ただ今わたくし教育実習真っ只中、
懐かしい母校の中学に帰っています。 地元もジモト、家から徒歩13分! だけど毎日6時半起き…。 大学生という自由な身分をいいことに、 11時過ぎに起きるのがふつー☆な生活を送っていたため、 早起きがひじょーにつらいです。 食事も、朝昼兼で食べるのが当たり前だったから、 この一週間三食普通にもりもり食べて、なんだかすごく健康的な感じ。 教育実習生として母校に帰って一週間、 私は主に中1の生徒たちと一緒に毎日を過ごしています。 今、彼らは運動会を目の前にしていて、 この一大イベントのために朝練やら全体練習やらに取り組んでいます。 その中で、もう既に人間ドラマがちらほら。 女子の中で、騎馬を組むグループをどうするかでもめていて、 「あぁ私も中学んとき合唱コンや運動会でいろいろもめたりしたなぁ」 と、自分の中学時代を思い出しました。 授業ももちろん大事だけど、 行事って生徒たちが成長する大きな要素だなって改めて思います。 今となっては真剣にぶつかり合ったりする事も少なくなって、 すっかり忘れていたよ、この感覚。 「先生として、自分はどう生徒と接すればいいか」 百通りの個性がある生徒たちと接していて、 いろんな場面でよく考えさせられます。 大学では自分のために勉強したりバイトしたりかるたしたりして、 やるもやらないも全部自分に返ってくるだけだったけど、 今、教育実習と言えど私は一人の先生としてここにいて、 自分の言動ひとつひとつが生徒たちに影響を与えているのが分かります。 なんていうか、責任の重さ。 生徒は本当にいろんな場面で教師のことをよく見ていて、 だから、本当に気が抜けない。 「私は今、先生なんだ」と自分を律して、 でもその上で真剣に、子供たちと向き合っていくことが、 こんなに大変なことだとは思わなかった。 かるたとは違った意味での精神力が必要だこりゃ。 今までずっと自分自身を律してこなかったから、 なんだかんだで甘やかしてばっかりだったから、 教育実習をしてみて初めて思わされます、 いかに大学生活を、自分のことだけ考えてふにゃふにゃ生きてたかって。 でも、つらいだけかと言うとそんなことはなくて、 精神力を使う分、すごく充実感も感じます。 子供たちと毎日接していて、あっという間に時間が過ぎて、 やっぱ教師っていいなと改めて思います。 こんなに濃い時間ってなかなか味わえないよ。 一週間を終えて、中1の生徒たちがほんとにかわいくてしょうがないです。 私は今までずっと「子どもだーいすき♪」って手放しに思えないほうで、 例えば近くに子どもの集団がいても積極的にしゃべりかけにいくようなキャラではなくて、 そういうのって教師に向いてないんじゃないかって自問自答してた時期があったんですよ。 でも、実際教師の方達を見ていると、ほんとにいろんな個性の先生がいる。 生徒へのアプローチの仕方は先生によって様々。 厳しい先生なのに生徒に好かれてたり、そんなんよくある。 教育実習生だって百人いれば百通り、 自分のスタイルでいいんだって思えてきました。 どんな先生でも、子供たちのことを思って、真剣に向き合っていると、 そういうのって子供たちに伝わる。 ちゃんと分かるんだなーって感じます。 普段はかるたのことしか考えてないような私でも、 彼らと過ごして彼らと向き合って、 「あぁもうほんとにかわいいやつらだなあ」 っておのずと思える感じを初めて味わっています。 ちなみに、実習授業の教材は、向田邦子の『字のない葉書』。 自分が中学校のときに習った教材なので、思い入れも充分。 中学のときのノートも残っていて、すごく役立ってます。 中学の頃から憧れだった「中学校国語教師」。 今実際に教壇に立って中学生相手に授業をしてみて、 その現実の大変さと、予想以上の楽しさを同時に感じます。 教育実習は残りあと2週間、 とにかく1日1日を大切に過ごしたいです! それにしても。教育実習一週目を終えて、 土日の休みはほんと貴重だなーって思います。 体力と気力をちゃんと充電しなきゃ、 子供たちのあの溢れるパワーと向き合っていられないっす。 というわけで、明日日曜日はかるたの練習に行ってきます(笑) 教育実習中は休もうかと思っていたんだけど、耐えられん。 私にとって、かるたしたり、居心地のいい人と話すことが最大の栄養補給です。 リフレッシュして、また月曜から頑張りたいと思います!
2008,05,24, Sat 22:59
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