私の夏休みのイベント第一号である国立能楽堂のインターンシップが今日から始まりました。
国立能楽堂は、日本の伝統芸能や、現代舞台芸術を人や後世に伝える役割を担っている「日本芸術文化振興会」という組織の中にあって、その中で特に能と狂言を担当している部署です。 私はこのインターンシップで能楽堂の仕事を体験するだけじゃなくて、それよりもむしろ社会ってどんなところなのか、社会に出るってどういうことなのか。そのヒントを探したいと思っています。就活という現実が目前に迫り、漠然と抱いている社会に出ることへの不安がどんどん大きくなっていて、まずこのことと向き合わないと私は前に進めないと思ったのです。 なんか履歴書の志望動機みたいになっちゃった 職場の方と話していてもそうなんですけど、なんだか自分の考えや言葉はまだまだ甘くて、口に出すと一瞬でしぼんでしまうような気がします。一生懸命考えたことも、感じたことを素直に伝えても、口に出した言葉は薄っぺらくなってしまうように感じました。こんなんで面接大丈夫かよ、と少し落ち込んだけれど、それでひるんでいたら何も得られなくなってしまうので、たとえ未完成でも自分の中にある疑問や考えをどんどんぶつけていこうと思いました。何せ六日間しかないので、考えている暇はない! 今日は初日だったので、組織や事業を大まかに見ただけなのだけれど、それでも見た目や想像よりはるかに壮大な組織で、予想以上にたくさんの仕事がギュッと凝縮されていることがわかりました。私が考えていた「社会」は、入り口のでーっかくて薄っぺらいドアにすぎなくて、そこにはさらに奥行きがあるということに今日初めて気がつき、驚きました。 明日からは国立能楽堂のもっと奥の部分に入っていくので、そこから何が見えるか、楽しみです!以下、次号。。。
2007,08,08, Wed 23:56
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