我が家では、この時期になると
「おひな様はハワイに旅行に行きました」 という展開になります。 なので数年お目にかかってません。 もっとイベントっぽく盛り上がりたいところなんですがねぇ涙 さて、今日は就職活動のお話をさせていただこうかと思ってます。 「文系って、就職どうなんでしょう?」 単刀直入に言わせて頂くと、ぶっちゃけ不利だと思います。 それはでも、理系に比べれば、という意味で。 「えっでも今更理系になんてなれない!」 それ、私もよくわかります! 何せ私は数学の偏差値がここに公表できないくらいパーだったから。 でも、だからと言って日本文学科に入ったわけでもないのですよ、 文学は単純に好きだったからなんですけど。 「でも不利かぁ…」 ってちょっと待ってください!落胆するのは早すぎるぜベイビー! 文系にだってできる事はあります。決して理系には負けない部分があるのです。 それは、エントリーシートです。 「えんとりーしーと?」という方も、そうでない方もいると思いますが、 エントリーシートは企業に出す応募書類です。企業によって問題が違うので一概にこういうもの、とは言えないのですが。 学生時代何に力を注いだか、それから何を学んだか、趣味は何か、得意技は何か、など多様な質問事項を埋めなくてはいけません。中にはA4の用紙一枚真っ白で「ここにあなたらしさが伝わる様に自由に描いて下さい」みたいなのもあったりします。 皆様のご両親の時代にもまだなかったと思うのですが、最近の就活はこんな具合なのですね。 これは案外ナメてはいけません。 人気の大企業などは書類の段階で選考を1/4に切る事なんかザラにあります。 エントリーシートは基本的には経験と文章がものを言います。 経験がいくら見事でも(海外留学経験有り、TOEIC900点代など)自らの起こした結果だけ書くのでは 人の心を揺さぶる書類にはならないのですね。 逆もしかりなわけだけど、たった小さな経験でも、そこに加える実感がしっかりに刻み込まれた文章は 読む側の心もくすぐります。 文系はここが勝負所です。まず、応募書類の段階で勝とう! 今私が日々戦っている最中なのであまり偉そうな事は言えませんが、 大切なのは結果じゃない、実感なのです。 ほら、理科の実験レポート書くときに結果だけ書いて考察のないレポートは点数悪かったでしょ? 多くの感受性を持って文学を志す若い皆様なら、きっとたくさんの事を感じ、吸収して生きていると思います。 大学生活では、今まで挑戦できなかった領域に果敢に挑み、そこから得た実感を言葉に変える能力を沢山の講義や演習で身につけて下さい。 真剣にひとつひとつの事に取り組んでいれば、それはそう難しい事ではないはずです。 まあ、後アドバイスできる事としたら、 「大学入ったら数学しなくていいんだ~♪」 なんて狂喜乱舞しているアナタ。 実は、就職でまた蘇ってきます。 これにビビッた私みたいなアナタは、三年生になって鼻水垂らしながら勉強するのは あまりに情けなく時間の無駄なので、 出来たら二年生くらいからぼちぼち始めるといいと思います… 嗚呼…(遠い目)
2006,03,03, Fri 09:31
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