今までブログ部の記事では、何度か教職や博物館学芸員課程の話が出てきました。
が、しかし、何故か図書館司書課程の話はほとんど出ていない気が。 そんなわけで、今日はちょっと司書の話をしてみます。 実は私、司書課程の授業は今年の前期で取るべき授業は全て履修致しました ![]() 「じゃあ完璧だね」とか言われてしまうと、ほとんど去年取ったものばかりなので結構知識があやふやになってたりするのですが… ![]() そんな司書課程の授業中、私が一番好きだったのがレファレンス・サービス演習というものでした ![]() レファレンス・サービスというのは、要するに来館者からの質問疑問に答え、その人が知りたい情報やそれに至るための道筋を提示することです。 レファレンスサービス演習では、ほぼ毎回宿題が出ます。 たとえば 「原爆被災に関する資料の目録にはどんなものがあるか」 「山椒は小粒でもピリリと辛いに該当する英語のことわざは?」 「司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』主人公アキヤマヨシフルの漢字名は?活躍した戦争の名称は?」 などなど。 実際に図書館の現場でありそうな質問が何題か与えられ、毎回毎回自分達で図書館へ行って辞典を引き、調べました。 NDL‐OPACで簡単に調べられる問題もあれば、『大正ニュース事典』『国勢調査集大成 人口統計総覧』とか「こんな本あったんだ…!」といった本を見なければ分からないものまで、色々ありました。 大変は大変でしたが、司書課程では学芸員課程と違い、こうした実務的なことを学ぶ授業が少なかったので、とても楽しかったです。 他には情報検索演習なども面白いです。 しかもこの授業は日文生むけの「日本文学科情報検索演習」というクラスがあります。 レポート・論文のための情報を検索するのに有用なデータベースの使い方なんかも学べるので、司書志望でない日文生にもおススメの授業です ![]() ……うーん。 司書について語ろうと思ってたのに、何だか司書課程の授業への愛を語って終わってしまった… ![]()
2007,11,16, Fri 23:23
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