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今日は、最近始めたアルバイトについて
お話しようと思います。

この二年間くらい、勉強に打ち込むために学業
以外のことはなるべくしないように努めてきましたが、
進路も決まり、せっかく教職で学んだ「教えることの喜び」
をこのまま腐らせてしまうのも惜しいと思い、塾で講師を
始めました。

その塾講師を始めて、一番気づいたことは・・・
今まで自分が限られた環境の限られた性別、そして同じような学力の子
しか理解できていなかった・・・
ということです。

当り前のことなのですが、子どもたちを取り巻く環境は様々で
子どものタイプにしても勉強が得意な子、不得意な子、勉強をしたい子、
勉強が嫌いな子・・・
と千差万別なのです。
私は同じような環境で同じような学力をもち、同じような方向性を
希望している子しか知らず、その子たちを「教える」ことに
教師のやりがいを見出していましたが、
一定の関心・理解力をもった子にプラスアルファを教えるのは
誰にでも出来たことだったのではないか・・・と
思うようになりました。

むしろ教師としての本当のやりがいとは、
勉強が苦手で逃げたがっている子、勉強ができない
環境の子に、「学ぶことの面白さ」を感じてもらうこと
なのではないだろうか・・・と思ったのです。

そういった意味では塾とは本当に色々な子どもがくる場所で
集団を基準とする学校教育とは異なり、一人ひとりの能力と目標に、
どこまで対応してあげられるかが勝負となってきます。
学校で教壇に立つのとは別な意味で、常に先生の力が
試されているようです。

私は今まで私立しか知らず、受験地獄も味わわず、
本当に世間を知らなかったのだと・・
当初恥ずかしい気持にもなりましたが、一方で人よりも「使える勉強」ではなく、
「わくわくする勉強」を知っている自分だからこそ、
何か与えることができるかもしれないとも
このバイトをして感じました。

そして学校教育と塾がどのような面で、子どもの教育に
影響し、どのような面で子どもを支えているのか
勉強になります。

ただ・・・・
つい「教えることの楽しさ」に夢中になってしまい、
自分の卒論が手つか・・・・
・・・・まさか・・・・・・・いやまだ・・だいじょう・・・・・・




『働きマン!!』

2008,11,18, Tue 19:39
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