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今、私の友達が、精神的にそうとうやつれています。
まるで何かに追われているかのような雰囲気で、
生気がない感じです。
それはちょっと言いすぎだとしても
「演習が・・・」
「もう無理だ・・・」
「まじで怖い・・・」
「緊張してまた真っ白になりそう」
を繰り返しています。
そして吸い込まれるように図書館にいりびたっています。

大学には、「演習」なるものがあります。
本女では、一年生は古典演習が必修。
ここで、ぐにゅぐにゅの「変体仮名」が読めるようになります。
そして、二年になって私は今、演習を二つとっています。
二つとも、雰囲気もやり方もけっこう違います。

冒頭の彼女が血迷っている演習は、私もとっているのですが、とにかく空気がすごいです。
教授一人で、なんであんなにもぴりぴりしてて張り詰めた空間が作り出せるのだろう。
大学生なんて、小中高生よりはるかに好き勝手やってると思うのに、
どうしてあんなに簡単に場を支配できるのだろう。
なのにどうして好きなんだろう。
いつも不思議に思います。
ちなみに彼女は前期最後の授業で突然授業の感想をこの教授にふられ、
思いがけないことに頭が真っ白になり、答えられなくなってしまったことから、未だにとてつもない恐怖感を抱いているようです。
好きだけど怖い。
怖いけど好き。
厳しくてツッコミ鋭くて怖いと最初から分かっていても、演習を取ってしまう。
魅せられて痛めつけられてそれでも選ぶなんて自虐とも成長意欲ともとれるような。
・・・と他人事に言ってるけど、私も発表近くなったら同じように死を垣間見るのだろうか。
緊張緊張緊張。

ちなみに、もう一つの演習は人数が少ないこともあって、アットホームな雰囲気です。
最初にうまくまとめられていなくても、発表しながら一緒に考えていけるような感じ。
でも逆に補足の補足の補足とかまで作ることになり、終わりが見えない感じでもある・・・。

私は、どっちの演習も好きです。
冒頭の彼女もどっちも好きだと言ってました。
でも彼女は今死にそうになっています。
きっと今もレジュメ作成にとりつかれていることでしょう。
頑張れ友達(>_<)


2006,10,08, Sun 22:15
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