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日本女子大学には、食物学科というものがある。

何を学んでいるか詳しくは知らないが、普段からよく食べ物の話をしている人たちである。

今日はそんな食物学科の友達3人と、英文学科の友達と私で、一緒に夕飯を食べに行った。

食物学科の友達と会うと、いつも話が食へとつながっていく。

一人暮らしの近況から食の話、ダイエットから食の話、就活から食の話、テストから食の話・・・、全てが食の話へ到達する。

とにかく食べることが楽しくて仕方がないらしい。

ご飯を食べているときが一番幸せで、夜寝るときには、明日着る服と一緒に、明日何を食べるかまで考えるらしい。



「私、食べることにあんまり興味がないんだよね…。次動くためのエネルギーを補給する作業としか感じてない。だから一人で料理作って食べる楽しさがわからないんだよね…。」



私が以前から抱えている悩みをポロッと口走ると、顔に「食」と書いてある3人の目が「カッ!」と光るのが分かった。

「そうそう!!(>_<)こういう人がねー、食べるの楽しいなー!って思えるようになるような仕事に就きたいんだよー!!(>_<)」

夢を語られる、そうそう、こういう人。→(゜‐゜;)

「野菜食べないと大腸がんになるよ!!!!」

本気で脅される、死因は大腸がんに決まりな女、あむ。→(゜∀゜;)

「あー、やっぱり…。世の中にはこういう人もいるんだよねぇ。だから日本人の食生活が・・・。」

真顔で分析される、日本の食生活を危うくしている女、あむ。→(TДT;)

そこからダメ人間のための食生活改善会議が始まり、「お味噌汁から始めよう」という結論に至った。野菜は、冷凍のものか、ミックスベジタブルを買って、味噌汁の中にぶち込めばいいとのことである。味噌はちょっと高めのものを買うといいらしい。

母親にも以前こんなアドバイスをされた気がする。


そんな私が挙句の果てに言われたことは、

「あむちゃん工作は好きなのになんで?!!(><)」

である。

・・・・・料理は工作と一緒らしい。

だとしたら、私が料理を嫌う理由は、せっかく作ったものが一瞬でなくなってしまうからだ。

私が趣味として音楽よりも写真を好む理由と同じである。

写真は形になって残るが、音楽は、ある音を発した瞬間に、それはもう過去のものとなってしまうから。音楽は過去の集積であると、私の父は言う。



そのとき私の中である結論が出た。

「おなかなんて空かなければいいのに。」

ちょっと悲しい気持ちになった。

お味噌汁から始めてみよう。

2008,01,22, Tue 23:22
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