最近、10月にある院試の勉強のために、中高時代に使っていた国語便覧をひたすら読んでまとめるという作業をしています。
その中で私、今まで国語便覧というものを侮っていたなぁ~…と思いました。 こんなに沢山の内容が的確な表現で凝縮され、詰め込まれていて、視覚的にも学ぶことができるように多くのカラー写真などの資料が載せられていて。 上代から近現代、漢文、その他敬語の正しい使い方、手紙の書き方などなど、とにかく内容が本当に濃い! そんな便覧が一冊800円ほどだなんて、信じられないですよね。 読んでいても全然飽きないですし、文学史の流れなどをきちんと確認することもできますし。 細かい時代背景などは他のもっと詳細に書かれた本と一緒に確認しますが、この便覧一冊でも充分知識を得ることができます。 中高時代はこんなに素晴らしい本が身近にあったのに、なんでこの面白さに気がつかなかったのだろうと思います。 そういえば国語の授業で便覧を使ったのは和歌などの歌人の確認くらいだったなぁ…。 梨壷の五人だとかテストのときだけ便覧を使って必死に覚えた気がします。笑 暇なときにもっと眺めておけば有意義な時間を過ごせたのでは…と今では思います。 みなさんもぜひ一度便覧を見直してみてはいかがでしょうか??何か新しい発見があるかもしれませんよ(・∀・)/
2008,08,18, Mon 20:11
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