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私は断然かき氷は「カルピス原液」主義なんですが皆様いかがでしょう。
都市伝説か何か知らないのですが、時にタイトルのような噂を耳にします。
でもさ、レモンとメロンは絶対別の味だよね?!
そう信じたいよね?!
っていうか色だけ違うなんて誰か嘘だと言って!
駄目文系の私にはキャパを越えた問題のようです。誰か検証求ム。


ところで話は変わりますが、
読者の皆様は「自分のことが好きですか?」

私はこの質問に、「はい」と即答する自信…、ありません。
オシャレが好きで身の回りに気を遣う方だけど、
それはコンプレックスの裏返しでもあります。
すっぴんではとても外に出られないし、装うことは鎧にもなっています。
それでも、頑張る自分は好きだし、人間は努力次第で自分を好きになっていけるものだと思います。
好き、と嫌いのシーソーにガタガタ揺れてしまうのが人間かも知れませんが、最終的には「好き」に傾ける人間でいたいな、なんて思います。

私の卒論の対象である三島由紀夫と太宰治は、自己表現の世界において実に綺麗な対極を示しています。

「三島由紀夫ってあんま読んだことないなぁ」

って高校生の方、それはフツーだと思います。
三島って教科書にあまり載らないし、文体が華美で聡明だから、つい「難しい」と感じて敬遠してしまう方もいらっしゃるでしょう。そういう方には三島の小説ではなく、エッセイをお薦めします。
全集の後半の方に沢山載ってますが、これがなかなか面白いのですよ。
タイトルが「僕はオブジェになりたい」とか。
恥ずかしくてそんなことフツー書けないわ!!笑

自作自演映画や肉体美の写真集など一見ナルちゃん全開な彼ですが、
やはりその一生はコンプレックスとの闘いだったと思うし、
一方「生れて、すいません」の太宰は太宰で、最後の自殺未遂まで助かろうともがいた跡がはっきり残っていたというし、人間って本当に面白い。


どう表現するかは自由だし、自分をどう扱うかは自由だけど
最後は自分の手で破綻してしまうような人生にはしたくないものです。
自分を好きになって、それをまっすぐ表現すること
それってすごく難しいのかも知れませんね。

素直な人間になりたいな、と思う21歳の夏。
七夕の笹の中に隠された、知らない誰かの書いた「自分を好きになりたい」という文字を眺めながら
なんだかしんみりしちゃったり。

2006,07,05, Wed 23:47
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