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もう九月も後半に差し掛かろうとしているなんて
本当に時間は過ぎるのが早いですね。。

今年は六月に教育実習があり、夏には犬の大病があり通院生活、
そしてこれからは大学院試験があり、卒業論文の期限が迫り・・・と
人生の中でやるべき事が、一気に襲いかかってきたように感じます。

今回は卒業論文についてお話したいと思います。

私は近代文学専攻を入学時より希望していたので、
分野に対して迷うことはなかったのですが、
近代文学といっても広い・・とてつもなく広いのです。

それも日本文学科にいらっしゃている人は本好きが多いので、
どれもこれも研究したくて、なかなか一つに絞ることができないはず。

そして何故か二人の作家の比較文学研究などに手を出してしまう人が
現れる。。

はい。私のことですぎょーん

一人の一つのことに絞るにはあまりに魅力的な文壇の皆様・・しくしく

かくして私は横光利一と夢野久作の比較といった内容の卒論に
手を出したのですが・・・
もちろん二人を愛せば、二人分の愛情をかけなければなりません。
一人でも手を焼くのに、二人を知り尽くし、理解し、二人への自分の愛を
表現するのは並大抵のことではございません。
一人を心ゆくまで愛せずに、二人を愛そうとは笑止千万!!!
と、私に心の中の人が叱咤しています。
そこで、心の中の人に私は
「すいません。初心者ゆえに足元を見ずに空を見上げていました。
しかし、一度愛したからには二人を愛しぬこうと思います」
と告げておこうと思います。

なんのことだか(笑)

私の心の会話はさておき、膨大な文献と研究に必要な資料を
片っぱしから読んでいくのは、時間も体力も消費されますが、
ただ新しい知識が、自分の無知を教え、新しい世界に案内して
くれるといったプレゼントも惜しみなく頂けるのです。

今回の卒論で、精神医学や哲学の世界の知識が必要となり、
その世界を知ることが今非常に楽しいです。

夢野久作を知るために、作品、記事、能、精神医学、哲学、父親、
戦争、世界と日本、東京と地方・・・様々な世界が門を開けてくれます。

知ること、学ぶこと、考えること。

これって一生大切にしていかなきゃいけないものですよね。

院試の勉強をしていても、新しい知識が得られる幸せを感じます。
(余裕があっての台詞ではないので注意!

卒論題材の選び方とかをお話しようと思っていたのですが、
自分語りに(笑)
作家を選ぶときに迷ったならば、私は一年一緒に生活する相手と思って、
人間的に尊敬できる信念をもっていたり、人柄の良い人を
お勧めします(^^ゞ
恋愛ではありませんが、夏場を過ぎると、きっと作品に飽きてきたり
うんざりすることもあります。その時に、作家の人間的な温かさが伝わる
エピソードとかがあると、一緒に頑張っていこうと感じられるはず。
これから卒論題材を探す人は良かったら参考にオッケー

ん?私?
それで夢野久作と横光利一?タイプは近松秋江?
あまり尊敬できない人選ですって?
恋愛観は多種多様。
私は弱い男が好きなのです。(笑)


2008,09,21, Sun 14:59
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