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つらく厳しいテスト期間が終わり、ついに夏休み!
ということで行ってきました。一泊二日で本州最北端。

同じブログ部であり学会委員でもあるたまきちゃん含め、総勢5人での青森旅行です。

もともとねぶた祭りのハネトに参加すること目的とした旅行だったのですが、合間を縫って太宰治記念館「斜陽館」を訪問するなど、文学的な興味も満たされた充実した旅行となりました。


一日目は朝早く集合。新幹線に乗り、北へ北へと進みます。
予想はしていたのですが、北は寒い!
初日は雨が降ったせいもあってか半袖ではいてもいられず、念のために持ってきていた上着が大活躍でした。

何度も何度も乗り換えをして、ようやく目的地の青森へ。
目当てはもちろん、ねぶた祭り!

この「関羽」をモチーフにしたねぶたの前で、ハネトの衣装に着替えて舞ってまいりました!
ハネトというのはねぶた祭りにおける舞い手で、囃子方の「ラッセーラー」の掛け声とともに跳ね舞うのですが、これがまた非常に体力を使うんです。
一般参加者は祭りに参列し一時間ほど舞うことができたのですが、その半分もいかない内に5人全員が汗まみれに。
それでも何とか舞いきって、列を出た頃には全員水分を求めてへろへろ。(笑)
でも、とても楽しかったです。やはり祭りは参加してこそですね。

弘前のホテルに一晩泊り、二日目は斜陽館に行くべくさらに電車を乗り継ぎます。
こちら、五所川原より乗車しました津軽鉄道の「走れメロス号」。

ちなみに今回のトップの写真は、金木駅から撮りました津軽鉄道の線路です。
この津軽鉄道にはバスガイドさんならぬ電車ガイドさんがいらっしゃって、景色の見所や電車の特性など実に色々なことを説明してくださるので、まさに旅電車! と言った感じ。
車中も実に味わいのあるのんびりとした空気で、普段乗っている電車とはまた違った雰囲気に少し驚きながらも、窓の外の緑いっぱいの景色を眺めつつ過ごしました。
名残惜しく思いつつも、金木にて下車。そしていざ斜陽館へ!


斜陽館は太宰の実家をそのまま利用しているようなのですが、これが想像以上の大豪邸! 和洋折衷で縦にも横にも大きい、実にセンスの良いお家でした。
階段や扉の細かな部分に繊細な装飾が施され、そういった小さな装飾を見つけるたびに「可愛い!」と全員感動もしきり。
中には太宰愛用の外套レプリカを着て写真を撮れるコーナーもありまして、みんなでワクワクしながら羽織って記念撮影。意外に分厚く、着ていると少し暑いくらいでした。

最寄りのお土産屋もまさに「太宰づくし」と言いますか、ずらりと並ぶ文庫本・Tシャツ群・関連菓子にアイテム…まさに壮観。
お土産を物色していたらいい時間になってしまったので、隣にあった食事処で昼食をいただくことに。
食事メニューには「貝焼き味噌」や「リンゴの入ったカレー」など海が近い青森らしいメニューが豊富でしたが、その中でも一際目を引くものがありました。
その名もなんと「太宰らーめん」! 早速注文。

太宰の好きだったという「ね曲がりだけ」をメインに、大量のわかめと万能ねぎ、チャーシューが入ってました。
だしが違うのか、普段食べているラーメンよりも甘い感じのスープがすごく美味しかったです。ただ、量がやたら多かった…。(笑)


以上、旅の雑感なぞ記してみました。

この旅で何より素晴らしかったのは、その土地に住む人々の優しさ・温かさにじかに触れることができたことです。
その土地に住む人々との会話を通して、よりその土地のことがわかったり、さらに今見ているものが楽しめたり…そういった幾つもの「心の交流」を楽しめた旅でした。


夏休みという長いようで短い時間、どう過ごすかは自分次第。
その一環として、積極的に知らない場所へ出かけ、自分の体験したことのないものに触れてみるのもいいのではないでしょうか。
2009,08,09, Sun 18:09
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