ゴールデンウィークも始まって、私の友達は海外に行ってしまいましたが、
もちろん私にはそんな自由も余裕もありません。(笑) 四月に入って、【やるべきこと】に追われ、今まで自分がどんなに怠けていたか今更気づいた感じです。 昨日は、教育実習の国語科事前指導のために、本学の附属中学に行って参りました。 いやぁ~先生方お変わりにならない!それどころか綺麗になっていらっしゃる 私が教わってからかなりの月日が経っているはずなのに・・・ そこで知らされた私の担当は・・・・・ なんと中学三年生の授業で森鷗外『高瀬舟』!!!!! それも一限~六限のハードスケジュールが二日も!! なんとも恐ろしい予告をされ、ケンシローではありませんが、「お前はすでに死んでいる」状態になって帰って 参りました(笑) 私、正直言いますと『高瀬舟』は非常に苦手な話であり、森鷗外は嫌いに近いんです。 だって、医学も文学も才能があって、地位も名声も手に入れつつ、良き父親であり、遺言に「ただの石見人で死にたい」とか・・・ そんな、人間できてちゃいかん!!強がっちゃいかん!どこか愚かで不器用なのが人間のはず!! と、不器用で愚かな人間の代表である私は思うんです。(笑) でも、私が作品も作者も嫌いでは、前途洋洋な中学三年生の「森鷗外観」に影響する可能性があるので、 これからは彼を隅々まで調べ、知り尽くして、その上で近代日本文学の偉大な文豪の魅力を 最大限伝えられるようにしたいと思います。 相手を知りたいと思うことは、恋の始まりだと聞くので、たぶん私も森鷗外に恋しようとしているのでしょう 卒論の発表に、全部の指導案、ワークシート、教育実習が始まる前に配布していただく課題や資料作成・・・ それらすべての期日が五月九日という現実に負けないように、頑張らねば! 就職活動で苦労しながらも、未来を確実に自分の手で切り開いている友達の姿を見ると、私も負けてはいられません。
2008,04,29, Tue 08:38
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