今日は秋晴れの清々しい一日ですね。
後期が始まって、大学に行くと若い女の子たちが 秋物の服に身を包んで、楽しげに闊歩しています。 あゆちゃんもブログで書いていましたが、 四年になると下級生の子たちが眩しく見えてきます。 若さっていい・・・ ![]() そんな中私は22歳にしてすでに隠者文学が書けそうな気配(笑) 今こそ鴨長明の『方丈記』を読むときなのかもしれません。 それか、近世の戯作に手を出して気分を盛り上げるか・・・ どうでもいいことですが、『遊子方言』を書いた田舎老人多田爺って 素晴らしいネーミングセンスだとは思いませんか?! 多田爺・・・勉強で疲れ切った頭を癒してくれる近世の戯作者の 名前。。受験終わったら必ず読むよ!多田爺!! 話は変わりますが、本当に知性的な人って憧れますよね。 私は大学二年のときに上代文学史の平舘先生のお勧めで ちくま学芸文庫から出ている『益田勝美の仕事』シリーズを読み、 作者益田氏の知性に感動して古事記や風土記の周辺を読み漁り 上代の魅力、民俗学の面白さに気付かされました。 上代の文学って想像力が試されているようで、新たな事柄が あとからあとから出てきてワクワクしてしまいます。 未知への興味と捉えるならば、それは宇宙への憧れと似ているの かもしれません。 益田氏の文章は、筆者の知性が溢れていてすんなりと身体に 文章が溶け込んでしまうような・・・そんな感覚を覚えます。 容色は衰えても知性は衰えませんし、もっと勉強して経験して 本当に知性的な人間になりたいものですね ![]() 私の憧れの一人が益田勝美氏です。 もう一人はNHKの「クローズアップ現代」の国谷裕子キャスター。 様々な問題に向き合って自分の言葉で問題点と現状を伝える 彼女の知性的な姿には、惚れている方も多いはず。 そして流暢な英語にも ![]() そう考えると、大学ってものは素晴らしい所で、 一流の研究者・教育者の方々が身近で指導して下さる。 贅沢な環境なんだと近頃感じます。 自分の生き方をもっている方って男女問わず素敵ですね。 色んな話に飛び火しましたが、 要は憧れに自分を近づけたいなら「怠けて寝るな」って 言葉を自分に言いたかったわけです(笑) では受験生の皆様ご一緒に。 近松門左衛門の演劇論は「虚実皮膜論」~ 穂積以貫の『難波土産』に紹介される~
2008,10,03, Fri 12:45
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