お味噌汁と納豆で命をつなぐハタチ、ちこです。
さみしくなんかないさ~♪そうそう、本当にね、慣れれば別段さみしくない一人暮らしですよ。 さて、私は日本語教員養成課程を履修しています。 今年が実習で、今日の9・10限がまさしく!実習のコマ。5月29日の予備実習に向け、今は教案作成中です そして今日が私の初☆教案発表でした(笑)なんとかうまくいってホッと胸をなでおろしています。 これが日本語の教科書と、私の教案です。 日本語教員とは、国内外で外国人に日本語を教える職業です。 国内では、日本の大学などに進学を目指す学生や、仕事で日本に来ている外国人の方に対して、日本語学校やボランティアとして働きます。大学院に進めば、海外の大学教員としての道もひらけます。 私たちが中学、高校と習ってきた文法とは少し趣きが違っていて、文法用語も独特のものです。 私は今回、動詞のフォームの一つ、「た形」を担当することになりました。まずは小手調べ、20分の授業案です。目標は「~したことがあります」の文型を使って、過去の経験を表現できるようになることです。学習者も自分の体験を楽しく話してくれる授業になると期待しています。 授業は、既習の言葉、表現だけを使って行います。自然な導入をしたいけれども、「~したことがありますか?」とは言えない。これが結構くせもので、ずいぶん悩みました。うーん、どうしよう…。 ピカーン!ひらめいた!! 私は歌舞伎の絵を使うことにしました。 以下、授業イメージです。 ;「みなさんこんにちは。わたしはちこです。これから授業を始めます。」 ――ここで歌舞伎の写真を出す。―― 「これは歌舞伎です。李さんは、歌舞伎を見ましたか?」 ;「はい、見ました。」 ;「では、李さんは歌舞伎を見たことがありますね。」 と、いいながら、黒板に 見ます → 見た ことがあります というカードを貼り付けます。 「見ます」の形はもう習っている部分。過去に「見た」経験をしている→「見たことがある」という表現を引き出します。 はじめは少々強引でも、いろいろな写真を使って何度もやっていくうち、学習者のなかに自然と、今回勉強する「~したことがあります」の文型が浮かんできます。これで導入は何とかクリア。 そこからはきちんと板書して、正しい文型を確かめていきます。 反復練習や代入練習を経て、最後は学習者同士、互いに質問し合って交流を深められたらいいな、と思います。 そうそう、他にも、マンガ本を持ってきて、「読んだことがありますか?」もやってみるつもりです。 海外の人の日本のイメージって、車や電気機器、マンガ、アニメが多いんですって。 「ブシドー!!!」とか「ニンジャ」ではないんですね。去年台湾に実習に行かれた先輩たちは、台湾の学生のおみやげに日本のCDやマンガを持って行ってとても喜ばれたそうです。 日本を外側から見てみると、なんだか違う国みたい。 外国の人と一緒に、私ももっと日本のことを勉強したいと思っています
2008,04,16, Wed 18:09
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