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実は私もむとう氏と同じ緑会合唱団の一員です(^^)
演奏会プレゼント、いつも真っ先に&大量に用意するのですが、今回に限ってまだなんにも手をつけておりません。申し訳ないことにしっかり渡せない気がします。
なぜかって?
日文4年間の集大成、卒論提出が迫っているからです!!

このブログでも何回か話題にしたことがある卒論。(大抵は「卒論がんばります。。」でしたが・苦笑)
これぞ大学生!という響きはすれど、実際なにやるの?どう書くの?といったところではないでしょうか。

日文の卒論は、文学に関することなら基本的に何を書いても構いません。
私が所属している近世ゼミでも、定番の歌舞伎・浮世絵から紀行文に俳画、遊女・化粧・トイレに至るまでそれはもう様々。
「文学」ってとにかく広いですからね。図書館論や中国文学、様々な作品における「色」をテーマにしている友達もいます。

みなさんの中では卒論=4年生が書くもの、というイメージの方がほとんどかと思いますが、規定の24000字以上(原稿用紙60枚~)を熱く語れるようなテーマはそう簡単には浮かびません。
具体的にどんな感じに決めていくかと言いますと、

1年生…概論(入門編)&講義&古典演習
2年生…特論(発展編)&講義&噂の演習
3年生…分野ごとの予備ゼミ(4年生と合同で、卒論の準備をする場所)
      所属・テーマ仮決定
4年生…ゼミ所属・テーマ決定・卒論執筆

という流れになります。

もちろん、これはあくまで例なので「私は1年の時からこれを書きたかったの!」という強者もいれば「いろいろ迷ってて、4年の夏あたりにやっと決めたよ」なんて人もいます。

私は「近世考証随筆『広益俗説弁』における説話の受容―坂田公時・頼光四天王説話を中心に―」という名前だけやたら立派なテーマで書いているのですが、説話、面白いな。と思い始めたのは2年生の演習でした。それから時代を絞り、作品を絞り、扱う話を絞り、方向性を絞り…今に至ります。

昔から分野を問わず国語大好きだったので、テーマ決まるかなぁ…と思っていたのですが、説話の演習に出会った瞬間、これだ☆という予感はありましたね(笑)
もちろん説話に限らず、色々な授業からヒントをもらっています。みなさんも日文に入れば、きっと書きたいものに出会えますよ(^^)

卒論も普段の演習やレポート同様、「先行研究」と呼ばれるいろいろな論文や資料を読みながら進めていきます。
いろいろ読んでいくうちに自分の考えが一気に変わったり、思ってもみなかったようなモノに出くわしてみたり、なかなか面白いものです。

原稿用紙60枚?そんなに書けるわけないじゃん!普通のレポート4000字でも大変だよ~とみんな最初は言うものの、書き始めてみると意外に大丈夫。むしろ果てしない森(海でも可・笑)をどう抜けるか…というのがポイントになってきます。普通のレポートと違ってきちんと製本して出さなくてはいけないのも特徴ですね。自分の原稿が、ちゃんと本になるんですよ!
まぁこの辺は、入学してからのお楽しみということにしておきましょう。

締切は今月20日正午(1分でも遅れたら問答無用でアウト!)です。
でもぐんじ的締切は、15日。
しっかり提出して、緑会の卒論とも言うべき記念定期演奏会、楽しみたいです♪

2006,12,08, Fri 22:25
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