本日能を見てまいりました。
能を本格的に見たのは大学生になってから。高校に在学しているときから、能に興味はあったものの中々機会が無く、実はまだ人生において3回しか舞台は経験した事がありません。 能って凄く引き込まれるものがあるんですよね。たぶんつまらないと思う人も、もちろんいると思うのですが、私は毎回舞台を楽しみにしているのです。 能はそもそもある程度の知識がないと楽しむことが出来ないと思うんです。というのも舞台における装飾や装置が最低限のものしかないからです。(すでにご存知の方も多数いることとは思いますが…。) 西洋のオペラなどは舞台上に何かかしらの設定がなされているもの。しかし能は観客が演技を見て情景を思い浮かべる事によって完成する芸術です。 だから、知識が無い状態で見ても全くついていけないというわけなのです。私も今回の鑑賞にあたりある程度話のあらすじ等を頭に入れていたため、十二分に能の世界を堪能する事が出来ました。 それにしても、能の観客には若い人が少ない! もっと若い層に日本の伝統芸能に興味を持ってもらいたいものです。 もっとも中々機会が与えられない限り見に行きたくても行けないというのが現状なのでしょうか…。
2007,04,13, Fri 23:44
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