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こんにちは。
最近、教職のガイダンスが増えてきて
「もう3年生なんだ」と実感しているあやこです。

さて今回は、教職課程履修中の3年生が必ず履修しなくてはいけない「国語科教育法Ⅱ」について書いてみたいと思います。国語科教育法Ⅱは、毎回教師役の学生が模擬授業を行い、その他の学生が生徒役となって授業を受ける形式の授業です。この授業では必ず2週間に1度、中学・高校の教科書に載っている作品から課題が出されて「授業案」を提出しなければならないのです。
「授業案」はおおまかに言うと、授業の展開や板書、説明内容等、一つの授業をどのように行うか、という計画を作るものなのですが、コレが予想以上に難しいのです。
私は課題を貰うと基本的に、全文通し読み・音読→段落番号付け→ポイント箇所にチェックしつつ通し読み→熟読、ノート纏め…と進めて、その後やっと授業案作りに入ります。ノート纏めまででも、じゅうぶん大変なのですが、この先の授業案作りは文章中の問題点を考え、回答まで作らなければならず、作品を自分の力で読み深めなければならないという難しさがあるのです。
国語という、1つの明確な答えが出ない教科の授業を作ろうと思った時、作品を理解しないと、教えることが出来ない。と気付いて、改めて国語の難しさを感じています。

さて、授業案を作るようになってから、私は今まで教えて頂いてきた先生方が、

どれだけの時間を費やして授業準備をしていたのか
どういう授業を目指して教材を選んでいたのか
50分という短い授業時間の中で、解りやすく、楽しく、生徒に興味を持たせるためにどんなに工夫していたのか

ということが少しずつ見えてきたのです。教えることのプロであった先生方。そんな先生方の授業案が配布して下さったプリント、授業中の板書を書き写したノート、教科書に書き込んだ僅かなメモにまで、隠されていたのです。

教職を目指すことを考えている皆様、国語のノート、教科書、便覧等を捨てないことをお薦めします。
こんなことを書くのは、私が国語のノートを捨ててしまった経験があるからです。

高校生の頃、私は国語の先生は、それぞれ古典専門と現代文専門にわかれていて、古典の先生は古典だけを教えるのだと思い込んでいたのです。この為、
「大学で古典の先生になる勉強をしよう。」
と思っていた私は、高校卒業と同時に現代文のノートを捨ててしまいました。

今から考えれば、本当にバカなことをしたと思います。先生の授業作りヒントが沢山隠れていたお宝を捨ててしまったのですから…。
タイムマシンがあったら、あの時の自分をとめに行きたいくらいです。


2008,05,21, Wed 23:59
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