昨日、私の4年越しの夢が本当の本当に叶った。
「本女の5人で、かるたの団体戦に出ること」 多分、人が聞いたら、 「なんだ、そんなことか」って思うようなことだけど、 私は馬鹿みたいにこの夢を追いかけ続けてきた。 入学したときからずっと夢見ていた。 そしてとうとう卒業を迎え、 私にとって最後の機会に、夢は叶った。 全国職域学生かるた大会、という大会がある。 全国各地の競技かるたプレーヤーが一堂に集まって、 所属の学校名や会社名を背負って団体戦を戦う。 試合形式は1対1で変わらないけれど、 5人対5人で並んで、3勝したほうが勝ちという仕組み。 (囲碁や将棋の団体戦のような形式に近いかな) 何度か記事に書いたことがあるから内容は少し割愛するけれど、 なんていうかもうこの感動は文字では伝えきれない。 大学生になっても、こんなに夢中になれて、 こんなに感動できることがあるなんてすごく幸せだ。 団体戦だから、 5人で1つのチームだから、 5人の想いを1つにして戦う。 個人戦とはまた全然違う楽しさや緊張感や感動がある。 みんなで今まで練習してきて、 合宿もみんなで行って、 そういう仲間達と団体戦の大舞台に臨む。 そして勝っても負けてもその後の打ち上げで、 みんなで飲むお酒とみんなでつつくもんじゃは格別にうまい。 特に今回の団体戦は、冒頭にも言ったように、 5人そろって出場することが叶ったし、 本女かるたのオリジナルポロシャツ着て↓(ついに作ったんです☆) 本女の5人が一列に並んでかるたを取る光景は、 ほんとに奇跡みたいだった。 弱小サークルよく頑張った。 百人一首に魅せられた中学時代、 そして高校で足を踏み入れた競技かるたという世界。 私はずっと、一生かるたと付き合っていこうと思った。 大袈裟じゃなく、ほんとに自然にそう思えた。 もしいつか強くなることに限界が来たとしても、 何らかの形でずっとかるたに携わっていきたいと思った。 そして高校を卒業し、 かるたを通して知り合った先輩がいる本女に入学した。 かるたが強い大学は他にもたくさんあった。 でも私は、ここで、本女で、かるたサークルを作ろうと思った。 ―― あれから4年。 月並みだけど、ほんとあっという間だったなぁ。 振り返るとやっぱり私はかるたしかしてなかったよ(^^;) (卒論も百人一首だったし・・・) 何よりいい仲間に恵まれて、 本当にたくさんの人がこの本女かるたを応援してくれた。 だから百人一首同好会は、ここまで活動を続けることが出来た。 感謝してもしきれない。 ゼミの教授だったか、卒業式の講演の人だったか、 誰が言ったかは忘れてしまったのだけど、 「人生に無駄はない」という言葉を聞いた。 若いときは分からないかもしれないけど、 もっと年をとって振り返ったときに、そう思えるはずだと。 だから、すぐに見切りをつけないで続けてみたらどうかと。 無駄のない人生なんてないと私は思っている。 ていうか、人って無駄ばっかりしてる気がするよ。 逆に、全然無駄も隙もない人なんて私は怖い。 でもそういうたくさんの無駄も全部含めて、 人生という大きいくくりで見たとき、 どんなに無駄なものも、 その人を形作るれっきとした一部になるんじゃないかなって思う。 だからやっぱり、まわりまわって、人生に無駄はない。気がする。 私の好きな言葉は、就活を始めた頃から 「捨てる神あれば拾う神あり」 になったんだけど、 「人生に無駄はない」 も追加しようかなと思ってみたり。 本女でかるたを続けてきたことは無駄じゃなかった気がする。 継続は力なり。 これからも、私が卒業した後も、 また本女の5人で団体戦が出来るように、 競技かるたって楽しい!って思ってもらえるように、 もっとたくさんの人に競技かるたを知ってもらえるように、 ずっとずっと支えていきたい。
2009,03,23, Mon 22:57
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