何があったかというと、知り合いからこんなものを頂いちゃったのです
↓↓↓ 谷崎潤一郎訳『源氏物語』!! とても古い本なのですが、装丁が凝っていてすっごく素敵☆ しかも、本文には、その巻にちなんだ絵柄が入ってるんですよ~! ↓↓↓ みやびな雰囲気に溢れてます ところで、みなさん、『源氏物語』は読んだことありますか? たぶん、教科書とかで冒頭や、ある一場面なら読んだことがあるって方が多いのではないかと思います。 私が『源氏物語』を全巻通して読んだのは高校を卒業した春休みでした。 それまでに何回かチャレンジはしていたんですけど・・・いつも途中で断念 でも、今度こそは!と決心して、『更級日記』の主人公のように、部屋に籠もって読んでました(笑)とにかく勢いが大事だと思って 全巻読み終わって、「色々な意味で、やっぱり源氏が一番イイ男だった」と思ったのを覚えています(笑) そして、やっぱり不朽の名作だと思いました!何がすごいって、『物語』なのに、完璧なヒーロー・ヒロインを描かなかったことだと私は思っています。 どんなに高い位を持っていても、本当に好きな女性とは結ばれなかったり・・・ 良いこともあれば嫌なこともある。「幸せ」の形は人それぞれ。そういう人間の真実が、平安時代の一人の女性によって書かれたっていうのは本当にすごいことだと思います。 『源氏物語』の魅力なんて、とても一言で語れるものじゃありません。なにしろ、千年たった今でも研究が続いているくらいの作品ですもの(^_^;) だから、時間ができたら、受験生の方は受験が終わったら(苦笑)是非、実際に読んでその魅力を味わってみて下さい 現代語訳された『源氏物語』には、与謝野晶子、円地文子、瀬戸内寂聴、そして谷崎潤一郎のものなど色々あります。それぞれに個性があるので、自分に一番合う本を見つけて、『源氏物語』全巻通読にチャレンジしてみて下さいね☆ 今回は、ついつい源氏について熱くなってしまいました
2007,09,21, Fri 15:54
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