、裏切られたショックがでかかったから、 「もう信じちゃだめ」に近いか。どちらかと言えば。 …なんか痛い人みたいじゃないか。 でもほんと、今年は特に、傘持ってた日に限って降られず、 持ってなかった日にやられたんすよ。 雨女だと笑われるが、納得いかん。 ピンポイントウェザーニュースも無料でやってくださいよ。 そして雨に限らず、今日もまた踏んだり蹴ったりでね、 (泣きっ面に蜂に置き換えても可)。 麺星人の私は、今日も今日とてはなまるうどんに行ったわけですよ。 いつもよく行くのは東京駅のなんだけど、今日は某中央線沿いのところで。 そしたらいつも頼むめかぶふわとろがメニューになくて、 若干肩を落としつつも、新しいのにチャレンジするかと釜玉を頼んだのね。 で、相方がカレーセットを頼み、何事もなくお会計のところにいくはずが、 なんと店員の手が滑ってカレーセットのカレーがぶちまけられましてね。 しかもこんな日に限って私が着てたのは白いコート。 あー・・・この先はご想像にお任せします。 そんなわけで、クリーニング代とかはもらえるものの、 なんていうかお金じゃないいろいろなものを失うじゃない? 普段着ないコートのうきうき感とか、 タイムリーな時にクリーニングに出しちゃって着られないとか。 そして、引きずるショック感。 大々的にかかったわけじゃないにしろ、 まぁ隠せない程度に被害を被り、こんなん起こったのは、 はなまる100回くらい行った私でも初めての災難。 こんなマンガみたいなことが実際起こるんだね。 でまぁ、一日ブルーな感じで過ごさざるを得ず。 「ついてない私は、もうこの先ずっとついてないかも…」 とネガティブにもなり、 「もう、こうなったらコート買うし(>_<)」 と自棄になるありがちな展開へ(買ってないけどね)。 今日も香山リカが言ってたよ。 人間はもともとネガティブなんじゃないかって。 だから、たとえ落ち込んでも、 「来た来た、これが人間の本来の姿なのかも」と思えば、 それ以上ひどくならずにすむんじゃないかとね。 私、好きなんだよね、この「ココロの万華鏡」。 毎週実はちょっと楽しみ。 毎日新聞じゃなきゃお目にかかれないけど。 この人の語り方が好きだな。さばさばしてるとこが。 言ってることは一般的だし、断言もせずに曖昧な感じなのが多いんだけど。 この前なんか、地元の図書館で、 香山リカの「就職がこわい」って本借りて読んじゃったし(-_-) でも確かに、ネガティブな自分に相対する自分が、 ネガティブな自分の言うことを丸呑みしちゃだめだよね。 「はいはい、出たよネガティブ。 まぁキミ、人間だからしょうがないけどね、ふふん。」 くらいの意気込みでいくことにしようか、これからは。 でも、ネガティブなときってそんな余裕ないんじゃ… はい、途中からバレバレだったかもしれませんが、 最後は無理やり香山リカの話したかっただけです(^^;) 最初のネタは朝読んだそれだったんだけど、 なんか事件が起こったから無理に絡めてみた次第。 実際は、ショック受けたものの、起きちゃったことはどーしよーもないので、 (コート買うし!とか言い出したのはほんとだけど)、 ケーキ食べたり、本見たりして、 そんなに引きずることなく、一日を満喫したのでした。 時にはフィクションも大切ね(笑)
2008,12,23, Tue 22:50
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