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どうもこんにちは!こちら、もう秋の気配漂う長野です♪
今回は新しい話題を。
私は短歌が好きで、月に一度、歌会に行っています。
日本女子大には、創作の授業がいくつかありまして、一年の前期に受けた短歌の授業がきっかけで、短歌に興味が湧いたのです。そして今年の春からもう一度始めました。
同年代の人たちと一緒に活動しているのですが、ちゃんと締切&ノルマ(?)があります。月10首以上、できたら30首。プラス、歌会用の2首です。私にとっては、生活の一部、勉強、とでもいいましょうか、すごく重要な位置を占めています。

歌を作るとき、大切にしているのは、歌に詠むものを決めるときと、言葉を選ぶときです。
詠むものを決める時の感覚は、海の底で砂に潜って魚を待っている生き物みたいな感じです(笑)心を開いて、感性をアンテナにして、ふっとそのアンテナに引っかかったものをパクっと食べちゃう。「その瞬間」が来るのを、常に待っていないといけません。

題材が決まっても、パクっと食べた時にどんな味がしたのか、よく味わって考えないことには歌になりません。それが言葉を選ぶ、という次の行程です。おいしい料理を食べたとき、この味は何の味だろう、と判断するには、じっくり味わってみるものですよね。みりんなのか、お酒なのか、お醤油はどのくらいで、砂糖は?塩は?そんな風に、感じたものを基にして、材料を明らかにしていく。この材料が言葉といっていいのではないでしょうか?

私はこの「味わう」ところが好きです。はっと心が動く瞬間、その心が何なのか、よくわかりません。「とりあえず何かわかんないけど、でっかい魚飲み込んだぞ?!」みたいに思うわけです。そこから、これはなんだろう?と考え始めます。ちらっと見えたうろこのきらめきや、力強い尾ひれの動きなんかを、意識の中で反芻します。考えて考えて、その感覚をうまく言い当てる言葉を探します。

「このきもちはなんだろう?」
谷川俊太郎ではありません。が、一瞬心をよぎった「なにか」の正体をもっとうまく、しっかりとつかまえられるよう、これからも一生懸命やっていきたいです!


…なんか、エラそうなこと書いちゃったかしら…すいません~…




2007,08,28, Tue 23:23
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