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へ、ヘルプミ~~。

来週卒論ゼミの発表なんですよ。
実は先週私が体調を崩してダウンしてしまい、ササキ氏に交代してもらったのです。
その為一週間延期したのはよかったものの、いざ取りかかるとこれがまた大変で……泣

卒論タイトルはストレートにいくことにしました。
「三島由紀夫にとって、太宰治とは何者だったのか」にします。(仮)ですが。
なんか急激にライトな香りが漂ってきましたが、
この方が自分的には面白いものが書けそうなので頑張ります。

三島の太宰嫌いは大変有名ですが、
初対面の先輩作家に対して
「あなたが嫌いです」
とか言える三島って本当に面白い。
エッセイとかでも
「田舎臭くて嫌い」「顔が嫌い」
とかどうでもいこと書きまくっちゃうところも好きです。
とにかく探すと三島が太宰に触れている文っていっぱい出てきて
これがまたかなり面白いんですよ。

私は三島のこの感情は、両者の持ち合わせる自意識の交錯によって
生まれてくるものなのではないかとにらんでいるので、
卒論ではそのような事を具体的作品や著述と照らし合わせて
評論チックに読み解いていこうかな~なんて考えています。

ちょっと卒業論文というには微妙な路線ですが、
こういう事も取り組ませてくれるゼミの教授が私は大好きです笑

私は文豪たちの大げんかや、歌人同士のにらみあいなど、
人間くさいやりとりが大好きです。
なんか美しい表現とか見ていると文筆家ってつい「かっこいい」とか「えらい人」って思っちゃうけど
みんなフツーに人間で、「マジあいつクソだよ。」とか「死ねばいいのに…」とか思ったり
書いちゃったりしている所がなんか好きだったりします。
しかも無駄に巧みな表現や技巧で飾りつつも言いたいこと悪口かよ!
みたいな時とかたまりません。

やっぱ対象を尊敬しすぎちゃうと見えない部分があるし、
卒論では彼らの人間らしさにガンガンつっこんでいきたいと思います。
人間に対する知的好奇心が無限に満たせるのが当学科の魅力のひとつですな。
先日憧れの教授は「宮沢賢治はシスコンだしね」と仰っていて実にナイスでした。
こんな認識アリなんですよ!

「文学って堅苦しいんじゃ…」

なんてアナタこそ、是非うちの学科の講義を受けてイメージ変えちゃって下さいませ笑
みんなイイ意味で裏切って下さいます。

2006,05,21, Sun 11:32
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