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最近は芝居の話ばかりだったので、久々に博物館の話を。

 昨日の博物館実習の授業のあと、先生に「光ファイバーを使った照明はどうでしょう?」と質問しました。というのも、先週のこの授業で先生が、「ガラスケース展示では照明を当てすぎるとケース内の温度が上昇し、展示資料に良くない」と仰っていたからです。
 質問したとたん、先生のテンションが急上昇(笑)ちょっとびっくりしたのですが、先生がその後、光ファイバーの良い点をたくさん説明してくださって勉強になりました。
光ファイバーといえば、ケーブルや、もっと身近なところではクリスマスツリーに使われていますよね。でも、案外、博物館のライトにも使用されているんですよ。下のものは、私の稚拙な絵で申し訳ないのですが、光ファイバーを使用した照明の図です。
光ファイバーの良いところは、やはり光源と光ファイバーの間にフィルタを入れれば、有害な明かりや熱をほぼカットできることでしょうか。あと、光ファーバーはくねくね動かせますから、狙い通りに照明を当てられるということもありますね。
 悪いところは、高いことでしょうか。ひとケースに使用するにも、7桁いくらしいですよ・・・。ツリーにも使われてるじゃないか。なのに何だ、その価格は・・・。
 だから使いたくても使えない館が多いそうです。上手くいかないものですねえ。このブログをご覧の理系の方、今より安価な光ファイバーの開発をお願いします(笑)
 皆さんも、博物館に行くときは、照明にも注目してくださいね。光ファイバーを使っていたら、「この展示資料はそれだけ大切なんだな」とか、「この博物館はお金を持ってるな」とか。後者はどうかと思いますが(笑)




2007,07,03, Tue 23:46
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