NEW ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES

今日は最後の授業でした。あとは今週の木曜に試験が一つあるだけです。
やっぱり少し寂しいですね。もう授業に出ることができないのが残念というか。でも大学4年間は文学を研究するための基礎体力をしっかりとつけていただいたので、大学を離れても学問からは離れずにいられるような気がします。高校を卒業する時はそんなこと思わなかったんですけどね。大学の学問とはそういったものなのでしょう。


さて以前このブログでも話題になった源氏物語のアニメが、先週から放送開始されました。見逃してしまったのですが・・・
深夜アニメだったので、本でも読んで時間を潰そうとしたのが間違い。その時は岡潔の『春宵十話』を読んでいて(この著者は数学者)、「クリフォードの定理」やら「完全四辺形」とは何だとなり、電話し、そのまま数学の話をしていたらアニメはとうに終わっていたのでした。アニメはまた今週頑張れたら。一話を見た友人の話を聞く限りでは、あまり期待しないほうがよさそうですが・・・^^;

岡潔の『春宵十話』ですが、とても面白かったです。面白かったというか、学問にどのような心持で取り組むかを考えさせられました。この本を大学一年生の時に読んでいたら違っていただろうなという一方、卒論を書きあげた今だからこそ感じるものもあるのでしょう。お薦めしたい一冊です。短いですし、数学の式なんか出てきませんし(笑)

数学を志した経緯についてもう少し続けよう。中学の五年生のとき、冬休みの少し前から「完全四辺形の三つの対角線の中点は同一線上にある」というのを証明する問題を、家の出口のたたきのところで、消し炭を使って図を描いては考えこんでいた。これを冬休みに入っても続けていたところ、正月にとうとう鼻血を出してしまい、まるで睡眠薬中毒みたいにこのあとずっと気持が悪くなって、冬休み中はなおらなかった。しかし、こんなことがあってから、かなりよく考えるようになったと思う。
  岡潔「数学への踏み切り」(『春宵十話』毎日新聞社 昭和三十八年)

私はこういう人がとても好きなのだと思います。あとは数学がそもそも好きなので、憧れのようなものもあるのでしょう。


センター試験も終わり、大学受験もいよいよラストスパート。
私は日本女子大学を一般入試で受験しました。目白キャンパスは木が多くて綺麗で、いちばん最初の私立入試でしたがリラックスして受けることができたのを覚えています。本学が最初の受験となる方も多いでしょうが、ゆったりとしたキャンパスの雰囲気を味方につけてリラックスして受験に臨んでくださいね。

と、ここでキャンパス風景の写真を載せればいいんですが、なぜか食べ物を載せてしまうのが私の残念なところ・・・
目白キャンパスから池袋に歩いていく途中にあるカレー屋さん。カレーもナン(かなり大きい)も美味しいカレーlovelove

せめてカツカレーなら良かったな・・・ぶた 

2009,01,19, Mon 17:47
雑感 】 comments (x) trackback (x)
<NEXT  PAGETOP  BACK>
CALENDAR
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
<< 2024 May >>
LINK
PROFILE
LOGIN
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASSWORD:
POWERED BY
Script by:Blogn+(ぶろぐん+)
Skin by:vivid*face
RSS 1.0
SEARCH

QR code
QR code