最近日々にネタがないほど変わりばえのない生活を送っているので、
受験期ということもあり、私の受験談を。 いや、受験談といっても全然たいしたことじゃないんですが、 どうもこのブログには指定校の人が多いようなので、 一般受験組みの話を。 高校入ってからというもの、かるたに目覚め心酔し没頭している間に気づけば高校3年生になってしまい、 勉強を二の次にしていたツケは評定に如実に表れ(だから指定校取れる人は頑張った人だと思う!)、 まあ私は指定校など取れるはずもなく、あたりまえのように一般受験組みへ。 受験期と言えど、「絶対この大学のこの学科でこの勉強がしたいんだ~!!」みたいな意欲もなく、 日文で、教職とれるとこ~くらいにしか考えていませんでした。 本女を第一志望にした理由は実は「かるたの先輩が本女にいるから」っていうただそれだけだったし(^^;) とにかく早く大学生になってしまいたくて、 最終的には数打ちゃあたるか的受験をしました。 女子大キラーかよ、ってくらい女子大3つも受けたし。 ほんとに心が弱かった。 自分に負けて、逃げてばっかりだった(^^;) 小心者ゆえ大きな逃避行動には走れなくても、小さな逃避を繰り返してばっかでした。 お正月に駅伝全部見ちゃったり、 センター翌日にちびまる子ちゃん全巻読破とか、 無駄にいくつも詩を作ったりとか、 受験逃避が止まらなかった。 それでいてやっぱりふと我に返って、 ターゲットひたすら覚えたり、 日本史実況中継持ってドトールに一日居座ったり、 長文訳しまくったり・・・ 精神的にもほんとに明日が見えない感じの不安が常につきまとってました。 私、大学生になれんのかなこれ・・・みたいな。 12月には当時付き合っていた人にフラれ(^^;) おいおいおいどうなるよ私、という真っ暗さ。 受験当日は、本女まで歩く道のりに人がうようよいたことと、 お昼休みに仮設トイレ待ちに並んですごく寒かったことと、 日本史で「道鏡」ってあのうまいこと出世したおぼーちゃんを完璧に分かっていながら「道教」って書いちゃったことを今でもよく覚えています(笑) ・・・というように、「成功街道まっしぐら」でも「コツコツ亀が栄冠を手にしたぜ」でもない、 なんだか灰色でダークな受験期を過ごしたわけですが、 今大学生になってみて私は、月並みだけど、 「本女に入ってほんとに良かったなぁ」って心から思います。 たくさんの友達に出会えて、 素敵な教授にめぐりあえて、 またかるたができて、 私はすごく幸せな大学生活を送っています。 受験に不安はつきものだと思う。 先が見えなくても、それは先がないわけじゃないから、 もがいてみて下さい、一般受験組み。 大学はとっても楽しいところだぞ。
2006,11,27, Mon 23:44
【 がんばれ受験生! 】 comments (x) trackback (x) |