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去年のいつだったか、同じサークルのある女の子が「学生のうちに一度は生で宝塚見たいんだよね」と言ったことがありました。
その一言に「それならいっそ私が4女ヅカツアーを企画するよ!!」と重度のヅカ好きの子が反応し、私もさりげなくその流れにのっかって本日初めて宝塚というものを観てまいりました。
ちなみに企画者は
「宝塚歌劇団の公式サイトにあるFirstStageってページは一通り読んできてね!」
と参加者に“宿題”まで出してくる程の親切ぶりでした。今更だけど、うちのサークルには色んな人がいるなぁ。

演目(でいいのか?)は、ズバリこれです。



月組公演
「源氏物語千年紀頌 夢の浮橋」
・「ファナティック・ショー Apassionado!!(アパショナード)」

日文的に大事だと思ったので、文字をでかくしてみた(ケータイからご覧の人は変化ないかもしれませんが)。
そうなんですよ、なんかちょうどタイミングよく『源氏物語』だったんですよ。千年紀がこんな所にまで侵食してきている…!
先日あさみさんの記事を読んで、何だかすみませんという気持ちになりました。
しかも早速記事に書いていてホントすみません。




東京宝塚劇場、入ったらこんなんでした。しゃんでりあ…



脇はちょっと正月チック。


で、観劇の感想ですが。

まず「夢の浮橋」。その名から察せられるように『源氏物語』の中でも宇治十帖をもとにした話でした。が、主役は薫でなく匂宮でした。
うーん面白かったし、セットとか衣装とか映像として見ると綺麗で圧倒されたのですが…言っちゃ何ですが『源氏物語』ではないですね。『あさきゆめみし』でもない。
「ウィキッド」を『オズの魔法使い』原作好きな人が見て
「うん、いやまあ面白いんだけどぉ……違うよね?」
と思うのに近い感じですかね。余談ですが私はジブリのハウルを観たとき、ちょうどそんな気持ちになりました。
『源氏物語』と思いさえしなければ、すごく楽しめる作品だと思います。(と書くと微妙な感じですが、ヅカ好きの子が「初めて見てもらうなら、やっぱり良い作品を見せたい」といってチョイスしてくれたものなので多分見て損はないかと)

そして後半の「アパショナード」。むしろ、こっちのほうが面白かったです(苦笑)
大きな階段とか、背中に羽くっつけてばっさばさとか。
「これぞ宝塚って感じがするね!」と、ヅカ初心者組は大興奮でした。
男役の人が、女の人なのにすごく男らしい…というか「理想の男性像」みたいなのを追求しているんだな、という感じがしました。
ある子が「少女漫画の中の男の子のイメージ」と評していたのに納得。

「ベルばらのオスカルって世の中には実在しないものと思っていたけど、ちょっと考えを改めたよ」
「うん、いたね」
「こりゃあ確かに、ハマる人はとことんハマっちゃうんだろうね」
出待ちをしている人々を横目に、そんなことを話しながら帰りました。

宝塚って不思議な場所ですね。今度行くときは、もっと前の方の席で観てみたいなぁ。
2009,01,08, Thu 23:56
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