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「随分前のことだけどねぇ、
(競技かるたの)団体戦に本女が出てたことがあったんだよ。」
いつだったか、私はかるたをもう十何年もやっている先輩にこう言われたことがあった。
過去に本女でもかるたをやってた人たちがいて、しかも複数人いて、
しかも強かったらしいという。
私にとって、人づてに聞いたことしかなかった夢みたいな黄金期。

今日は本女の目白祭。
我らが百人一首同好会も、
百102教室(こんな場所で出来るなんて出世したなぁ)で、
お客さんたちとちらし取りをしたり、袴を着た部員による模範演武をしたり。
ちょうどそのときも、模範演舞をしていたときで、
今日はお客さんがほんとに多いなぁと感動していたところへ…

やって来たその人は、見たことがない人だったけれど、
「むとう」と「ともよ」を知っていた。 ・・・何故?
そう、なんとこのブログを読んでいてくれていたとの事実発覚!
たまたま「かるた」×「本女」で検索していたらこのブログを見つけて、
今、本女でかるたをやっている人たちがいることを知り、
なんか目白祭という学園祭があってそこに参加するらしいということも知って、
忙しいところを遠くから来てくださったのでした。
しかも・・・!

お話を聞いていくと、その人は、
本女のOGで、本女の4年間かるたをしていて、団体戦にも出たことがあって。
あ、もしかして例の黄金期の・・・?
ビンゴでした。
今の百人一首同好会の1年生が生まれた年に、本女でかるたを始めた大先輩。
まさかお会いできることがあるなんて思ってもいなかったから、
なんていうかびっくりと感動がすごくて。
こんなことあるんだぁ、夢じゃないかなぁと。

当時の本女かるたは、東大かるた会とのインカレサークルだったそうなのだけど、
本女を背負って戦う団体戦(今年の夏に私達も参加した大会!)にも出場し、
強い人もたくさんいて、遠征にもたくさん行って、
活発に活動していたそうな。
大先輩のお話を聞いているだけで、
どれくらい夢中でかるたをしていたか、
あぁ本当にかるたが好きだったんだなぁっていうのが伝わってきて、
もう私はうるうるしちゃいました。

私も本当にかるたが好きで、
かるたに夢中な大学生活を送ってきたから、
同じように大学生活を過ごしてきた大先輩の気持ちがよく分かる。
大学を卒業してからはもうかるたはしていなく、
今は子育てにてんてこまいの日々を送っているとのこと。
でも団体戦前とかはもし手伝いに行ければ…との、
勿体ないほどのありがたいお言葉をいただき、
感極まる。

いやなんていうか、ほんと百人一首同好会続けてこられて良かったよ。
ブログも書き続けて良かったよ。
こんな思わぬ展開もあるもんなんだね。
すぐにうまくいったり思い通りにならなくても、
出会う人を大切にして諦めずに一生懸命活動していれば、
いろんな人に支えられて、
輪は少しずつ広がっていくもんなんだね。

私が卒業しても(卒業できるのかがリアルな問題だが)、
この百人一首同好会は続いていけるような気がする。
ちょっと不安に思っていたところなんだけど、
大先輩の来訪を受けて、1年生たちの頑張りを見て、
心からそう思ったのでした。
来年からは支える側に回って、
ずっとずっと本女のかるたが続くように、
本女かるた100周年とかね(もう生きてないか)、
いくといいいな。


2008,10,18, Sat 23:45
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