できましたぁ〜\(^O^)/
いゃぁよかったよかった☆他の大学の友達に話を聞くと卒論がない学科もあるようですが、私は書けてよかったです!楽しかったです♪ 私は源氏の求愛を拒み通した朝顔という人物に焦点をあてて、なぜ拒んだのかという疑問の答えを探っていきました!! 自分なりの考察は次のとおりです☆ 駄文ですが、卒業論文のあとがきを公開してみます★笑 朝顔の姫君に出会い、私は愛の本当の意味を知ることができた。 六条御息所の愛は、源氏に対して自分が一番に愛されることを求めていった。その結果、生霊・死霊という姿になり、源氏が愛する他の女性を苦しめたのだろう。このように、相手に愛情を求めるたり、常に自分が相手の一番であろうとしたりすることは、本当の愛ではないのではないか。これは愛ではなく、恋と呼ぶのがふさわしいように思う。 本当の愛とは、朝顔がそうであったように相手の気持ちを一番に考え、相手に求めるのではなく与えるものなのだろう。 また、朝顔の想いを探ることにより恋愛のはかなさを改めて感じた。どんなに想い合っていても、どんなに近くにいてもお互いの気持ちがずっと続いていくとは限らない。そのことをわかっていたからこそ、朝顔は源氏を拒み続けたと私は論じてきたが、相手のことを愛しているにもかかわらず、受け入れないということはそう簡単にできるものではないだろう。自分に置き換えてみても、つらい失恋を経験して恋愛がはかないことを強く感じたとしても、それでもまた、人を愛してこの愛は永遠だと信じて付き合っていく。朝顔のように愛しながらも受け入れないという決断は私にはできない。朝顔は自分にはない、意志の強さ、りりしさを持っている。自分にないものを持っているからこそ、私は『源氏物語』に登場する多くの女性の中で、朝顔にひかれていったのだと思う。 最後に、「幸ひ人」ということばを一度も使われなかった朝顔であるが、彼女の人生は幸せではなかったのだろうか。 朝顔は愛してる源氏を受け入れず、誰とも結ばれることなく生涯独身であった。だからといって、幸せではなかったとは言えないだろう。幸せの形は人それぞれであり、人に決められるものではなく自分で決めるものである。今まで述べてきたように、朝顔と源氏は結婚、情交という形で結ばれなかったけれども、心が結ばれている関係だった。しかも、その関係は終始変わることなく描かれている。愛する男性と心が結ばれたこと、それが変わることなく続いていたこと、これこそが朝顔にとっての幸せであったのだと思う。 『源氏物語』で出会った朝顔という人物を、朝顔と源氏の間にあった愛を私は多くの人に伝えたい。 この卒業論文を書くにあたり高野先生に丁寧な指導をしていただきました♪ 本当に感謝しています! いい論文を書けてよかったです☆ 後輩の皆さん、前にも書いたけど24000字という文字数は関係ないですよ〜(^O^) 自分で問題を見つけて自分で答えを出す、卒業論文。楽しんで挑んでくださいね! あとは卒業を待つのみだぁ☆ 卒業旅行はタイとイタリア&フランスに飛び立ちます!!イエーイ(^^)v
2007,12,15, Sat 17:50
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