![]() 日本文学科に入学すると、もれなくこんな文字が読めるようになります(笑) 他の学科と比べて必修授業が少ない日文ですが、1年次には「古典演習」という必修が。前にあむさんも書いてますね。 一つの作品からそれぞれ分担された部分のふにゃふにゃみみず文字を解読していくのがメインイベントではあるのですが、ここで立派な日文の一員になるべく(笑)文献の検索方法やら図書館・辞典のおいしい使い方、発表のやり方などなどを学ぶわけです。私が前回冒頭で語った「広辞苑じゃダメなんだ…!」も、古典演習でのひとコマ。 ちなみにこれ、私の記念すべき初担当部分です。さっき本棚から引っ張りだしました(^^ゞ『好色五人女』の八百屋お七が愛しの吉三郎殿の寝所へ忍び込むドキドキ場面(笑)「女の出来こころ」なんて文字も登場します。アツいです。 恋しさのあまり放火まで犯してしまうお七。そんな運命の人・吉三郎とは火事の避難先で突然の出会いをしたわけですが、実は私も古典演習で突然出会っています。 …江戸文学に(笑) この古典演習、あまり人数が多いと大変なので抽選なんですが、当時漠然と「大学では近代文学をやろう。古典は…やっぱ源氏だな。王道☆」と思っていた私の希望は 第一・二『源氏物語』(それぞれ違う巻) 第三『好色五人女』(高校で江戸文学を取れなかったのでなんとなく。) だったのです。そして周りの友達が次々第一希望のコースに入っていく中、見事に第三希望決定(笑) うわぁ最初っから抽選落ちかよ…と思いましたよ。 でもでも。読んでいくうちにパワーあふれる江戸の世界の虜に☆とうとう卒論も近世です(^^ゞ“身分制度と厳しい掟でガチガチ”だけが江戸の真の姿じゃありませんよv 古典演習は20人程度で出席も毎回きちんと取るので、高校のクラスに近いです。大学だと週1で同じメンバーが集まる機会なんてそうそうないので仲良くなったなぁ(^^) そんなこんなで思い出いっぱいな古典演習。あなたの日文生活にも大きな足跡を残すかも…? …八百屋お七を描いたお気に入りの浮世絵があるんですがあいにく手元にありません(>_<)今度ぜひ。 では日本応援してきますv今夜こそ!
2006,06,18, Sun 22:07
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