今日は大きな地震がありましたね。ちょうど今日の朝は住居学科の友達に「今日、テレビでル・コルビュジェがやるよー」なんてメールをしていたところでした。私の住んでいる所でもかなり揺れましたし、なにより彼女の実家はあちらにあって(大丈夫だったそうですが)、とても不安になりました。上手な言葉が見つかりませんが、ただ、一刻も早く被害に遭われた方々が安らかな夜を迎えられますように、と思います。
7月14日土曜日の朝日新聞(be on Saturday Entertainment)で『和泉式部日記』が特集されていました。和泉式部の恋模様が描かれている作品です。新古今和歌集の演習授業で和泉式部の歌が本歌になっている歌を取り扱ってから、和泉式部にとても興味があるんです。 当然「やったーーー ![]() ![]() が、なんだかこの特集が薄いような気がする… ![]() 不満たらたらでしたが、よく考えてみると、それだけちゃんと勉強しているということなんですよね、きっと。多分!(笑)夏期休暇中の新古今集の課題を私は「中世における和泉式部」としたので、さらに和泉式部を極めようと思います。中世の人々にとって和泉式部という歌人がどのような人物だったか、どのような評価をしていたのか、調べられたらいいなと思います。 ちなみに和泉式部の歌が本歌となっているのは、新古今和歌集の「幾夜われ波にしをれて貴船川袖に玉散る物思ふらむ」(恋歌二・1141 藤原良経)です。和泉式部の歌は是非自分で調べてみてください。どちらもとても魅力的な歌ですよ。
2007,07,16, Mon 23:45
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