ちょっと宣伝。
12月5日(土)に、私の所属します国語国文学会主催で、平成21年度国語国文学会秋季大会が行われます。 皆さんから漏れ聞こえる「国語国文学会とはなんぞや?」という疑問に関しましては、以前ちこさんが分かり易くお話ししてくださっていますので、ここでは割愛。 さて、秋季大会は午前の部(10:00~12:00)・午後の部(13:30~16:30)に分かれて行われます。 まず、午前の部。こちらは研究発表。本学大学院生・本学学術研究生の方々が発表を行います。 つづいて午後の部。こちらは講演会。今年度は谷中信一先生のご講演と、詩人・童話作家の工藤直子先生の「詩(うた)」がうまれるとき」というご講演が行われます。 秋季大会は一般の方でもご来場いただけます。「午前の部だけ聞きたい」「午後の部だけしか見れない」という方も全く問題ございませんので、皆様お気軽にお越しください。 日本女子大学のHPにも、「講演会・公開講座おしらせ」の欄に学会委員が気合を入れて作りましたポスターが掲示されていますので、よろしければそちらもご参照くださいませ! ○ 平成21年度国語国文学会秋季大会 日時 2009年12月5日(土) 10:00~16:30 会場 日本女子大学目白キャンパス 百年館低層棟505教室 ○ 宣伝はここまで。 この時期の学会委員は、研究ノート締切・二回目の鑑賞会の実施…と色々なことが重なってか大変忙しいです。 来場した皆さんが楽しめる、講演者の方々が気持ちよく講演できる。 そんな環境で秋季大会が行えるように、縁の下の力持ちとして学会員一同踏ん張りたいところ。 「大学の研究発表とか講演会って言うと、わかりにくいから楽しめない」「専門的で難しいんじゃないか」と思って、こういった講演への参加に二の足を踏む方もいるかもしれません。 確かに、専門的で分かりにくいだとか、内容を難しいと思うのも当然です。 私たちには素養がないですが、発表・講演なさる方々はその分野に精通なさっているのですから。 でも、分かること・知っていることを聞くために講演に行く、なんて面白くもなんともないと思うんですよね。 自分の知らないものに、それについて詳しい人の発表や講演を通して触れることができる。 そうして「わからない」「難しい」と思ったこと、そのさらに生まれた“新しい疑問”を、自分で調べてみる。学んでいく。 学生にとっての秋季大会というのは、「新しい疑問に出会うことのできるきっかけ」だと私は思っています。 発表や講演を聞いて、わからなくてもいいんです。自分の中で、「なんでこうなんだろう?」「そもそもあれはなんなんだ?」と、今までに考えたこともなかった“新しい疑問”見つけることが大事。 そう考れば、少しはそう言った講演に足を運びやすくならないでしょうか。 何はともあれあと三日、秋季大会までラストスパート! 準備を頑張ってまいります!
2009,12,02, Wed 23:16
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