こんばんは~風邪を引きました。
学校帰りの車内で激しい頭痛に襲われて、寝不足??と思っていたのですが家に帰って体温計で計ってみたら発熱してました。 今寝転がりながらこのブログを書いている次第です、はい。 みなさん本当に風邪に気をつけてください(;´Д`) 特に!受験生のみなさん!気をつけてくださいね(>Д<)/ えーっと、若干頭がぼーっとしているので誤字脱字があるやもしれませんが、とりあえず前回の宣言どおり一人きりの授業についてお話したいと思います。 私は今、日本女子大のf-campusという制度を利用して、目白キャンパスから歩いて10分くらいのところにある早稲田大学の授業を一つ取っています。 その授業は、中国語研究という授業で、中国語を、音声・漢字・文法などの成り立ちを学び、なぜ今の中国語になったのかを考えたりする授業です。 まぁ、色々な理由があって私は教授室で一対一の授業を受けているわけなんですね。 はじめは、中国語で最も大事な「音」について勉強しました。 授業方式は何分一対一なのでひたすら先生の投げかけた質問にその場で考えて答えて、そこから疑問がわけばすぐに質問して~…という風になっています。 私は中国語を個人的に習っていたのですが、会話重視だったために中国人の先生に教わっていたのです。 私たち日本人が普段日本語を話すときに、その文法までいちいち考えて話したりしませんよね。 なので、「なんでこうなるんだろう??」というところを聞くと先生も「うーん。私たちがこう使ってるから…こうなんですよ」みたいな、なんともいえない答えしか返ってこないような…実は結構曖昧にしていた部分ってあったんですね。 上手く説明できないんだけど、普通こう言うからこうなんだよ的なね。 それがですね、次々とこの授業では面白いくらいに解けていくんです。 中国語の発音の基本として、「四声」というものがあって、それは例えば「我(wo:ウォ)」という一つの音が「一定の音(一声)」「下から上にあがる音(二声)」「上がって下がって再び上がる音(三声)」「上から下へさがる音(四声)」というように四つの音を持っているものなんですが。 この中で明らかに言いにくいのが「三声」なんですね。 で、じゃあこの「三声」はなんで言いにくいのに、長い歴史の中で切り捨てられずに残ってきたのか、とか。 言葉って実に単純な面もあって、人と人のコミュニケーションのツールであるために、使いづらいもの、言いにくいものというのはどんどん消去されていっているんですね。 その中で今も残っている「三声」…不思議じゃないですか?? 簡単、使い易いものが残っていくという点で共通するのは「漢字」も同じだったり。 中国ってとても広い国だから、今もそうですけど、地方によってはまったく意味が通じない言語になっているところもあって。 秦の時代に皇帝が行った中国の統一政策で、「漢字の統一」を行ったのは、実に自然な流れであるとか。 周知のことだけど、昔は日本も漢字・言語に関しては中国の物を使っていて、つまりそれは中国の支配下にあったも同じことで、日本はアジアの中ではかなり早い段階で独自の言語を作って、異例の速さで中国から精神的独立を果したとか。 あ、独立前は、日本王国・琉球王国(沖縄)・朝鮮王国・越南王国(ベトナム)は中国の皇帝の前では、その下にある同系列の支配下の国だったとか、ビックリしました。笑 朝鮮王国と越南王国はかなり遅かったけれどそれぞれが独自の文字を作り出したことで独立に成功したけど、琉球王国だけは、結局文字を持たないままだったために今では日本の支配下(そうはいわないけれど)に移行したとか。 いやもう実に面白いんです、この授業。 最近の授業では、言語統一ということで、中国が行った漢語をメインにするということから、今のチベットの問題を学んだり。 あとは文法理解の部分で、ヨーロッパの構造理解は日本・中国には適合しないのに無理やり当てはめたから理解し難いところが残ってしまっているとか。 毎回の授業が本当に楽しみで、先生にすぐに疑問をぶつけたり、そこから自分の考えを言ってみたり、普通の授業では中々できないことができていて、本当にf-campusを利用してよかった!と思っています。 最初、生徒が私1人だけって聞いたときはどうしようかと思いましたが。笑 今ではあと何回授業を受けられるんだろう??と思ってしまうくらいです。 興味がばんばん湧いてくるので、来年もこっそり忍び込んで授業を聞いちゃおうかな。笑 とにかくですね、日本女子大にいながらもこうやって他大の授業を受けられるというこのf-campusをぜひぜひ利用してみてください。 あーなんでもっと早く利用しなかったんだろう!笑 熱でテンションがおかしくなってきているので、まとまりないですがこのあたりでおやすみなさい☆
2008,11,14, Fri 23:30
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