卒業許可者掲示も、成績通知書も、卒論の受け取りも済ませて、就職先も決まって、わたしも無事、卒業できます。よかったー!というわけで、3月初め、例の如く、寮時代の仲良し3人組で、京都&金沢へ、卒業旅行に行ってきました♪♪
<1日目・京都> 目玉は、舞妓さん体験です(笑) メイクを落として、専用の白い、どろどろしたモノを、顔と首筋に塗ります。 で、着付けをして、カツラを被って完成。正直、綺麗とは言いがたい何かがあります(爆)何が大変って、この白塗りを落とすのが大変でした。何回やっても落ちない。 他にも、二条城や銀閣寺、清水寺に行きました。「寝殿造りだよ!」「鶯張りだよ!」とかいって、テンションの上がった3人でした。 <2日目・京都~金沢> 2日目は、午前中に京都でお買い物したり、古い町並みを楽しんだりして、午後、特急列車で金沢へ。 金沢の目玉は、カニ料理でした ![]() 石川県産のブランド蟹!なはずが、最終的にはカニをむく手が疲れて、3人ともかなりどうでもよくなりました。わたし、カニみそって初めて食べたんだけど、おいしいですねー。 <3日目・金沢> 3日目は金沢を満喫。 まずは兼六園。優れた6つの景観、六勝を備えているから、兼六園というそうですよ。六勝を見つけては写真を撮ってはしゃぎました。金沢城をみつつ、次は21世紀美術館へ。現代アートの美術館なんですね。とってもすてきでした♪ お昼は近江町市場で海鮮丼♪♪ お刺身14種類。美味しかった。 そのあとは、日文らしく文学館にも行きました。室生犀星と泉鏡花、どちらに行くか迷ったんだけど、地理的に泉鏡花になりました。 ![]() (ていうか、犀星って長野の人、という印象があったんですが、生まれは金沢なんですねー) さて、鏡花なんですが、彼は幼少期から草双紙(江戸期の絵入り小説)や民間伝承・昔話に親しみ、幻想的・怪奇的な作風をもったようです。尾崎紅葉の門下で、漱石の『それから』の後に小説を新聞連載するなど、漱石と同時代に活躍していたわけだ。代表作は『高野聖』『婦系図』『歌行灯』など。彼の小説は装丁が綺麗なことでも有名で、「鏡花本」と呼ばれます。鏑木清方、小村雪岱などが手がけています。例えばこんな感じ。 鏑木清方。『高野聖』連載雑誌の表紙。妖しく美しい。 ![]() 小村雪岱。紙吹雪のようにカラフルなのは蝶です。モダンでかわいい~(≧ω≦) ![]() ちなみに、彼のお墓は、日本女子大学にほど近い、雑司ヶ谷霊園にあります。浪漫的・怪奇的な作品世界や、作者の人柄に触れて、おもしろかったです。やっぱ文学館は入館料が安くて楽しいから大好き! 最後に、雨の降る中、他の2人に頼み込んで武家屋敷に行きました。 ![]() この古い町並みが、金沢が小京都といわれる所以なわけですね。ただ、金沢は武家文化なので、やっぱり京都とは違うらしいです。今も普通に人が暮らしていてびっくりでした。 というわけで、盛りだくさんの、3泊4日旅行でした。 おみやげの、金沢芸妓キティちゃん ![]() かずえちゃんに「何コレかわいい!」と好評でした。 彼女も、あやこちゃんと一緒に旅の空、なはず。詳細は2日後のあやこ氏の記事を待たれよ!
2010,03,12, Fri 20:26
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